↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/5

頭の中の世界

 誰しもが、自分の空想の世界を持っていると思います。もちろん持っていない人もいるでしょう。私は持っている人々の一員です。そして、誰よりも広い世界を持っていると思っています。

 メインの部屋と、前のエピソードで話したイマジナリーフレンドの部屋、キッチン、お風呂場や洗面所。色々揃っております。でも、水道代も光熱費も何もかかりません。なんたって、想像の世界ですから。自分の部屋もあります。現実では叶えることのできない部屋になっていて、あまり行かないと勝手に変わっています。頭の中ですから、好みも自然と変わるのです。

 メインの部屋には、プロジェクターがでかでかと下げられています。イメージするならば、某ディズニー映画でしょうか。でも、そこに映されるのは大抵ゲーム画面です。一緒に色々なゲームをしています。

 人の頭の中は一度も覗いたことが無いので、何もわかりませんが、多分私より広い人はやっぱりいると思います。

 私にとって頭の中の世界は、一つの居場所です。そこで暮らすことと現実世界を行き来し始めて、約十年以上でしょうか。話は進んだり戻ったりしますが、イマジナリーフレンドという存在は、幼児期で大抵消えるものです。その時期が終われば、現実を見るようになって進んでいきます。けれど、そもそも私が最初に作り上げたのは児童期です。ネットにある情報よりも高い精神年齢時に、私は逃げ道を作り上げたのです。

 頭の中の世界も、その時に出来上がりました。皆の為に作る部屋を考えるときは、とても楽しかった記憶があります。今は勝手に出来上がるので、部屋の前の札を変えるだけですが。

 バーもあります。お酒を飲む存在もいるからです。でも私自身にお酒の知識がないので、放置しています。色んなお酒が並んでいるので、多分満足はしていると思います。

 一番お気に入りの場所は、見晴らしのいい展望台です。メインの部屋や皆が住む部屋とは一風変わった場所にありますが、みんな疲れるとそこに集まります。お菓子を持ち寄ったり、談笑をしたり。全員が入るにはちょっと狭い気もしますが、皆楽しそうです。

 その中には、もちろん自分もいます。自分が作り上げた場所で、自分が作り上げた存在達が楽しそうに過ごしてくれている。これ以上の幸福は、まぁ、きっとあるでしょう。でも、今は今が一番幸せです。

 皆さんも頭の中の世界で過ごしてみませんか。作り上げるわけではありません。寝る前に、ふわっと、考えてみるだけでも面白いかもしれませんね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。