第八話 歴史
星で評価してもらえると嬉しい限りです!アクエリのゼロカロリーの青色のやつ美味しいって思っていいるんですけど、共感できますかね。
現在のアレン様の状況を、【ジーク・ヴァルト】がまとめさせていただきました。
作者【不安定な瞳】さんから、アレン様の現状をまとめて、読者様に報告してほしいと頼まれましたので報告させていただきます。
アレン様が使用できる技の種類についてですね⋯⋯
〈終憑〉
・自分の周囲に展開し、反応できる範囲の「物の存在を終わらせる」防御技。
〈終命〉
・対象の「命」を終わらせる(即死効果)。発動時に対象の生命活動を強制的に止める。
〈終移〉
・指定した場所へ瞬間移動する(テレポート系)。逃走や追撃、戦闘中の大移動に利用。
まとめられた資料を見ながら思う。
相変わらず、アレン様は規格外でございますね。
アレン様の使う剣術は【王国近衛剣術】でございます。
私が知っている剣術の名前と特徴を説明させていただきましょう。
【王国近衛剣術】
・名前の通り、王国の近衛騎士団が使用する剣術で攻めるよりも【守る事】に適しております。
・受け流す技が多いですね。
【聖導式勇者剣術】
・聖導皇国の騎士団が使用している剣術、先代勇者もこの流派で【攻める事】に適しておりますが特徴があり【魔】の者に対して強い特徴があります。
後は我流の剣術が多くあります⋯⋯が特質して有名なものはございませんね。
読者の皆様には疑問点が多いと思われますので簡単に歴史を話しましょう。
あれは私の若かりしき頃ですが⋯⋯⋯
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「伝令!!伝令です!!」
一人の兵士が天幕にドサドサと入っていく。
「騎士団長の前で無礼だぞ!!」
【副騎士団長ヴァルフ】が伝令兵に対して怒りをあらわにするが、それを止める者が一人。
「待て、伝令を聞こう。」
【王国近衛騎士団長ジーク・ヴァルト】王国最強の騎士。
息も絶え絶えに若い伝令兵が言う。
「皇国の騎士団と共に【勇者ノア・エルディアス】が前線に出撃しました!!!」
天幕の中に居る騎士たちに緊張が走る。ただ一人の男を除いて。
「俺が出る。」
「それは駄目です!団長!私が変わりに!」
ヴァルフがジークの出撃に反対するが⋯⋯
「このままでは騎士たちを無駄死にさせるだけだ。俺一人で行く。」
ジークが自身の愛剣を手に取り天幕を出ると付いてくる男達。
「団長、お供させていただきます。」
ヴァルフに続いて騎士たちが言う。
「団長、俺達も連れて行ってもらわないと。」
「ジーク・ヴァルトだけのワンマンチームなんて言わせねぇぞ!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あの後の戦場は今思えば地獄のような戦いでした。
皇国との戦力差は実に一万、さらに勇者の出撃⋯⋯血で血を洗う戦いでした。
「団長!これ以上は耐えられません!!」
王国の国境線での戦闘は3日間続いているが以前優勢なのは皇国。
「信仰心とは恐ろしいものだ⋯⋯」
「えぇ、信じる心だけであんな戦い方をするなんて。」
崖から戦場を眺めると片腕で戦い続ける皇国の騎士。
味方が倒れるたびに治癒魔法を使いつづける皇国の魔法使い。
戦場の一部が爆発し砂煙が上がり、その中央にいる男と目が合う。
「手柄を譲っている場合では無いようだ。兵を下げさせよ。」
「団長それでは!!」
話を無視し崖から飛び降りていく団長。
(団長⋯⋯勝ってくださいよ)
残されたヴァルフは兵に撤退の命令をし、魔法による遠距離攻撃で敵兵を削るように指示した後、自身も戦場へと身を投げた。
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「王国の【ジーク・ヴァルト】だ!倒して名を挙げろ!!!」
皇国の騎士たちが雄叫びを上げていると、既に物言わぬ肉塊になっていた。
「わ、我らには勇者様のご加護がある!怯まず突撃!」
騎士たちは味方の亡骸を気にせずに突撃してくる。
「勇気と蛮勇は違う。」
俺の横薙ぎによって切断されていく敵兵達。
もう一人が切り捨てられそうになった最中、俺の剣を止める男が一人。
「これ以上の犠牲は止めてもらおうか?御仁」
目にも止まらぬ早さで砂埃さえ置いてけぼりにし、俺の剣を止める男。
「勇者!!!!」
勇者を見た瞬間に俺の脳に愉悦がほとばしる。
強さを追い求めていた。
俺の目指した【最終終着点】
「血に飢えた御仁だ⋯⋯お相手しよう。」
勇者が持つ剣は俺とは違い白銀の大剣、それを片手で扱う膂力。
「王国近衛騎士団長 ジーク・ヴァルト」
俺の中の理性が名乗りを挙げる。
「勇者 ノア・エルディアス」
周囲での剣がぶつかり合う音が聞こえなくなるほど目の前の勇者に集中してしまう。
「迅速に終わらせる。」
砂埃を置き去りにしが前に迫る勇者、目で追えなかった!
ガキーン
「アブねぇ!」「これを反応するなんて、凄いですね。」
涼しそうな顔しやがって化物が。
キィーーーーン
(一気に受け流して畳み掛ける!)
王国は王を守るための剣、受け流すのなど余裕だ。
勇者の姿勢が崩れ隙が生まれ剣を叩き込むが⋯⋯
「【絶対反撃】」
ガキン!
「ぬぅ!?!?」
紙一重で勇者の剣を避ける。
「固有魔法を使うことになるなんてジークさん、とても強いですね。」
今の体制から剣を弾くだけではなく、反撃までするとは!!
コレが⋯⋯コレが最強!【勇者の固有魔法】か。
「もっと⋯⋯出し惜しみせず見せろ!」
無我夢中に剣を振りつづけるが、その全てが弾かれていく。
「貴方に敬意を示すためにも見せましょう。」
バックステップをし大剣を構え直す。
「【無刃乱舞】」
勇者が動いた素振りはないが、嫌な予感がし何もない空間へ剣を振り抜くが⋯⋯
ガキンッ ガキンッ
遅れて聞こえてくるのは風を切る何かの音。
俺の鎧に傷がついていく。
「剣戟を飛ばしているのか⋯⋯面白い!」
次々と傷つく俺の鎧と体で気づく、次々と不可視の斬撃が迫っていることに。
「気に入ってもらえてよかったです。」
斬撃を無視し踏み込み斬りかかり、体中が切りつけられるが、それを無視する。
口が切れ錆びた鉄の味がする。
「これ以上、遊んでいたら部下たちに申し訳ない。」
「私もそう思っていました。」
勇者の光を帯びた大剣の横薙ぎを躱し俺の横薙ぎが勇者の胸を抉る。
勇者の顔が歪むのを見ようとするが⋯⋯その表情は相変わらず涼しそうな顔をしていた。
「お見事ですね。ただ油断は大敵です。」
「【聖光斬】」
「グッ!!?」
勇者の左腕から繰り出される魔法で強化された手刀が俺の腹を抉り貫通し意識が途切れる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【第一次皇王国大戦】での私の戦いです。
その後勇者は騎士たちを引き下がらせたそうです。
私にとどめを刺すことなく皇国に帰って行ったそうです。
今でも時々私の古傷から血が流れますが、これは名誉だと思っています。
アレン様は私を超えられる⋯⋯【勇者 ノア】を超えられる人間だと私は知っています。
現在のアレン様の状況を、【ジーク・ヴァルト】がまとめさせていただきました。
作者【不安定な瞳】さんから、アレン様の現状をまとめて、読者様に報告してほしいと頼まれましたので報告させていただきます。
アレン様が使用できる技の種類についてですね⋯⋯
〈終憑〉
・自分の周囲に展開し、反応できる範囲の「物の存在を終わらせる」防御技。
〈終命〉
・対象の「命」を終わらせる(即死効果)。発動時に対象の生命活動を強制的に止める。
〈終移〉
・指定した場所へ瞬間移動する(テレポート系)。逃走や追撃、戦闘中の大移動に利用。
まとめられた資料を見ながら思う。
相変わらず、アレン様は規格外でございますね。
アレン様の使う剣術は【王国近衛剣術】でございます。
私が知っている剣術の名前と特徴を説明させていただきましょう。
【王国近衛剣術】
・名前の通り、王国の近衛騎士団が使用する剣術で攻めるよりも【守る事】に適しております。
・受け流す技が多いですね。
【聖導式勇者剣術】
・聖導皇国の騎士団が使用している剣術、先代勇者もこの流派で【攻める事】に適しておりますが特徴があり【魔】の者に対して強い特徴があります。
後は我流の剣術が多くあります⋯⋯が特質して有名なものはございませんね。
読者の皆様には疑問点が多いと思われますので簡単に歴史を話しましょう。
あれは私の若かりしき頃ですが⋯⋯⋯
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「伝令!!伝令です!!」
一人の兵士が天幕にドサドサと入っていく。
「騎士団長の前で無礼だぞ!!」
【副騎士団長ヴァルフ】が伝令兵に対して怒りをあらわにするが、それを止める者が一人。
「待て、伝令を聞こう。」
【王国近衛騎士団長ジーク・ヴァルト】王国最強の騎士。
息も絶え絶えに若い伝令兵が言う。
「皇国の騎士団と共に【勇者ノア・エルディアス】が前線に出撃しました!!!」
天幕の中に居る騎士たちに緊張が走る。ただ一人の男を除いて。
「俺が出る。」
「それは駄目です!団長!私が変わりに!」
ヴァルフがジークの出撃に反対するが⋯⋯
「このままでは騎士たちを無駄死にさせるだけだ。俺一人で行く。」
ジークが自身の愛剣を手に取り天幕を出ると付いてくる男達。
「団長、お供させていただきます。」
ヴァルフに続いて騎士たちが言う。
「団長、俺達も連れて行ってもらわないと。」
「ジーク・ヴァルトだけのワンマンチームなんて言わせねぇぞ!!」
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あの後の戦場は今思えば地獄のような戦いでした。
皇国との戦力差は実に一万、さらに勇者の出撃⋯⋯血で血を洗う戦いでした。
「団長!これ以上は耐えられません!!」
王国の国境線での戦闘は3日間続いているが以前優勢なのは皇国。
「信仰心とは恐ろしいものだ⋯⋯」
「えぇ、信じる心だけであんな戦い方をするなんて。」
崖から戦場を眺めると片腕で戦い続ける皇国の騎士。
味方が倒れるたびに治癒魔法を使いつづける皇国の魔法使い。
戦場の一部が爆発し砂煙が上がり、その中央にいる男と目が合う。
「手柄を譲っている場合では無いようだ。兵を下げさせよ。」
「団長それでは!!」
話を無視し崖から飛び降りていく団長。
(団長⋯⋯勝ってくださいよ)
残されたヴァルフは兵に撤退の命令をし、魔法による遠距離攻撃で敵兵を削るように指示した後、自身も戦場へと身を投げた。
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「王国の【ジーク・ヴァルト】だ!倒して名を挙げろ!!!」
皇国の騎士たちが雄叫びを上げていると、既に物言わぬ肉塊になっていた。
「わ、我らには勇者様のご加護がある!怯まず突撃!」
騎士たちは味方の亡骸を気にせずに突撃してくる。
「勇気と蛮勇は違う。」
俺の横薙ぎによって切断されていく敵兵達。
もう一人が切り捨てられそうになった最中、俺の剣を止める男が一人。
「これ以上の犠牲は止めてもらおうか?御仁」
目にも止まらぬ早さで砂埃さえ置いてけぼりにし、俺の剣を止める男。
「勇者!!!!」
勇者を見た瞬間に俺の脳に愉悦がほとばしる。
強さを追い求めていた。
俺の目指した【最終終着点】
「血に飢えた御仁だ⋯⋯お相手しよう。」
勇者が持つ剣は俺とは違い白銀の大剣、それを片手で扱う膂力。
「王国近衛騎士団長 ジーク・ヴァルト」
俺の中の理性が名乗りを挙げる。
「勇者 ノア・エルディアス」
周囲での剣がぶつかり合う音が聞こえなくなるほど目の前の勇者に集中してしまう。
「迅速に終わらせる。」
砂埃を置き去りにしが前に迫る勇者、目で追えなかった!
ガキーン
「アブねぇ!」「これを反応するなんて、凄いですね。」
涼しそうな顔しやがって化物が。
キィーーーーン
(一気に受け流して畳み掛ける!)
王国は王を守るための剣、受け流すのなど余裕だ。
勇者の姿勢が崩れ隙が生まれ剣を叩き込むが⋯⋯
「【絶対反撃】」
ガキン!
「ぬぅ!?!?」
紙一重で勇者の剣を避ける。
「固有魔法を使うことになるなんてジークさん、とても強いですね。」
今の体制から剣を弾くだけではなく、反撃までするとは!!
コレが⋯⋯コレが最強!【勇者の固有魔法】か。
「もっと⋯⋯出し惜しみせず見せろ!」
無我夢中に剣を振りつづけるが、その全てが弾かれていく。
「貴方に敬意を示すためにも見せましょう。」
バックステップをし大剣を構え直す。
「【無刃乱舞】」
勇者が動いた素振りはないが、嫌な予感がし何もない空間へ剣を振り抜くが⋯⋯
ガキンッ ガキンッ
遅れて聞こえてくるのは風を切る何かの音。
俺の鎧に傷がついていく。
「剣戟を飛ばしているのか⋯⋯面白い!」
次々と傷つく俺の鎧と体で気づく、次々と不可視の斬撃が迫っていることに。
「気に入ってもらえてよかったです。」
斬撃を無視し踏み込み斬りかかり、体中が切りつけられるが、それを無視する。
口が切れ錆びた鉄の味がする。
「これ以上、遊んでいたら部下たちに申し訳ない。」
「私もそう思っていました。」
勇者の光を帯びた大剣の横薙ぎを躱し俺の横薙ぎが勇者の胸を抉る。
勇者の顔が歪むのを見ようとするが⋯⋯その表情は相変わらず涼しそうな顔をしていた。
「お見事ですね。ただ油断は大敵です。」
「【聖光斬】」
「グッ!!?」
勇者の左腕から繰り出される魔法で強化された手刀が俺の腹を抉り貫通し意識が途切れる。
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【第一次皇王国大戦】での私の戦いです。
その後勇者は騎士たちを引き下がらせたそうです。
私にとどめを刺すことなく皇国に帰って行ったそうです。
今でも時々私の古傷から血が流れますが、これは名誉だと思っています。
アレン様は私を超えられる⋯⋯【勇者 ノア】を超えられる人間だと私は知っています。
勇者は私を倒したのにも関わらず軍を下げさせた事を軍国会議に掛けられ……皇国市民の反発を無視し翌年に処刑されました。
ジークの過去結構カッコよくない?
良いと思っていただけたら応援お願いします。
次は学園でーす。少し投稿が遅くなると思います。学力Aが………




