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【学園連載中】悪役貴族に転生したけど、死亡フラグだらけの人生を終焉の力で全力回避します  作者: 不安定な瞳
第一章

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現騎士団長 ユリウス

シルバーウィークはたくさん上げたい。

 私は【セレスティア・ガルディニア】この国の王女です。


 あの後学校が終わり、帰路につくアレンの後をつけている最中です。


 決してストーカーなんかではありません!!身辺調査です!


「馬車も呼ばないで何をしているの?」


 店先の看板に身を隠しながら、遠巻きに見えるアレンを眺める。


(あのアレンが……アレンが自分の足で帰路につく?変です。)


 何かを探している様子で、店の看板を一つづつ見るアレン。


(ここらへんには、有名なお店はありませんよ?)


 アレンは【落ちこぼれ】と言われる前から荒れていましたがその時は町中のお店を回ったりするようなことはしていなかった。


(あ!)


 アレンが一つの店を見つけると入っていくので足早に駆け出しアレンが入っていったお店が何かを見る。


【キリル魔法道具工房】


 こじんまり………正直に言うとボロボロな店構え。


(アレンが、こんな店に入店する?!)


 私の知っているアレンなら……


「なんだ?この汚らしい店は……撤去させろ。」


 ぐらいは言うはずよ……多分、私の経験とアレンとのデートを妄想していた範囲では……


 店に入ろうとドアノブに手をかけようとしたが、手を止める。


(今入ったら、付いてきていたのがバレてしまう恐れが!)


 様子を見たい気持ちをグッと抑え踵を返す……


(そろそろ、時間がないですわ……この後もお茶会が入っていますし。)


 アレンの秘密を探ることが出来なかったことを、心残りに自身の家、王城へと踵を返していった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「セレスティア様を早くお探しするのだ!!!」


 王城の門の前で騎士達に命令を下す男。


「【ユリウス・エルクレイン】様!!セレスティア様が街中で目撃されたそうです。」


 若くして現王国騎士団長【ユリウス・エルクレイン】


 元王国騎士団長【ジーク・ヴァルト】の次に団長になった男。


 王国最強……の名には関することは出来なかったが、最年少で騎士団長まで上り詰めた男。


「聞き込み調査を実施してください……もしも見つからなかった場合は【ブラック・ローズ】にも立ち入り検査をします。」


 【ブラック・ローズ】の名前を聞き、明らかに動揺する歴戦の騎士たち。


「【ブラック・ローズ】に国王の許可証無しに検査は不可能……報復されます!」


 一人の若い騎士に言われ、顔を顰めるユリウス。


「許可無しの検査は許されている!報復よりもセレスティア様の安否を急ぎます!」


 騎士団の中で嫌な空気が流れる……ユリウスは実力は十分だが、若すぎる。


「騎士団長殿、この若者の言うことは、もっともです。」


 騎士団の中でも年齢の高い男がヒゲを擦りながら言う。


「許可は必要ありませんが、許可がないと奴らは納得しません。もし王国国民に報復の牙が向けられでもしたら……考えるだけでも恐ろしい。」


 大げさに、体を震わせて見せる。


「エドワルドさん!今は……」


 ユリウスがエドワルドを黙らせようとすると、遮るように遠くからセレスティア捜索に出ていた騎士たちが戻ってくる。


「ユリウス、騎士たちを全員持ち場に戻らせてください。心配は不要です。」


 澄ました表情でユリウスに淡々と言うセレスティア。


「セレスティア様、街へ行く際は一言お声がけください!護衛も付けずに王女が出歩くものではございません!」


 ユリウスの顔には先程の焦りは見えず、安堵と少しの疲労が見られる。


「今回はお忍びでした。次からは出来る限り善処します。」


 ユリウスの顔を見て、セレスティアが少し申し訳なさそうに下を向く。


「今回は何もなくてよかったです……アレン殿関係ですか?」


 セレスティアが何も言わずに外へ行くのは、今回だけの話ではない。


 昔から惹かれていた人……アレンの事について街の人に聞いていたのだ。


「まぁ、そうです。」


「さぁ、戻りましょう。セレスティア様。」


 ユリウスが騎士たちに目配せをし、セレスティアを護衛する形で王城内へ入っていく。


 一部の騎士を置いて……


「あの若造が……【ブラック・ローズ】の逆鱗に触れようとしおって。」


 エドワルドが言い、それに賛同するのは古株の騎士たちだ……ジークが引退間近の時に騎士団入り、入団した者たち。


「エドワルド様の言うとおりだ!【ブラック・ローズ】を怒らせて一体どれだけの被害が出たことか……」


 王国最大の裏組織【ブラック・ローズ】……以前は逮捕令が出ていたが多くの血が流れたが、以前力が増すばかりの【ブラック・ローズ】を見て。


 国王が逮捕令を取り下げた組織……それ以外にも、【ブラック・ローズ】の力が弱まると、他の小規模な組織や盗賊たちによる犯罪が大幅に増えた。


 アレンが掲げる……【悪を滅ぼす悪】ではなく、【悪を統制する悪】が存在する。


 ユリウスがセレスティアに思い出したかのように言う。


「最近、暴漢を働こうとした盗賊を殺害した黒服にカラスの仮面を付けた男……【終】というものがいるそうです。」


「新しい組織?我が王国の脅威になりえますか?」


 ユリウスが少し悩む素振りを見せた後に名案を思いついたように笑顔で言う。


「王国の脅威は我々が必ず倒します。」











 







応援!!反応!!!コメント!!頂けると嬉しいです……作者今日両親が喧嘩をしてしまい。


父が家を出てしまい……少しげんなりしています……無駄話でしたね!!!


明日は多く出せるように今夜頑張ります!!!

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