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私の日常が平和すぎるのは、周囲の男たち(全員ヤンデレ)が水面下で不可侵条約を結んでいるかららしい  作者: ヒデコ


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第21話:紬の知らない大勝利

週末の穏やかな休息を挟み、新しく迎えた月曜日の朝。


十一月も下旬に入った東京都心は、凛とした澄んだ冬の空気に包まれていた。雲ひとつない青空を背景に、赤坂のオフィスビルのガラスウォールが、朝の清冽な陽光を浴びて白銀色に輝いている。


イチョウの落葉を踏みしめるサクサクという軽快な音とともに、槇原紬(まきはら つむぎ)は、真新しいライトグレーのウールチェスターコートのポケットに両手を入れ、温かな息を白く吐き出しながら歩いていた。


「……うん、やっぱり朝の空気は気持ちがいいな」


先週の金曜日、社内速報の画面で目にした『神崎翔吾プロデューサーの懲戒解雇』の報せには、文字通り腰を抜かすほど驚かされた。あんなに傲慢で、自らの権力を笠に着て紬に理不尽な要求を突きつけていた業界の花形が、たった一晩でその地位を追われることになったのだ。


悪事が暴かれ、被害者が救われたことは素直に喜ばしい。けれど、あれほどの大物が失脚したとなれば、自分が担当している大型連動企画『冬の都市を彩る、エシカル&ラグジュアリー・ライフ』の進行はどうなってしまうのだろうか。クライアントへの根回しやスケジュールの立て直しで、週明けの編集部は大混乱に陥っているのではないか――。


そんな不安を胸の片隅に抱えながら、紬はエレベーターを降りて『Lumiere』編集部のフロアへと足を踏み入れた。


だが、自動ドアを抜けた瞬間に紬を出迎えたのは、殺伐とした空気などでは決してなかった。


「おはよう、紬ちゃん! 今週もよろしくね」

「おはようございます、槇原さん。先週の修正企画書、すごく評判いいですよ」


フロアを行き交う同僚たちの表情は、信じられないほど明るく、穏やかだった。デスクの島々からは淹れたてのコーヒーの芳しい香りが漂い、トラブルの影など微塵も感じさせない。


「あれ……? 思ったより全然バタバタしてない……?」


紬が首をかしげながら自席へ向かうと、定位置のデスクにはすでに先輩デスクの関茉莉花(せき まりか)が腰掛けていた。手には湯気の立つマグカップ、首元にはお気に入りの舞台俳優のアクリルスタンドが元気に揺れている。


「おはよう、紬。週末はゆっくり休めた?」


「茉莉花先輩、おはようございます! はい、おかげさまで安納芋プリンを食べてぐっすり眠れました! ……あの、先輩。社内、すごく落ち着いてますね? 東都エージェンシーの神崎さんの件で、大騒ぎになってるかと思ったんですけど……」


「ああ、そのことね」


茉莉花はコーヒーを一口すすり、意味深に口角を片方だけ吊り上げた。


「まあ、詳しくは今から始まる朝礼で編集長から説明があるわよ。あんた、腰抜かさないようにしっかり椅子に座って聞きなさいね」


「えっ……? な、何があるんですか……?」


紬がデスクに荷物を置いた、ちょうど午前九時整。


「――はい、皆さん、おはようございます! 朝礼を始めますので、手を止めて集まってください!」


編集長のよく通る明るい声が、フロア全体に響き渡った。


社員たちが中央のミーティングスペースへと集まってくる。紬も茉莉花の隣に並び、手帳を胸元に抱えて耳を澄ませた。


編集長は手元のタブレット端末を軽く掲げ、満面の笑みを浮かべた。


「まず、皆さんに大変重要なお知らせがあります。先週から進行しております、冬の大型連動タイアップ企画についてです。広告代理店の東都エージェンシー様側で、急な体制変更がございました」


フロアの社員たちが、ざわりと息を呑む。紬も思わず手帳を握りしめた。


「これまで先方の統括プロデューサーを務めていらした神崎翔吾氏ですが……」


編集長は咳払いをひとつ挟み、どこか芝居がかった厳粛な面持ちで続けた。


「東都エージェンシー様の海外事業戦略における特命人事により、本日付で急遽、【南米チリ支社・新規資源開発プロモーション統括】へと、緊急出向・異動されることとなりました」


「………………は?」


紬の口から、あんぐりと間抜けな声が零れ落ちた。


南米。チリ。資源開発。


金曜日の速報で見た「懲戒解雇」という不穏な四文字はどこへやら、公式に発表されたのは、あまりにもスケールの大きすぎる「地球の裏側への異動」だった。


「神崎氏の急な転出に伴いまして」と、編集長は何事もなかったかのように朗らかに続けた。


「本プロジェクトの後任には、東都エージェンシーのシニアディレクターであり、数々のエシカル・ブランドの立ち上げを成功させてこられた実力派――西園寺(さいおんじ)プロデューサーが着任されることになりました。本日午後、西園寺様がご挨拶に見えられます。槇原さん、企画の主導権は完全にうちが握る形になりますので、自信を持って進めてください!」


「は、はいっ! ありがとう……ございます……?」


拍手が沸き起こるフロアの中で、紬だけが頭の上に無数のクエスチョンマークを浮かべたまま、硬直していた。


◇


朝礼が終わり、社員たちがそれぞれの席へと散っていく中、紬は手帳を抱えたまま、放心状態でデスクの椅子へと崩れ落ちた。


「……南米……チリ……?」


紬はスマートフォンを取り出し、世界地図のアプリを開いた。


日本から太平洋を遥か一万七千キロメートル越えた先、南米大陸の細長い国。首都サンティアゴ、アンデス山脈、そしてアタカマ砂漠。


「ええっ……!? あんなに先週までバリバリと赤坂のオフィスを闊歩してらしたのに、急に南米だなんて……! パタゴニアの氷河とか、アンデス山脈のふもとですよね!? 時差だけでも十二時間以上あるじゃないですか!」


紬は両手を頬に当て、心底から感嘆したように目を丸くした。


「やっぱり、一流の大手広告代理店のトッププロデューサーともなると、世界中を飛び回って地球規模でビジネスをしてるんですね……! 急な海外赴任なんて、きっと語学も堪能で、どんな過酷な環境でも成果を出せるタフなビジネスマンだからこそ抜擢されたんだろうなあ……。私、ちょっと強引な人だななんて思っちゃってましたけど、世界を股にかけるエリートのプレッシャーって、本当に想像を絶する大変さなんだわ……!」


キラキラと純真無垢な憧れの光を宿した瞳で、一人熱弁を振るう紬。


その真横で。


キャスター付きのオフィスチェアを静かに滑らせてきた関茉莉花が、マグカップを片手に、これ以上ないほど冷え切った、死んだ魚のようなジト目で紬の横顔をじっと見つめていた。


「…………」


「あ、茉莉花先輩! 聞いてました!? 神崎さん、南米支社の統括なんですって! やっぱり世界で戦うビジネスマンって凄まじいですね!」


屈託のない笑顔で同意を求めてくる後輩に対し、茉莉花は深く、深く、肺の中のすべての酸素を吐き出すような特大の溜息を落とした。


「……紬。あんた、本当に言ってるの?」


「え? 何がですか?」


「あんた……本当に、心の底から何一つ気づいてないわけ?」


「何一つって……? あ、もしかして、南米のお土産に美味しいマテ茶とか買ってきてくださるかなってことですか!?」


「違うわボケェェェェェェッ!!」


茉莉花は額を押さえ、天を仰いだ。あまりの純粋さに、こめかみの血管がピキピキと悲鳴を上げている。


「いい、紬。よーく私の目を見て、落ち着いて現実的な大人のロジックを聞きなさい」


茉莉花は椅子を紬の正面へ向け、人差し指を立てた。


「先週の金曜日、何があった? 神崎はうちの編集部に乗り込んできて、あんたを恫喝して、壁ドンしてセクハラまがいの脅迫をしたわよね?」


「はい……茉莉花先輩がかっこよく追い払ってくださいました!」


「そう。そしてその日の夜、神崎の過去の横領と女性問題の証拠がなぜか完璧に揃って、東都エージェンシーの役員会に匿名の告発が届いた。……ここまでは覚えてる?」


「はい! 社内ニュースの速報で見ました!」


「で、週が明けた月曜日の朝一番。その男が突然、地球の裏側の『チリ支社』へ飛ばされた。……これをね、世間一般のビジネス用語では何て呼ぶか知ってる?」


茉莉花は顔を近づけ、低い声で言った。


「【永久左遷(島流し)】っていうのよ」


「ええっ!? 左遷なんですか!?」


「当たり前でしょ!!」


茉莉花は両手でジェスチャーを交えながらまくし立てた。


「普通、懲戒解雇相当のやらかしをした奴をそのままクビにしたら、横領された金の回収が難しくなるし、会社の看板にも泥がつくのよ! だから大手企業は、表向きは『海外拠点の立ち上げ』っていう体裁のいい肩書きをつけて、二度と日本の業界に戻ってこられない地の果てへ放逐して、現地で一生タコ部屋労働させて給料から賠償金を天引きするの! 栄転なわけないでしょ、文字通りの『社会追放』よ!!」


「そ、そうだったんですか……!?」


紬はショックを受けたように口元を手で覆った。


「そんな……神崎さん、地球の裏側で一人ぼっちで反省しながらお仕事されるんですね……。なんだか、ちょっとだけ胸が痛みます……」


「痛まなくていいのよ!! あんたを脅迫して泣かせようとした悪党なんだから、アンデス山脈のてっぺんで一生アルパカの毛でも刈ってればいいの!!」


茉莉花は呆れ果ててアイスコーヒーを一気に飲み干すと、まじまじと紬の顔を見つめ直した。


悪意を悪意として認識せず、怒鳴られれば「自分の努力不足」と思い、相手が自滅すれば「世界の自浄作用と神様の加護」と信じ込む。


この無敵のポジティブシールド。


そして――彼女の半径数メートル以内に近づいた害虫が、寸分の狂いもなく二十四時間以内に社会的・物理的に完全消滅していくという、この異常すぎる現実。


「……はぁ。もういいわ、紬」


茉莉花は力なく笑い、紬の頭をポンポンと軽く叩いた。


「あんたのその無敵の強運と無自覚な結界……もはや国宝指定した方がいいと思うわ。文化庁に申請書出してあげたいくらいよ」


「もう、茉莉花先輩ったら大げさだなあ! 国宝なんて、私ただの一般人ですよ!」


紬が楽しそうに吹き出す。


そのやり取りを見つめながら、茉莉花は心の中で(……まあ、あんなゲス野郎が消えて、後任が超優秀な西園寺さんになったんだから、結果オーライよね)と、肩の力を抜いたのだった。


◇


同じ時刻、午前十時。


本社ビル三十階、役員フロアの副社長室。


天井まで届く大きなピクチャーウィンドウからは、冬晴れのパノラマがどこまでも広がっていた。眼下に広がるミニチュアのような東京のビル群を、冷徹な切れ長の瞳で見下ろしている男――鷹見征司(たかみ せいじ)。


コンコン、と控えめなノックの音が室内に響いた。


「入れ」


重厚なマホガニーの扉が開き、専属秘書の佐伯千冬(さえき ちふゆ)が音もなく入室してきた。


手元のトレイには、湯気の立つ耐熱ガラスのカップ。今朝の千冬の表情は、先週までの張り詰めた胃痛の影が嘘のように、極めて澄み切ったポーカーフェイスを保っていた。


「副社長。ご注文のペパーミントとカモミールのブレンドハーブティーをお持ちいたしました」


コトリ、とデスクの端に置かれたハーブティーから、爽やかで優しい香りがふわりと立ち上る。


鷹見は振り返ることなく、窓の外を見つめたまま低く尋ねた。


「……神崎の件、処理は完了したか」


「はい」


千冬は胸元に抱えたバインダーをめくり、淡々と報告を始めた。


「東都エージェンシーの広瀬専務より、先ほど最終報告を受領いたしました。神崎氏の南米チリ支社への出向辞令、本日付で正式に発令されております。成田空港発、ダラス経由サンティアゴ行きの片道航空券の手配も完了し、本日の夜便にて強制出国となります」


「片道か」


「ええ、当然でございます。現地における役職は『資源開発プロモーション現地調査員』。最低滞在期間は十年、期間中の日本への一時帰国は社内規程により原則禁止とされております」


千冬はメガネを人差し指で押し上げ、冷徹な事務口調を崩さずに続けた。


「また、被害者女性三名に対する慰謝料および示談金、ならびに下請け制作会社から不正着服した金銭の返還につきましては、東都エージェンシーが一時的に立て替え払いを行い、神崎氏の現地支給給与から法定上限額まで毎月天引き回収する法的合意文書の締結が完了いたしました。……二度と、日本の広告業界に彼の居場所が戻ることはございません」


「結構だ」


鷹見は満足げに目を細め、ゆっくりとデスクへと戻った。


椅子に腰を下ろし、手元の革張り手帳を開くと、万年筆で几帳面に引かれていた「神崎翔吾」という名前に、すっと一本の横線を引いて消し去る。


「彼女の企画は、本来あるべき純粋な姿のまま進められねばならない。……後任の手配はどうなっている」


「東都エージェンシー側には、副社長のご指示通り、同社で最も誠実かつ実力派として名高い女性ディレクター・西園寺氏をアサインさせました。すでに先方と『Lumiere』編集部の間で顔合わせのスケジュールが設定されております。西園寺氏は槇原さんの企画プロットを非常に高く評価しており、全面的なバックアップを約束しております」


「うむ。完璧だ」


鷹見はパチンと手帳を閉じ、デスクのハーブティーを手に取った。


湯気越しに見える鷹見の口元には、冷徹なエリートの仮面の下から、安堵と狂気が混ざり合った薄い笑みが浮かんでいた。


「これで、彼女の歩む道から害虫は一匹残らず排除された。……彼女の笑顔を曇らせる者は、誰一人としてこの世界に存在してはならない」


「……副社長」


千冬が冷ややかな視線をスッと向けた。


「何だ」


「神崎氏の南米追放のために、東都エージェンシーの海外ファンドへ我がグループが間接出資した十億円の特別枠、来期の決算説明会で株主にどう説明なさるおつもりですか?」


「…………」


鷹見のカップを持つ手が、ピタリと止まった。


「……南米における新規資源ビジネスへの多角化参入、およびカーボンニュートラル投資の一環だ。合理的な事業展開に過ぎん」


「はいはい。そのプレゼン資料を徹夜で作るのが私だということを、どうかお忘れなきようお願いいたします」


千冬は深々と溜息をつき、引き出しの奥にある胃薬のストックを思い浮かべながら、一礼して去っていった。


◇


一方その頃。


男四人の専用ホットライン端末の画面上では、人知れず静かな「祝杯」のメッセージが飛び交っていた。


【成瀬:成田空港の出国審査ゲートの防犯カメラ映像、ハッキングで確認完了〜! 神崎の野郎、スーツケース一個だけ引きずって、魂抜けた顔でボーディングブリッジ歩いてるよ! これにて南米送り、完全達成でーす!!】


成瀬から、出国審査を通過する神崎の無様なスクショ画像が添付される。


【保科:ふふ、お見事でしたね。被害者の女性たちからも、先ほど『涙が止まりません、本当にありがとうございました』と感謝の連絡をいただきましたよ。彼女たちの心のケアも含めて、医療的な正義は完全に執行されました】


【梶原:……成田までの護衛兼監視車両、任務を解除した。対象が空港内で逃走、あるいは紬へ連絡を試みる兆候は皆無だった。完全に牙は抜かれている】


【鷹見:諸君の迅速な連携に感謝する。……今回の『コード・ペスト』は、条約締結以来、最も高度かつ精密な共同殲滅作戦であった。紬の企画は守られ、彼女の心に傷ひとつ残さずに害虫を消滅させることができた】


【成瀬:ほんとそれ! 紬さんの企画書、今日の午後から新しいプロデューサーさんと打ち合わせらしいけど、めっちゃ楽しそうに資料作ってるよ! オフィスモニターの映像、みんな見る?】


【保科:見ます。今すぐ共有してください】


【鷹見:直ちに転送しろ】


【梶原:……送れ】


画面に映し出されたのは、編集部のデスクで新しいカラーペンを片手に、目を輝かせて企画のレイアウトを楽しそうに描いている槇原紬の姿だった。


四人の怪物は、それぞれの場所で、その愛らしい姿を息を呑んで見つめ、胸の奥を熱い多幸感で満たしていた。


◇


午後二時、編集部の大会議室。


「初めまして、槇原さん。東都エージェンシーの西園寺です。神崎の急な異動でご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした」


ビシッと仕立ての良いパンツスーツを着こなした、聡明そうな三十代半ばの女性――西園寺プロデューサーが、深々と頭を下げて紬に名刺を差し出した。


「い、いえっ! とんでもないです! こちらこそ、よろしくお願いいたします!」


紬が名刺を両手で受け取ると、西園寺は手元のファイルを広げ、柔らかな、しかしプロとしての熱意に満ちた瞳で紬を見つめた。


「槇原さんの書かれた『エシカル&ラグジュアリー』の企画書、拝見しました。本当に素晴らしいわ。数字の導線も完璧ですし、何より読者への愛が詰まっている。神崎が提案していたような無駄なタレントの起用や派手な演出はすべて白紙に戻しました。槇原さんの本来の構想通り、本物の良さを伝える特集として、全面的にうちのチームで動かせていただきます!」


「ほ、本当ですか……!?」


紬の顔が、パアッとひまわりのように輝いた。


「はい! 全力でサポートしますので、一緒に最高の特集を作りましょう!」


「ありがとうございます! よろしくお願いします!!」


二人は固く握手を交わし、会議室には温かく、前向きな笑い声が満ち溢れた。


窓の外を見上げれば、冬の澄み渡るような青空がどこまでも広がっている。


(あんなにトラブル続きで不安だったのに……終わってみれば、こんなに素敵なプロデューサーさんと巡り会えて、私のやりたかった企画がそのまま通るなんて……)


紬は手帳を抱きしめ、心の中でそっと微笑んだ。


(やっぱり、この街も、うちの会社も、関わってくれる人たちも……みんな本当に温かくて、優しい人ばかりだなあ)


彼女の知らないところで、四人の男たちが国家レベルのスキルと資本力を総動員して勝ち取った、あまりにも巨大な完全勝利。


その奇跡の無菌室の中で、槇原紬の日常は、今日もまた穏やかに、そして完璧な平和に守られ続けていくのだった。

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