↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
秩序の天秤  作者: 霧科かしわ
第十八章 再起に向けて

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
742/869

第二十五話 旧きは龍を知り、彼の者は

「龍種が来るの!?」

「うん」

「だん」

 俺とレンが頷いたのを見た華蓮が驚いた声を出す。そんなに驚くことなんだ……レンリさんは人型に擬態する龍種はそれなりにいる、と言っていたから、てっきり開示してないだけでそれなりにいるのかと。

「龍種が……えぇ……?」

「凄いね龍種が来るって」

「そんなにすごいんですか?」

「うん。今の時代だと天使と同じくらい珍しいんじゃない?」

「今じゃなくても珍しいよ。しかも話を聞く感じまだ捧げてすらいないとか」

「捧げる?」

「んなんな?」

俺とレンが揃って首を傾げれば、シリウスさんも真似するように首を傾げる。

 シリウスさんと華蓮は、再会した直後は双方びっくりして言葉になっていなかったけどすぐに情報共有を済ませてよく一緒にいるようになった。とはいえシリウスさんは体が鈍るから、と言ってちょくちょく戦闘区域に出ているらしい。毎回アルマさんが同伴しているので詳しくは知らないけれど。

「龍種って自分が認めた相手に仕える性質があるんだよ」

「へー……番ってこと?」

「いや違う、本当に関係のない相手」

「そうなの?」

「うん。それこそ命も捧げる勢いだから……基本的に寿命が短いというか、生き急ぎがちというか」

「天使とどっちが短い?」

「そりゃあ龍種だよ」

「天使の寿命って逃げ切れなくなったタイミング、だからね。今は大分長生きだよ」

上位存在の干渉が遮断されてるから、か。逆に言うと上位存在からの干渉が酷かったときは龍種よりも寿命としては短かったのかもしれない。勿論完全に油断は出来ないんだろうけれど、猶予があるのは良いことだ。

「じゃあそのミライさんも……急に誰かに捧げる可能性があるってこと?」

「うん。噂だけど……確か番に先に出会ってる場合は捧げる勢いが弱まるんだったかな?」

「あれって本当なの?」

「なんな」

「さぁ……?そもそも龍種自体ほぼ見ないし」

「見ないんだ……」

「見ないね。数が少ないっていうのもあるけど、純粋に人前に姿を現すのが稀」

 人前に姿を現すことが稀なのに人型に擬態することはよくあるのか。……なんだか、矛盾しているようなそうでもないような。レンリさんが会ったことある龍種がそう、というだけの可能性もあるのかな、その場合どうしてレンリさんは龍種と会ったことあるのかが気になるけれど。

「なん?」

「どうしたの綾華?」

「いや……レンリさんが龍種は人型によく擬態するっていってたのに、人前にはあんまり姿を現さないんだな……って思って」

「まぁそう……え?」

「え?」

え?

ここまで読んでくださりありがとうございます!

面白かったらブクマや高評価お願いします。喜びます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。