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3.美少女→おっさんの場合―2

「いや十四歳っていうのはね? さすがにまだ早すぎると思うよ?」


「そんなことありません!! このアルザード王国において女子は、結婚、そして子作りは十四歳から認められているのです!!」


(国を挙げてのロリコン国家じゃねーか!! おいおい異世界フリーダムだな!!)


 度重なる異常事態に、もはやルナのツッコミも追いつかなくなってきていた。

 はぁーっと重たいため息をついたルナを見て、フィリは自分が歓迎されていないと思ったのだろう。


「ルナ様は……私のことが、嫌いなのですか……?」


「え!? そ、そんなことないよ。君はとても素敵なレディさ、ハハハ」


 優しさから、また自分も中身は女子であるという気遣いから、ルナはついそう返事をしてしまった。

 それが――後の大後悔に繋がるとは知らずに。


「それを聞いて……安心いたしました」


 突然、その小さな体でルナの上にまたがるフィリ。

 ルナが呆気に取られていると、フィリの目が薄闇に怪しく赤く輝いた。


「我、従属せし隷従に命令する。我と、夜伽を遂行せよ――」


 その瞬間、ルナの胸元とフィリの胸元に、同時に幾何学的な模様の赤い魔法陣が浮かび上がった。

 ルナの全身から力が抜け落ちて、急に体が動かなくなる。


「え? え? な、何をしたんだ?」


「大丈夫……私に任せておけば安心です。夜伽のやり方は、お兄様の秘蔵コレクションを見て学んでおりますから」


 そう言うと、フィリはルナが着ていた羽織るタイプの寝巻きをすっとはだけさせる。

 露わになった乳首を――フィリは両手の人差し指でちょんちょんと突っついた。


「ひゃあああああああああああああああああああああああああっ!?」


 その瞬間、全身にはしる電撃のような快感。

 思わず叫び声をあげてしまうルナだが、それはもちろんバリトンボイスのゴリゴリの男の声色である。

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