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[二章-19:避斬]
———一馬サイド2日目昼
「おい一馬、動けるか」
と御剣が尋ねる。筋肉痛とランニングの辛さで倒れ込んでいる一馬は
「なかなかきついです」
「ふっ、そうかでも動いてもらうぞ」
「ですよね」
と弱々しく話す。一馬は激痛の走る体を無理矢理動かし立ち上がる。
「さて、やるぞ」
と御剣が言う。
———数十分後
「おいおい、ヘロヘロじゃないか、どうした?」
「それはわかってますよね?」
と片守の練習しながら会話する御剣と一馬。
———そうして二週間が過ぎ夏休みに入った頃
「まぁ、とりあえず片守片撃は合格ラインだな」
「やっとですね」
と一馬が言うと
「まぁ、そうだな。次は避斬だな」
と御剣は答える。
「……避斬?」
「簡単に説明するから後は体で覚えろ。まず相手が近接武器を使う場合は、剣で受け流し、スライディングをかけてこかすと同時に鳩尾に拳を叩き込む。相手が格闘する場合はその逆だ」
と御剣は説明の後、一連の流れを見せ始める。
「よし、やるか」
と一馬は気分を新たにする。
———避斬の練習を始めて数時間
「うん、これは飲み込みが早いな」
と御剣が言う。もう暗くなりつつある空を見て
「よし、今日はここまでだな」
と言われ一馬は頷き御剣に着いて行く。
そうして夏休みの時間が過ぎて行く。




