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奈落に落とされたが、そこは俺の領域だった  作者: 忍絵 奉公


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125/146

第125話 サムライプリン大戦争


数日後。

雪山ダンジョン。

順調だった。

地下三十階管理室。

ユキ。

「ポイントすごい増えてます!」

アクア。

「よし。改装だ」

ダンジョン大改造開始。

まず。

バンパイア。

六階~十階から移動。

十一階~十四階へ。

ユキ。

「難易度上昇ですね!」

次。

六階~九階。

新配置。

チョリキ。

雪山特有の魚型魔物。

氷水を飛ばす。

数で襲う。

食べると美味い。

ユウ。

「食材だ!」

アクア。

「お前はすぐ食う方向」

さらに。

十五階。

雪狼再配置。

そして。

十階ボス変更。

巨大。

氷ゴーレム。

ドゴォン……!!

ユキ。

「硬そう……」

アクア。

「でもCクラスなら勝てる」

そして。

最大の目玉。

宝箱。

中身設定。

アクア。

「サムライプリン」

ユキ。

「なにそれ?」

アクア。

「めちゃくちゃ美味いプリン」

カラメル。

ほろ苦い。

濃厚。

大人向け。

しかも。

瓶入り。

高級感。

ユウ。

「これは絶対バズる」

アクア。

「奥様達を狙う」

ユキ。

「戦略が怖い」

さらに。

強制帰還機能付き。

十階クリアしたら。

街へ転送。

初心者でも安心。

完璧だった。


翌日。

Bクラスパーティ。

五階突破。

オークリーダー討伐。

竹とんぼゲット。

「子供への土産だな」

六階。

チョリキ地帯。

「うぉ!?魚飛んできた!」

「冷てぇ!!」

「滑る!」

苦戦。

しかし。

突破。

七階。

八階。

九階。

なんとか突破。

そして。

十階前。

扉。

リーダー。

「どうする?」

少し開ける。

ギィィ……。

中。

氷ゴーレム。

巨大。

だが。

雪狼ではない。

全員。

「あ」

リーダー。

「こいつなら戦ったことある!」

「勝てるかもしれん!」

入場。

戦闘開始。

ゴォォォ!!

巨大拳。

氷飛散。

盾役吹き飛ぶ。

魔法炸裂。

剣士突撃。

激戦。

三十分後。

ドシャァァァ!!

氷ゴーレム核破壊。

そして崩壊。

全員。

ゼェゼェ。

「勝ったぁぁぁ!!」

宝箱出現。

パカッ。

中。

瓶九本。

「……ポーション?」

「いや固まってるぞ」

「スプーンついてる」

謎。

その瞬間。

ピカァァァ!!

強制帰還。

「うぉぉぉ!?」

ギルドへ転送。


自宅。

冒険者の嫁。

「おかえりー」

冒険者。

「なんか変なの手に入れた」

瓶を渡す。

嫁。

スプーンですくう。

ぱく。

沈黙。

目を見開く。

「……え?」

もう一口。

「おいしいぃぃぃ!!」

濃厚。

甘い。

ほろ苦い。

口の中で溶ける。

嫁。

「なにこれ!?」

「どこのショップ!?」

冒険者。

「ダンジョン十階」

嫁。

「行ってきて」

冒険者。

「え?」

嫁。

「隣の奥様に渡すから、今すぐ」

翌日。

ギルド。

女性陣。

ざわつく。

「サムライプリンって知ってる?」

「雪山ダンジョンらしいわよ!」

「旦那に行かせなきゃ!」

男冒険者達。

「えぇ……」

こうして。

雪山ダンジョンは。

ついに。

“スイーツダンジョン”としても名を馳せ始めた。



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