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奈落に落とされたが、そこは俺の領域だった  作者: 忍絵 奉公


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122/145

第122話 光る竹とんぼ大流行


翌朝。

ダンジョン内。

冒険者達がざわついていた。

「なんだこれ!?」

「温泉!?」

地下三階。

昨日までただの氷洞窟だった場所。

そこには。

湯気立つ巨大温泉エリア。

木の椅子。

岩風呂。

暖炉。

休憩所。

しかも。

ほんのり回復効果付き。

Cクラス冒険者。

「天国かここ……」

別の冒険者。

「帰りたくねぇ……」

大人気だった。


一方。

Aクラスパーティ。

再び五階へ。

リーダー。

「来るぞ……雪狼!」

全員構える。

しかし。

出てきたのは。

オークリーダー。

「ブモ?」

全員。

「……え?」

リーダー。

「弱っ!?」

戦闘開始。

ブン!

棍棒。

しかし。

以前の雪狼に比べたら遥かに楽。

危なげなく討伐。

そして。

部屋中央。

宝箱出現。

「おぉ!!」

「やっとまともな報酬か!」

開ける。

中。

竹とんぼ。

先端に七色に光る魔石付き。

沈黙。

リーダー。

「なんだこりゃ?」

くるくる。

回す。

ピカァァァァ!!

七色発光。

「……おもちゃだな」

全員。

微妙な顔。

しかし。

一応持っていく。


六階。

バンパイアゾーン。

「グァァ!!」

「幻覚だ!」

「こいつ強ぇ!!」

Aクラス。

大苦戦。

結局。

撤退。

地下三階温泉で回復。

その時。

「五階のボス変わってたぞ」

「雪狼消えてた」

その話。

Bクラス冒険者達が聞いていた。

「今なら行けるんじゃね?」

「挑戦するか!」

そして。

Bクラス挑戦。

見事。

オークリーダー討伐成功。

宝箱ゲット。

竹とんぼ1本目。

「なんだこれは?」

しかし。

街へ戻る。

宿屋。

食堂。

子供が反応。

「なにそれ!?」

「光ってる!!」

くるくる。

ピカピカ。

「欲しい!!」

「どこに売ってるの!?」

冒険者。

「非売品だ」

「ダンジョン五階ボス報酬」

子供達。

「ほしい!!」

親。

「は?」

翌日。

ギルド。

大量の初心者。

「五階行きます!」

「竹とんぼ欲しい!」

受付嬢困惑。

街中。

竹とんぼブーム。

大流行。


その頃。

管理室。

ユキ。

「ポイント増えてる!!」

大興奮。

アクア。

「ほらな」

ユウ。

「子供パワーすごい」

アクア。

「人が増えれば自然に金になる」

そして。

大量ポイント消費。

ダンジョン拡張。

ゴゴゴゴゴ……!!

十一階。

十二階。

さらに。

二十階。

三十階。

一気に構築。

ユキ。

「すごぉぉぉい!!」

アクア。

「まぁ十階はしばらく突破されんだろ」

「その間にポイント貯める」

ユキ。

完全に弟子の顔。

「師匠……!」

アクア。

「誰が師匠だ」

その時。

ユウ。

「ミーちゃーん!」

アクア。

「あ」

沈黙。

全員。

「ご飯!!」

ミーちゃん。

宿に置いてきた。

アクア。

「戻るぞ!」

ユウ。

「急げー!」

出口横。

小屋。

そこには転送陣。

看板。

『ギルド転送 銀貨十枚』

アクア。

「有料かよ」

銀貨投入。

ガコン。

扉解放。

中へ入る。

ピカァァァ!!

瞬間。

ギルドへ転送。

ユキ。

「すごい便利……」

アクア。

「これ作った奴天才だな」

そして。

慌てて。

洞窟ホテルへ全力ダッシュ。

ミーちゃん。

空腹で待機中。


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