↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奈落に落とされたが、そこは俺の領域だった  作者: 忍絵 奉公


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
104/146

第104話「棒多っ!」


隣の村落。

大騒ぎ。

「白い魔物が空を飛んだ!」

「山を越えたぞ!」

「落ちたぁ!!」

村人たち。

恐る恐る。

山へ向かう。

そして。

発見。

イエティ。

無残な死体。

地面に半分埋まっていた。

村人。

震える。

「討伐した……?」

「誰が……?」

その場にいた。

若い村人。

勢いで叫ぶ。

「お、俺だ!!」

周囲。

「おぉぉぉ!!」

英雄誕生。

二日後。

ギルド。

その若者。

金貨三百枚。

受け取っていた。

アクア。

遠目に見る。

ユウ。

クスクス。

「手柄とられたね」

アクア。

「いいよ別に」

「喜んでるだろ」

若者。

泣きそう。

「母ちゃんに家買ってやれる……!」

アクア。

「ほらな」

ユウ。

笑う。

「アクアって」

「変なところ優しいよね」

アクア。

「俺もう金持ちだし」

「金貨三百枚で人生変わるなら」

「そっちの方が面白い」

ミーちゃん。

膝の上。

ニャー。

そして。

二日後。

いよいよ。

武器完成。

宿をチェックアウト。

ユニコーン馬車。

雪道を進む。

ミーちゃん。

アクアの膝で熟睡。

グルガの鍛冶屋。

到着。

扉。

開ける。

その瞬間。

ゴォッ!!

ハンマー。

飛んできた。

アクア。

反射でキャッチ。

そのまま投げ返す。

グルガ。

ギリギリ受け止める。

アクア。

「普通の客死ぬぞ!」

グルガ。

「はっはっは!」

「おーみーちゃん!」

猫にだけ優しい。

ミーちゃん。

ニャー。

グルガ。

「ちょっと待ってろ」

奥へ。

ゴソゴソ。

持ってきた。

二本。

皮の鞘。

漆。

金細工。

和風。

渋い。

めちゃくちゃかっこいい。

アクア。

「おぉ……」

抜く。

左。

短刀。

美しい湾曲。

青白く光る。

グルガ。

「ミスリル混ぜた」

刃。

鋭い。

そして。

根元。

ヒゲとサングラスの親父マーク。

アクア。

「これ親父さんか?」

グルガ。

「おう」

「宣伝だ」

アクア。

「この店」

「宣伝必要か?」

「客死ぬだろ」

ユウ。

笑う。

さらに見る。

裏側。

注文通り。

ノコギリ刃。

ギザギザ。

完璧。

次。

右。

抜く。

アクア。

「ん?」

裏側。

ゴチャゴチャ。

いっぱいついてる。

「なんだこれ」

グルガ。

ドヤ顔。

「十徳ナイフだ」

アクア。

嫌な予感。

グルガ。

「一番上」

「コルク抜き」

「酒飲む時便利」

アクア。

「まぁわかる」

「二番目」

「火打ち鉄」

「石に擦れば火が出る」

「おぉ」

「三番目」

「果物ナイフ」

アクア。

出す。

小さい。

「使いにくっ!」

「四番目」

「爪切り」

「切りにくっ!」

「五番目」

「ハサミ」

「……」

「六番目」

「カッター」

「もう別で持てよ!」

「七番目」

「爪楊枝だ」

アクア。

細い棒見る。

「棒!?」

「八番目は棒だ」

「……」

「九番目と十番目は」

グルガ。

ドヤァ。

「棒だ」

アクア。

「棒多っ!!」

「何に使うんだ!?」

グルガ。

「いざという時だ」

「何の!?」

ユウ。

目キラキラ。

「便利ね~」

アクア。

「どこが!?」

ミーちゃん。

刀の上に乗る。

満足そう。

グルガ。

笑う。

「壊れたらまた来い」

アクア。

刀を腰に差す。

しっくり来る。

ユウ。

「似合う!」

アクア。

少し嬉しそう。

そして。

店を出る。

雪道。

ユニコーン馬車。

再び旅へ。

新たな武器と共に。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。