第100話「三つのネックレス」
続きは2ページ目にありますよ!
帰り道。
アクア。
ほくほく顔。
金貨の袋を机に置く。
ドサッ。
重い。
アクア。
「俺はこれだけでいい」
金貨千八百枚。
自分の前に置く。
残り。
大量。
ユウの前へ。
ユウ。
「いいの?」
アクア。
「ほとんどお前が取っただろ」
「それに元々お前の方が強いし」
ユウ。
笑う。
「ありがと」
袋を持って。
部屋を出る。
アクア。
「どこ行くんだ?」
ユウ。
「馬車に置いてくる」
アクア。
「盗まれないか?」
ユウ。
「大丈夫だよ」
「ユニコーンいるし」
「誰も近寄らないって」
確かに。
あの馬。
怖い。
アクア。
「まぁ……それもそうか」
そして。
金貨三枚だけ持つ。
「飯食いに行くか」
ミーちゃん。
ぴょん。
頭へ乗る。
宿を出た。
翌朝。
ユウ。
目を覚ます。
視線。
横。
アクア。
寝ている。
そして。
布団。
もっこり。
昨日以上。
山。
ユウ。
「……」
葛藤。
気になる。
気になりすぎる。
堅くなる武器。
しかも。
濡れると柔らかくなる。
謎。
ユウ。
「……」
アクア。
すやすや。
ユウ。
「ちょっとだけ」
負けた。
そっと掴む。
上下。
こする。
すると。
ぴくっ。
さらに。
先端。
わずかに濡れてくる。
ユウ。
「おぉ……」
興味津々。
さらに。
激しく。
上下。
その瞬間。
アクア。
「ぁぁふ!?」
ユウ。
びくっ!!
「噴火した!」
即。
寝たフリ。
アクア。
飛び起きる。
「な、なんだ今!?」
確認。
パンツ。
濡れてる。
アクア。
真っ赤。
「またかぁぁ!!」
慌ててパンツ洗いへ。
干していた昨日のパンツ。
少し湿ってる。
だが。
替えがない。
仕方なく履く。
ユウ。
寝たフリ継続。
アクア。
ちらっと見る。
「……」
「最近おかしいな俺」
頭を振る。
顔を洗いに行った。
ユウ。
布団の中で。
笑いをこらえる。
午前。
宝石店。
ネックレス打ち合わせ。
店主。
五枚のデザイン画を並べる。
「こちらになります」
アクア。
「おぉ……」
かなり綺麗。
ユウ。
「迷うね」
アクア。
「ミーちゃんどう思う?」
ミーちゃん。
机に飛び乗る。
トコトコ。
一枚ずつ見る。
真剣。
そして。
あるデザインの前で。
ニャー。
止まった。
アクア。
「これか」
ユウ。
「確かに一番いいかも」
銀の蔦模様。
中央に。
メタスラの涙。
綺麗だった。
アクア。
「これを三つ作ってくれ」
店主。
少し驚く。
「三つ……ですか?」
アクア。
「あぁ」
店主。
笑顔。
「かしこまりました」
「三日ほどお時間をいただきます」
「またお越しください」
そして。
預かり証を渡す。
だが。
ミーちゃんへ。
ミーちゃん。
ぱくっ。
咥える。
店主。
「猫ちゃん賢いですねぇ……」
アクア。
「たまに俺より賢い」
ユウ。
「それはそう」
「否定しろよ!!」
宝石店に。
笑い声が響いた。
続きは2ページ目にありますよ!




