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        4 オークキング

 オークキングはやはり強い。死力を尽くしても中々倒れない。僕も左目への攻撃が上手く決まった。味方が次々と攻撃して倒した。

           4  オークキング


 金鉱山の複雑な坑道を虱潰しに巡ってオーク達の殲滅に当たった。オークジェネラルにも何頭にも出会ってこれを殲滅した。地図からすると最奥の場所に辿り着いた。恐らくオークキングの住み家だろう。仲間達は激戦の末、傷だらけだ。幸い回復魔法の持ち主がいて傷の治療は何とかなるが服はぼろぼろだ。

 オークキングのいると思われる住み家に接近した。オークが溢れ出す。広い広間にオークが一杯になった。魔導騎士団の一人が詠唱を唱え出す。

「万物を作りたまいし我等が神々よ。我が願いを叶えたまえ------------------。爆裂魔法。」

火の刃がオーク達を襲った。残りはオークキングのみ。騎士団、冒険者総出でかかる。

「アイシクルランス」

「貫通魔法」

「ウィンドウカッター」

魔法に剣撃、槍と激しくオークキングを攻め立てる。オークキングも爪や牙、殴打、蹴り、体当りなど多彩な攻撃で反撃する。決め手は僕がオークキングの左目に深く剣を突き刺したところから始まった。もう一人が右目を突き刺しそしてもう一人が心臓を突き刺し魔石を掴んでオークキングを倒した。歓声が飛び交った。

 無事任務を完了して騎士団の詰め所に戻った。マリエールとお互いのその後の様子を話しあった。マリエールは、

「拐われた女性達は家族達と再会を喜びあったわ。でも彼女達今後どうなるのか心配だわ。立ち直れるといいけれど。」

オークの被害をなくす事を強く決意した。

 その後もゴブリン討伐は定例行事のように続いた。オークの被害は今のところ聞かない。オーガの被害はあるがオーガのテリトリーで発生する出来事で討伐対象にならない。この世界ではお互いのテリトリーを守るルールが守られている。

 大きな問題が発生した。ドラゴンが街村を襲っているのだ。ドラゴンはテリトリーでの活動であればたとえ人間に被害が出ても問題にしない。テリトリー外であっても人間側の認識とドラゴンの認識のずれと判断されれば人間の引き上げの指示をする。人間側のテリトリーへの侵入と判断されれば威嚇攻撃する。一番困るのが人間のテリトリーへの新たな侵入である。それでも威嚇攻撃から始める。今回もそうして始まった。しかし人間側に大きな被害が出たため討伐に切り替えられた。冒険者ギルドに討伐依頼を出した。何人かの犠牲者を出した。冒険者ギルドはSランク冒険者への指名依頼に切り替えた。メンバーは全滅した。それで第ニ騎士団への命令である。僕はマリエールに、

「きみは今回いかない方がいいよ。」

と言った。マリエールは、

「こんな時だから行くのが王宮魔導騎士団員の役目よ。命がけで任務を果たすわ。」

と譲らない。僕は、

「僕も命がけできみを守るけど、僕の命くらいできみを守れる気がしないんだ。」

マリエールはニッコリ笑った。

「だったら2人ともお陀仏ね。あなたと一緒に死ねるなら悪くないわ。」

どんな意味だろうと思っが聞きそびれた。ドラゴン討伐の日時、メンバーが決まった。僕もマリエールもメンバーだ。

 今度はドラゴン討伐だ。Sランク冒険者を全滅させた強敵だ。僕はマリエールを行かしたくないが、一緒に死ねるなら悪くないわと言われた。

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