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          3 オーク

 オークにも人間の女性に種床する習性を持つ物がいる。僕達は国からの命令で出動する事になった。マリエールも一緒だ。

            3  オーク


 ゴブリンやオークやオーガを人間型とか人間類と呼ぶ時がある。エルフやドワーフのような人間種とは違う。人間種は人間と共同生活が可能だ。ゴブリンやオークやオーガは2足歩行という他に雌雄の区別がない。人間の女性を稙床に使うという習性がある。ゴブリンの習性は顕著だ。被害を多いし討伐も多い。しかし、オークは一般的にはそのような習性はない。むしろ人間に美味しい肉を提供してくれる有難い存在だ。オークの中でも特殊な山中に住むオークに習性がある。しかも山中に住むオーク全てにその習性があるのではなく洞窟や洞穴に住むオークにその習性がある。そんなオークの住む近くの村民は災難だ。冒険者ギルドにはしばしば依頼があるが第ニ騎士団命令が下るのは珍しい。今回も冒険者、魔導騎士団と合同作業だ。

 マリエールと偶々会った。僕は、

「マリエール令嬢もオーク討伐に参加されますか。ゴブリン討伐に比べて難易度が高いと思いますが。」

マリエールは至極当然と言わんが如く、

「行きますよ。当然でしょう。また女性達を助けるとこまでですが。」

取り敢えずホッとした。彼女をオークジェネラルやオークキングに遭わしたくない。女性達を見付けたら直ぐに帰ってもらう方がいい。

 山中の村まで丸2日かかる。出迎えた村長はマリエールを見てギョとする相手は女性を稙床にする凶悪オークだ。オークに餌をやるようなものだ。それを察したマリエールは、

「心配しなくて大丈夫ですよ。私、こう見えて魔法が得意ですから。それに女性を助けたら直ぐ戻って来ます。」

それを聞いて安心したのか村長は説明しだした。オークの洞窟の場所、オークの予想される頭数、拐われた女性達の事。オーク達がアジトにしているのは元は金鉱山でこの村にいる者にもそこで働いていた者がいてだいたいの位置は判っている。地図にして第ニ騎士団長に渡した。第ニ騎士団長は苦渋を浮かべ参加達に地図を見せた。複雑怪奇な地形だ。

 翌日、騎士団達は洞窟に出掛けた。洞窟の入口には2頭のオークが立っていた。第ニ騎士団はこれを倒し中に潜入した。まばらにいるオーク達を討伐しながら奥に進んだ。しばらく行くと広い場所に出てオークの数が増えた。魔導騎士団や冒険者も参加して討伐に当たった。奥まで進むと女性達がいた。話しに聞いていた人数だ。予定通りマリエールはここまでだ。僕達は先へ進む。金鉱山だった事もあり複雑な坑道を虱潰しに討伐にあたるのは時間がかかる。人数を分けるわけにはいかない。何時大物とあたるか判らない。1時間ぐらい経ったろうか大きな広間に出た。沢山のオークがいる。魔導騎士団の出番だ。

「ウィンドウカッター」

「アイシクルランス」

「貫通魔法」

「ウォタータジェット」

バタバタとオーク達が倒れる。最後まで立っていたのはオークジェネラル体長3mはありそうだ。第ニ騎士団、魔導騎士団、冒険者者が一丸になって立ち向かった。僕の剣がオークジェネラルの心臓を捕らえ魔石を取った。僕は魔石を掲げた。歓声が興った。

 オークのアジトは旧金鉱山だ。複雑な坑道にオークが点在する。ようやく大きな集団に出会った。僕はオージェネラルの魔石を掴んだ。

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