植物の話ですよ「君の名は」
いっそ不吉で縁起が良い話。不謹慎だと宣ってくれるなよ君。
何故か気になるオオキンケイギク。渇水が解消に向かう中、眼前に広がる草地にニョキニョキと生えてきた謎植物が葉の形状からそうらしいとなり、わずかに開花が始まったのがステロイドが日量13mgに成った頃でした。その後1ヵ月が経過して12mgに成る直前になって、「あとちょっと」のところで、全て刈り払われてしまいました。駄目な植物なので当然の処置なんですが、あの光景を見ておりますと力が湧いてくる様な気がして何気に楽しみにしていたので、残念な顛末でした。
世の中には縁起を担ぐ人たちがおりますが、病院という所は「そういう配慮」が必要であるらしく、「第4診察室」や「第9診察室」がありません。ただし、さすがに受付番号までそんな配慮を行う訳にはいかないらしく、「427(しにな)」とか「794(なくよ)」みたいな番号が案内板に表示されているのを見ます。さすがに1日でそんなに大勢の診療をこなす病院は無いからか「4949(しくしく)」「9494(くよくよ)」は見た事がありません。ちなみに、先日、私がものすごい久し振りにステロイドの減薬があった日の受付番号は「666」でした。一体どんな凶兆だというのでしょう?いや、最初から死ぬ病気ですから「いっそ不吉で縁起が良い」と開き直るべきなんでしょうか。
いえ、家を建てる時の地鎮祭なんかもそうですが、世間には縁起を担ぐという風習が凄いのです。「なぜ、そうなのか」と問われても、「そうでなければならないから」としか答えようのないレベルの絶対条件です。もちろん、迷信です。私、以前にも、結婚式の会場になっていたホテルに宿泊した際に、当日空いていた「いい部屋」に通された事があります。なんでこんないい部屋が、結婚式でごった返しているホテルで空いていたのかと思ったら、部屋番号が「311」でした。当時3月の話で、東日本大震災があってから何年も経ってない頃でした。もちろん、帰りの飛行機が墜落してみたり、財布を落としてみたりとか、ありませんでしたよ?
最近の話で、福島県の中学校で3月11日に学校給食が赤飯が提供される事になり、これが直前になって変更、赤飯が廃棄されるという事件がありました。まあ事件でしょうね。食べ物が勿体ない。お金が勿体ない。嫌がる人物に「食え」と言って強要した訳ではない。宗教的に中立が建前な人々の話ですから、決定した方たちに縁起担ぎなんて神秘的な理由は無いはず。となれば、やはり理由は配慮で忖度なんでしょうとなる。「私に言わせれば」となるのですが、赤飯2,100食分を、レトルトの赤飯パックに置き換え金銭に換算すると、ちょうど計算しやすい価格の品だったので引き合いに出すのですが、飼料として提供される養鶏用飼料にして4.2トン、42,000羽分の餌代に相当します。繰り返しになりますが、私に言わせれば「豚にでも食わせた方がまし」だったのです。いざとなると、豚は何でも食べる動物なので、綺麗に片付けてくれるからです。かなり世間から批判も受けたみたいですが、「捨てた」とはすなわち、誰にでも出来る事ではありません。「気配りのしすぎ」って言葉が昔あったけれど、覚えている人はいるでしょうか?
仮に、入院室の部屋番号が「999」だったら「永遠の旅に出そうだから部屋を替えてくれ!」って言う人、いるんでしょうか?いる?私だったらニヤリと笑うけどね。昭和の人だから。本当に「なんて縁起が良い!」と、言いそうな気がする。災い転じて福と為すとも言いますのでねえ…。
参考文献
「卒業を祝って何が悪い」3.11に給食の赤飯2100食が廃棄で大炎上…「赤飯は法事などで食べられることもある」といった声も、いわき市の判断に広がる波紋, 集英社オンライン, 2026/03/18
松本零士, 銀河鉄道999, 少年画報社, 1977-1981←今では,私の周りには知らない世代ばかりになってしまいました.




