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クロン〜チートすぎる生物〜  作者: 黒白灰色
1章 とある若きA級冒険者編
28/81

アルカの能力

クロンさんが剣を抜き構える。

こうして見るとクロンさんの構えとアルカさんの構えは似ている気がする。

しかし完成度は雲泥の差だ。

それに改めて見るとクロンさんから受ける威圧感とアルカさんのとでは次元が違う。

確かにアルカさんには『能力』があるがそれでもこの差が埋まるとは思えない。

アルカさんは一体何を考えているんだ?

「『ファイアーボール』!」

アルカさん魔法も使えたのか!

クソッ、俺相手には全然手を抜いていたって事か。

分かっていたがやっぱり悔しいな、畜生。


「ほらよっと」

と言いながらクロンさんが剣を振るとブオンッと言う凄い音と一緒に衝撃波の様な物がアルカさんの魔法を掻き消す。


今のは剣圧か?それにしても魔法を掻き消す程の剣圧とか聞いた事が無い。

どんな筋力してんだクロンさん。

「やっぱバケモンだな爺さん、って事で『命を奪う者 (ライフテイカー )(ウインド)』」

とアルカさんが言うとやや強い程度の風が吹く。


人を飛ばす程の威力は無い、鎌鼬も無いがとても不快に感じる。どうなってるんだ?


「なるほどね〜アルカ、お前の能力は〘攻撃した所の生命力を奪う〙だっけ?

その力を魔法にも乗せてると、そういうことでしょ?これ」

なるほどそういうことか!風魔法は見えにくい、範囲が広い、隙が無いの三拍子揃った五大属性の中でも最も防ぎにくい属性だ。

ただの風だから攻撃力は無いに等しいがアルカさんの能力なら当たれば充分効果がある。

「うん良く考えたね、偉い偉い。

ご褒美に少し魔力使ってあげるよ。」

クロンさんが剣を振ると今度は斬撃が飛んで、風を斬り、アルカさんの頬を薄く斬り裂く。


これはロー君の技か?クロンさんが使える事は何の不思議もないんだが威力も規模も桁違いだ。

ロー君のは剣の間合いから10歩分ぐらいだったのにクロンさんのは魔法の遠距離戦でも通じるレベルの範囲と威力を持ってる。

前にクロンさんもロー君達も言ってた様にクロンさんとあの子達じゃ次元が違う。

技量も身体能力もあの子達を遥かに上回っている。

少なくともヒトがなれる強さの限界は超えている、もし俺が後数百年修行してもこの強さに辿り着ける気がしない。

「ごめんね爺さん、強くなったつもりだったんだが全く追いつけて無かったよ、それでも俺はあんたを殺さなくちゃいけないから…

“これ”を使わせてもらうよ。」

アルカさんは今までの構えを変えてほとんど棒立ちの様な構えをとる。


あれはまるでクイちゃんみたいな……?

「えっ、もしかしてお前…」

「うん、行くよこれが俺のとっておきだ


『不知火』」

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