表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クロン〜チートすぎる生物〜  作者: 黒白灰色
1章 とある若きA級冒険者編
20/81

甥(ロー視点)

俺達と同じ父さんからのお守り、つまりこの人は…

「…貴方もここの出身なんですか?」

「ん〜、少し違うかな?母親がここの出身でね?俺は戸籍上は君等の甥にあたるかな。まっ、年は君等より遥かに上だけどね。」

なるほど、そういうこともあるか。

「へ〜〜、今は何されてるんですか、お仕事とかは?」

「貴族様に仕えたりとか、短期で色んなところで雇ってもらってるよ。

仕事は安定しないけど色んな人に仕えるってのは中々楽しいよ。」

「ほ〜〜〜」

なんだ、全然いい人じゃないか。俺達に気づかれず背後に立てたのも、まぁ父さんの修行を受けたんなら納得だな。


あれ?気のせいかな?お守りのキラキラが弱い様な?


「ところで、どうして孤児院に?」

「ああ、今はまた新しいご主人を探してるところてね、その道中で寄ったんだが…今爺さん、クロンはいるのかい?」

「いえ、父さんは今王都に行ってましてね、後3日は帰らないって言われてます。」

「ふーん、なら良かった。」

「?なんでですか?」

「いや〜、実は俺、家出みたいな別れ方しちゃってさ。

正直気まずくて会いたくないんだよね。」

「あちゃ〜、でも多分父さん、貴方が来るの知ってると思いますよ?

この時間に外に出ると面白い人に会えるって言ってたんで。」

「そっか〜、でもできれば秘密にしといてくれない?やっぱり今会うのは少し嫌なんだよね。」

「分かりました。ちゃんと秘密にしておきますよ。」

「ありがと、じゃあ俺はそろそろ行くね。」

「はい、あっそういえば名前は?」

「あー俺の名前はアルカ、またどこかで、じゃ〜ね。」

そうしてアルカさんは走り去っていった。

初めてだな、孤児院以外で父さんに育てられた人。それもそっか、父さん昔政略結婚させられたとか言ってたし案外俺達の『親族』は大層だな。

「いいひとだったね、アルカさん。」

「そうですねヒイ姉、できればまた会いたいですね。」

「楽しめました?ヒイ姉?」

「うん♪残り3日はまじめにとっくんするよ。」

「お〜それは良いですね、じゃあ早く家に入りましょうか、ってあれ?」

「うん?どうしたの〜ロー?」

「ああいや、なんかヒイ姉のお守りのキラキラが弱いような…まるで」

アルカさんみたいに?

「………」

「どうしたのロー?」

「………いえ、なんでもないです。多分気のせいでしょう♪」

すり替えたにしても流石に三人全員に一切気づかれないってのはないか。考え過ぎたな。


************************************


(アルカ視点)

悪いねロー、クイ、ヒイ。

君らに話した言葉に嘘はない。

これは全部俺の目的のために…


爺さんを、クロンを殺す為に、な………

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ