第95話 暴れのドラゴンタートル——懸賞
戦利品をしまい終えた後、
アレカは満足げに
収穫を発表した。
『戦闘獲得物 決算』
『巨大シオマネキの甲羅:一式。
高級防具または鍋具の製作を推奨。
長柄の眼: 二個。
薬の原料。
新鮮な蟹肉: 約700kg。
上等な食材。
巨大シオマネキの蟹味噌: 約50kg。
上等な食材。
シオマネキの大きなハサミ: 一つ。
武器素材。
シオマネキの小さなハサミ: 一つ。
武器素材。
巨大な蟹足: 八本。
防具素材。
巨大ムツゴロウの肉: 約15t。
食材。
巨大ムツゴロウの皮: 15枚。
革製品または防水マントの製作を推奨。
巨大な魚眼: 30個。
コラーゲンが豊富。上等な食材。
魚の肝: 約300kg。
薬の原料。高価値の肝油を抽出可能。
巨大な魚骨: 約2t。
武器、防具素材。
大経験値結晶: 1個。
普通経験値結晶: 1個。』
彼の言った通り、
アレカはただ収納するだけでなく、
異なる部位ごとに解体・分類し、
最も細かいかにみそさえも
見逃さなかった。
「君が収納を手伝ってくれて助かったよ。
こんなにたくさんのムツゴロウ、
僕なら腐るまま放置するところだった。」
デレオは
思わずため息をついた。
「こんな大量の肉、
どうやっても食べきれないわ。」
アビスウズも一緒になって、
困ったように頭を掻きながら
ため息をついた。
「市場に売ってしまおう。
もしかしたら、またイントロドゥクに
依頼できるかもしれない。」
アペスが提案した。
「ハハ、あのカエルが
こんなにたくさんの魚肉を受け取ったら、
どんな顔をするか見てみたいものだ。」
チェラーレは
楽しそうに笑った。
「じゃあ、
私たちは先に進みましょう!」
カシアは気を引き締め、
軽やかに装備を整えると、
湿った泥の地面を
踏みしめた。
「うん、
まだ時間も早いし、
もう少し遊んでいこう。」
チェラーレは
手元の短剣を回し、
その眼差しは、
まだ戦い足りていないことを
皆に伝えていた。
「私の方で、
すでに敵を二匹見つけたわよ。」
アビスウズが
自信ありげに指を動かした。
「すごいな、
どうやって見つけたんだ?」
アペスは
靴底をチェックしながら、
不思議そうに尋ねた。
アビスウズは
悪魔の召喚を解除する呪文を
唱えながら言った。
「さっきムツゴロウを
回収に行ったとき、
偵察に送り出した悪魔が
二匹戻らなかったの。
一匹は
北東のマングローブの境界区域に、
もう一匹は
西側の大潮灘地に
隠れているわ。」
「先に西側にいる方を
片付けて、
その後で北東の方を叩き、
そのまま家に帰るルートを取れば、
途中で不意の遭遇に遭う
心配もないわ。」
シミリスは
地図上のいくつかの目印を
指差した。
地図の西側は、
湿地が海に最も近い場所で、
近隣の住民は俗に
大潮灘地と呼んでいた。
六人は
リラックスした雰囲気で
海辺へと向かって
歩いていった。
現在の大潮灘地は
ちょうど潮が引いている時間帯で、
泥の干潟が
露出していた。
海風が
塩辛さと生臭さを
微かに運びながら
吹き付けてくる。
付近には
数人の漁民が集まっており、
ある者は
腰をかがめて
泥の中で肥えた蛤を
探し、
またある者は
竹籠を引きずりながら
海藻の間を
歩いていた。
遠くには
数軒の露店商が
仮設の小屋を立て、
新鮮な魚の
買い付け準備をしていた。
灘地へと続く小道の
すぐ脇の、
古い木板に、
明らかに
新しく貼られたばかりの
張り紙が
釘で打ち付けられていた。
張り紙の文字は
墨の跡も鮮明で、
角が
わずかに丸まっていた。
『懸賞——暴躁のドラゴンタートル
大潮灘地に出現
生け捕り、死骸を問わず、
賞金四十万クレジット
目撃者は速やかに
塔林区役所へ、
有効な証明を携行の上
連絡されたし。』
張り紙の下には、
数枚のぼやけた写真が
挟まれていた。
一匹の巨大な怪物が
半身を泥の中に埋めており、
背中の甲羅は
山のように大きく、
眼差しは
凶暴だった。
傍らには
赤いペンで註記があった。
「単独での接近は厳禁。
ドラゴンタートルは
人を食らう。」
「この近くにいるはずだけど、
見当たらないわね!」
カシアは眉をひそめ、
遠くの灘地の泥の起伏の
一つ一つを
注意深く観察した。
「奴はきっと、
一番静かで、
人に気づかれない場所に隠れて、
不注意な犠牲者を
待ち伏せているんだ。」
チェラーレは
西側の砂洲を指差した。
そこは草木が生い茂り、
泥地が隆起し、
数羽の海鳥が
湿地の端を歩いていたが、
人影は
なかった。
大潮灘地全体は
何キロにもわたって広がり、
貝殻の破片が
泥の干潟を飾り、
時折、蟹が
素早く穴に戻っていく。
海風には
潮の塩気と、
藻が腐敗したような
かすかな生臭さが
混じっていた。
漁民たちは
ちらほらと、
低い声で
話し合っていたが、
誰もその神秘的な
西側の砂洲に
近づこうとは
しなかった。
「私もそう思う。
でも、どうやったら奴を
姿を現させられるだろう?」
アペスは
無意識に拳を握り、
腰のベルトを
もう一度きつく締めた。




