表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂人三人組の面白い毎日  作者: KURA
彼等にとって裏切りとは
12/61

絶望に気づかない、いや気づけない。

こんばんは~。

KURAです。

薄暗い厨房。

一際明るいのは携帯の通話画面。


「……わかったよ。僕も、ね。後は体が勝手に動くよ」


携帯をしまいこみ、本日の仕込みを始める。

時刻は4時。

パン屋のようだ。

せっせとこなしていると、挨拶が厨房に響いた。


「お疲れ様です! お早う御座います! シー只今出勤致しました!」


「ご苦労。手伝って」


「はっ!」


敬礼を解くと仕込みを手伝い始める。

また沈黙が厨房を支配した。



そして開店一時間前、七時になると続々と店員達が出勤してくる。


「お早う御座います!」


「あぁ、おはよう」



そして正午を回った頃。

涙頭はふと時計を見るとエプロンを畳始めた。


「シー、僕そろそろ上がらせてもらうね」


「はっ! 失礼ですが理由を教えてもらっても?」


「いや、普通に依頼だよ。そうだ、使うかもしれないから。腕、鈍ってたら直していて」


「はっ! お気をつけて!」


「ありがとね。じゃあね、みんな」


「お気をつけて~」



そしてある廃工場へと向かった。

廃工場に入ると、一人の男が寝ていた。


「起きなよ」


「……すー」


「起きろ。グズ」


唐突に頭を、俗に言うサッカーボールキックしようとすると、突然起きた。


「あぶなっ! なんだ、脳裏かよ」


「その名で呼ぶのはやめてくれない? まだ仮面被ってないし」


「ハイハイ。わっかりましたよぉーだ」


両手を上げ、悪びれずも言う男は涙頭に武器商人と呼ばれている者だ。

長くボサボサの髪で肩にまで髪がついているが顔だけは見えるようにしてある。

そしてくたびれた顔。

まるで徹夜明けのサラリーマンのよう。


「で? 今回は何をやるんだ?」


「はは、ちょっと組を潰すだけさ」


「へぇ、じゃあ~ちょっと待っ……あ?」


「僕は座って待ってるね」


「……あいよ。料金はどうせ後払いだろ?」


「ご明察」



立ったまま(・・・・・)待っていたら武器商人はギリギリ抱えれるくらいの箱を持ってきた。

ゴトッと置くとかいてもいない汗を拭いてため息をついた。


「ギチギチに詰め込むのは骨が折れたぜぇ」


「……毎回思うんだけどギチギチに詰め込む必要なくない?」


「いや、ほら……便利だろ?」


「取り出しにくい」


「ぐっ……」


「まず欲しいものが取れない」


「ぐはっ……」


「手榴弾とかだと下手したら誤爆する」


「グハッ!」


「それから……」


「やめろやめろ! 俺のライフはもうゼロだ! はぁ、そんな使いづらいか? まぁポリシーだからやめるきはないが」


「はぁ、中身は?」


「銃二丁、弾二百、手榴弾五個、地雷二個、ナイフ二十、多種多様な毒セット、スモーク一個、だ。十分か?」


「……」


箱を開けscarと呼ばれる物を手に取った。


「scarか。へぇ」


銃口を男に向ける。

そして銃声が鳴った。


「……あぶな……!」


「当てる気はないよ? 流石にさ」


「いや、お前らは普通に怖い」


「さて、僕はもうそろそろ行こうかな」


「じゃあな。死ぬことを祈ってる」


「はは、そっちこそヤクザ連中に海に沈められれば?」


「んー、有明海あたりが良いな」


冗談? を交わしながら別れた後にあるホテルへ向かった。

タクシーを右手をあげ捕まえると、乗り込みホテル名を口にした。


「さて、運転手さん。こっち向いて」


「はい? ……ワカリマシタ」


「洗脳完了」


今脳裏が使ったのはコンタクト型洗脳装置。

ちなみに脳裏と鴉の共同作成だ。

そして脳裏は仮面をかぶり気合いを入れ直した。


「久しぶりだね。一人は」

寝たいです。

おやすみなさい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ