47話~受験③~(side Iruma)
ちょっとふざけてカメラを代わってもらった。
テオが来ると思ったか? 俺だよ!バカめ!!
…ごめんよテオ。そんなに睨むなって。ちゃんと始めるからさ。
はい、どうもイルマだよ☆今回はテオの視点じゃつまらないと思ったから交代してもらったぜ!
テオが中々カメラを貸してくれなかったんだよね。今回も貸すときになんだか変な顔になってたし、そんなんじゃ立派な女の子よりの中性顔が台無しDA☆ZE!
…本当になんでテオはあんなに男の娘っぽくなったんだろうな。死ぬ前は本当に一般人してた顔だったのに。いやどっちかっていうとイケメンに近かったかな?そういえば、ナナって精霊の肉体を受肉したって言ってたけどあれか! その子が可愛かったからってか!? テオの存在感はほとんど主張できてないのか!? 少し可愛そうに思えるだろ!!? …いや、別にあいつの周り理沙さんとかあいつの家にいるキアーラ……だっけか? その子も可愛いとか言ってたもんな。なんだよハーレムかよ! 爽やか系オリ主かよ!
…………いや、別に違うか。ラッキースケベはあっても恋愛してるって感じはあまり感じないんだよな。
やっべ、あのシーンの時のテオのあの焦った顔思い出したら思い出しニヤニヤが来た。
「なにニヤニヤしながら突っ立っている! 隙だらけだぞっぐふぁ!?」
どうしよ。こうなるとしばらく顔のニヤニヤが止まらないんだよね。
「そこの君! 俺と一緒に暑い青春の汗をながそうじゃっぐふぉあ!!?」
っはは。それでもテオと理沙さん以外との対人戦なんか久しぶりだからこのニヤニヤ顔のまま無双をしよう。っていうか、この試験って全部刃は潰されてあるけど、一応武器は自由に選べたんだな。まあ俺は小さい頃から剣を教えられてきたからそんなことどうでもいいけどっさ!
「なんだこの小僧は!? おい!俺たち全員で潰すぞ! っぐあああ!!!?」
「「あ、アニキ!!?」」
「そんな風に徒党を組まれたらっぶふ。俺が負けるだろッククク」
やっべ。本当にニヤニヤし過ぎてまともに会話が出来ん。ここは受け主体の攻撃でいくか。
本当は魔法メインで戦った方が遥かに楽なんだけどな。ほら、俺の戦い方って理不尽な魔法攻めじゃん? まあこれでいくと、テオと理沙さんには勝率は10割だけど技術とか戦い方とか全く関係ないから俺にとっても他人にとってもためにならない戦い方なんだけどね。
それにしても残りの人数はどのくらいなのかな。もう俺だけでも6人は場外にしたからもうそろそろ戦いは終わりにしてもいい頃だろうな。後はもう10人か?
「ふっふっふ。よくやるようだな。小童ども。ここまで来たことを我が誉めてやろう」
うん?なんか偉そうな態度の男がいるけどあいつ始まる前から同じように面白そうなこと言ってたよな。しかも観察してたらあいつの倒し方ただの力押しだし偶に「ふはは! 我こそ王たる男にふさわしい神に選ばれた器なりい!!」って変なことを騒いでたし。あいつ俺より魔力量あるくせに扱い方がなってねえから死ぬ前のテオの最大出力にも劣ってるじゃねえか。
「そこの小粋な小僧」
「うん? 俺のことかい?」
「そうだ。しかし口の聞き方を気をつけろよ小僧? お前の命(合否)は既に我の采配に掛かっているのだからな」
やっべえ。ここで反応せずにおいておくってのもありかもしれないけど、ここは非常にさからいたい。そして全力でいじくりたい。いじくりたい。大事なことかもしれないので2回言いました(笑)
「っはは? あんたみたいな貧弱な奴じゃ俺には絶対に当たらないよ」
「無礼な!! 我にはむかうなど100年早いわ!!」
ん? おお。意外と魔力放出は上手いのな。だけど、直線攻撃しか出来ないのと魔力の練り方が雑だな。もしかしてこいつ俺と同じように最初から魔力量が多すぎて上手くコントロール出来ていないとかそういうオチじゃねえだろうな。最初は俺も苦労したしな。
……っていうか今までここの世界の人達がカラフルだったから特に気にも留めなかったけど案自称オリ主志望の人だったりするのかな。銀髪に一房の金髪だし金銀のオッドアイだもんな。そして気持ち悪いくらいのイケメンだ。
…まあいいや。俺には関係ないことだし、主人公なんてなろうと思えばなれるさ。まあそれなりに根本的な性格と言動、行動を意識的に変えて、更に極自然な形で何かありそうな事件に自ら巻き込まれて、目をつけられればこれで漫画みたいな主人公の仲間入りだ。良かったね☆
っけ。さっさと終わらせよう。
「しゅーーーーーーりょーーーーー!!!!!」
あん? もう終わったのか。さっさと皆の所に戻ってテオと理沙さんをいじり倒さないと…DA☆ZE!




