表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/66

業務改革、始まります!

ギルド・ラストリーフ支部、朝。


カウンターの奥に設置された小さな朝礼スペースには、支部職員たちが整列していた。


アルフォード=グレインが、いつもの冷静な口調で宣言する。


「──本日より、支部業務の改善施策を順次実施する」


一同に、静かなざわめきが走る。


「現場の意見を取り入れた、現実に即した改革だ。ミーナ副支部長の主導で進めてもらう」


視線が一斉にミーナ=ルクトリアに向く。


ミーナは、少しだけ緊張した面持ちで、一歩前に出た。


「お、おはようございます!」


一拍置いて、落ち着いた声で続ける。


「これまで支部で積み重ねてきたやり方、大切にしていきたいと思っています。その上で、もっと皆さんが動きやすくなるように、少しずつ工夫を重ねていきたいです」


リリアがにやりと笑い、サラが静かに頷く。


「数字だけが全てじゃない。でも、数字もまた、私たちの努力を映すものです」


アルフォードが静かに頷いた。


「──いいまとめだ」


ミーナは、内心どきりとしながらも、ほんの少しだけ、背筋を伸ばす。


今日から始まる、ギルド・ラストリーフ支部の“本当の改革”。


それは、誰か一人が変えるものではない。


みんなで、一緒に作っていくものだった。


「では、それぞれの持ち場で、順次進めていきます。まずは、報酬処理班から……!」


ミーナの声に応じて、支部全体が、ゆっくりと──しかし確実に、動き出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ