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〜甘月の夜 〜

「どうぞこちらでございます」

レンゲが部屋に案内してくれた。

「今宵は私があなた様のお相手をさせていただきます。どうぞよろしくおねがいします」

のぶひろはドギマギしていた、それなりに恋愛経験はあったが、そういったお店にはいったことがない。しかもレンゲはショートカットで、どことなく中学の時に好きだった子に似ている。そうこうしているうちに部屋に通された。

「ど、どうぞよろしくお願いします」

レンゲが一瞬震えてるように見えた。

「どうぞこちらに横になって下さい」

のぶひろは緊張しながらロボットみたいな動きでようやく布団の上で横になった。それでは、とレンゲが体を重ねてきた。レンゲの体は少しひんやりしていて甘い香りがする。のぶひろはその体重を感じてさらにドキっとした。しかし、何かおかしい…。体重を重ねるいうより完全に全体重がかかっている。ん、ちょっと重いけど…。動きが止まっている?

「ちょっと!大丈夫ですか!?」

レンゲが目を回して気絶していたのである。


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