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最強ケンカップルのお話  作者: koruta5


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4/15

元カノと私





「おはよ〜」

 次の日学校でまた友達とガヤガヤ話して盛り上がる

 中学校が一緒だったり、その友達が他のクラスで仲良よくなった子だったり

 ノリが一緒ですぐ打ち解けて仲良くなったメンバーだ


 

「尚哉くんおはよう」

「はよ」

 ひかりちゃんと尚哉が話してるとこをばっちり見てしまって、見てはいけないものを見てしまった感がすごい



 

「別れたんだってね〜」

 仲良しメンバーの1人がポツンと話す


 情報早っ!!

 私は尚哉から聞いたけどみんなどこから聞いてるんだろ笑


「ありさ、よかったね旦那戻ってきて」

「いやいや、おかしいでしょ」

 みんなでよかったね〜なんて涙ぐむ演技なんか始めちゃって笑

「やめてよ〜つられて泣いちゃう」

 私も泣きの演技が入る

 みんなでうんうん、と抱きしめあって

「ぷっ」

 1人が笑い出すと我慢できずにみんなで笑う

 みんな面白くて最高




 部活も終わってまた帰り道いつもの幼なじみメンバーに

 今日はすずと話しながら帰ってると

 

 尚哉が石を蹴りながら後ろから奏多と歩いてる

 ちょこちょこ私の靴に当たってきて

 その度に振り返ると知らないフリされる

「尚哉、やめてよ」

 私が言うと

「尚哉、やめなよ」

「尚哉くん、やめたら?」

 奏多とすずまでノリに乗ってきて言ってくれる


「尚哉ぁ〜笑」

 みんなで尚哉をイジると変顔で返してくる

「ねー、キモいって笑」

「お前も変顔すんなよ」

「してないですーこれが通常の顔ー!!」

「あ、そうだったんだっ」

「うざい、ほんと

 構ってちゃんのくせに」

 

「尚哉って実は寂しがりやだよな」

「ね〜!!」

「可愛いやつぅ」

「ほんと憎めないやつぅ」

 みんなで尚哉をイジって楽しい


「おー、だから構えよみんな俺に!!」

 追いかけてくるのでみんなで笑いながら逃げる

 子どもの頃みたいにはしゃいで

 笑いすぎて涙ぐむ

「はぁ、はぁ、普通に帰ろうよ、疲れるって笑」


「はぁはぁっほんと、!」

 すずが1番疲れてる笑笑


「土日みんな試合?」

「私は土曜日だけ午前練だよ」


「俺は土曜日試合で日曜日は休み」

「俺土日午前練」

 

 奏多だけ日曜日午前練あるのかぁ

「みんなで遊ぼうよ」

「いいね〜!」

「おー」

「じゃあ奏多の家に日曜日、朝から行く?笑」

「俺部活だって笑」

「うそうそ!笑

 午後から行こーよ」

「決まり〜!」

「いえーい!」


 久々に4人で集まることに

 すずと奏多が家に帰って

 また尚哉と2人になる

 

「今日ひかりちゃんと話してるの見たよ」

「友達としてよろしくってなってっから」

「へ〜、尚哉のどこが良かったんだろうね笑」

「まー滲み出るカッコ良さ?隠しきれてないんだろうな」

「うわ、めちゃくちゃ調子乗ってるじゃん笑」

「お前もかわいそうだな、こんなイケメン幼なじみに見慣れて、理想が高くなっちゃうだろ?」

「うげー」

 吐くフリをすると尚哉が笑ってる

「自分で言って自分で笑ってんじゃん笑」



「じゃーな、また日曜日なー」

「いや、明日も帰り会うって」

「え、ストーカー?」

「あんたがね!!!」


 笑いながらバイバイと手を振る


 学校も部活も帰り道もめちゃくちゃ充実してる!

 こんな日にトドメの勉強頑張ったら

 もう私はめちゃくちゃ最強の人間なれると信じて

 やりたくない時も勉強がんばっている





 日曜日――

 13時くらいから家を出て尚哉の家に行く

 今から出るーと尚哉にLINEして出たら

 尚哉が家の前に出ていた

「やほー」

 離れたとこから手をブンブンと振る

「おー」

「すずにLINEしとこー」


 私服で会うのなんか久々だな

「私服久しぶりだな」

「えっ」

 ちょうど思ってたことを言われて

 自分が言ったのかとびっくりしてしまった

「今全く同じこと考えてた笑」

「お前スカートとか持ってんの?」

「え、持ってるけどなに?」

「着てるとこ想像つかないなーって」

「今度ミニスカで来てあげるねっ」

 ふざけて言うと

 

「そのケツが入るスカートあんの?」

「あんたねぇ!!!」

 いー!!っと顔で威嚇すると

 尚哉が嬉しそうに笑ってる

 ほんと、構ってもらえて嬉しいんだろうな、

 母親のような眼差しで見つめ返す

「キモい」

 今は、反抗期の子どもを見つめる母親の気持ちで

 言い返さないであげる


「すずー!やほー!」

 すずも道沿いに出ていて合流して奏多の家に行く

「奏多、家にいるよね?笑」

「さっき連絡してみたけどまだ返ってきてないんだよね笑」

 すずの一言で3人顔を合わせる

「時間も奏多が決めたから大丈夫じゃない?」

 尚哉の一言で行ってみることに


「奏多ーいる?」

 中からバタバタと音がして

「ごめん!ちょっと待ってて笑」

「はーい笑」


「めっちゃ急いでたな笑」

「申し訳ないね」

 外でしばらく待つと

「いいよ、入って」


「お邪魔しまーす」

 中にみんなで入る

「友達来るって言ったらみんな出かけてった

 部活ギリギリまであって遅くなったし」

「奏多の家久々だなー」

「私は初めてくるー」


「奏多、ゲームしていい?」

 尚哉が自分の家のようにゲームを出し始めて

 コードを差し込んだりリモコンで操作したりする


「みんなでやろー」

「わーい」

「すずは弱いからみんな手加減してあげてね笑」

 奏多の言葉を聞いて納得するほどすずは弱かった笑


「尚哉たたきのめす!!」

「あ!お前俺のジュース飲んだだろ」

「え?」

「っしゃー!」

「最低!!!」

 一瞬目を話した隙に攻撃されて負けてしまった


「もーいいー女子はアルバム見るねー」

 家にあるものと同じアルバムをすずと見返して

 昔話で盛り上がる


 夕方になり、奏多の両親が帰ってきて

 挨拶して帰ることに


「すずは俺が送るから」

 奏多が言うので

 私達は2人で帰る


 

「すずと奏多はずっとラブラブでいてほしいな〜」

「まー、色々あったりするんじゃね?」

「もし別れちゃったら一緒に帰れなくなるかな」

「そうなったらしょうがねーだろ」

「やだなぁ……」

「俺らがそう願っても、2人の問題なんだから」

「だねー、

 尚哉も変わらず仲良くしてね

 彼女いてもこの前みたいにするのやめてね」

「寂しかった?笑」

「……寂しくなかったとは言えないかも笑」

「珍しく素直じゃん」

「私はいつも素直だよ?」

「まー前島さんとは友達になれても

 お前とは無理だろな」

「どういうこと?」

「なんていうか……言葉では言い表せない仲だから?笑」

「え、なにそれ、訳わかんない」

「門限19時だろ?うちにこいよ」

「えー、いいけど……」



「お邪魔しまーす」

 なんだかんだ2回目になる尚哉の家

「なにすんのー?何もすることなーい」

「俺の部屋掃除して」

「ふっ、なにそれ笑」

 ガチャッと尚哉の部屋に入ると

 全然散らかってない

「掃除するとこないじゃん笑」

「こっち座って」

 ベッドを背もたれにした床に尚哉が座って

 隣に座ってと促される

 少し距離を空けて座ると尚哉が近づいてきて

 肩が触れる

 ……なにこれめちゃくちゃソワソワするんだけど

「前島さんに告白されてさー、取り巻きの女子に

 言われて1週間お試しで付き合うことになったわけ」

「……うん」

「それで、すぐ奏多のとこ行って

 相談したら、ありさはすずと俺が気にかけとくよーって言われたんだけど」

「……へぇ〜」

「お前俺のこと好きなの?」

「っへ?」

「へ?って何」

「好き?友達として普通に仲良いだけじゃん?」

「俺はお前のこと好きだけど」

「え?は?」

「前島さんに告白された時も好きな奴いるって言ったし」

「え?それが私、?

 頭がついていかないんだけど」

「……なんでだよ」

「普通さ、好きならケツデカ女とかブスとかブタとか言う?!?!」

「……そこかよ」

「そこでしょ!!!」

「照れ隠しだよ」

「いや、それは言い訳にしか聞こえない」

「まー嘘だから」

「っ!!!どこからが嘘?!」

「照れ隠しってとこ」

「好きなの?私のこと」

「……ん」

「私は、よくわかんない……

 友達として、話さなくなって寂しかったのか

 恋愛的な意味だったのか……」

「ふーん」

「なにそれ」

「……別に、そんなとこだろうとは思ったけど」

「何で今日言ったの」

「知らねー男にキャーキャー言ってんのがムカつくから」

「いつから好きなの」

「知らねーよ、そんなん」

「……どのくらい好きなの」

「知らねー」

「本当に好きなの?」

「しつけーよ」

「だって、信じられなくて……」

「顔見たら元気出るし、普通にエロい目でも見れる」

「っはぁ?!」

 目を見開いて顔が熱くなる

「もう19時になりそーだから行こ」

 尚哉に腕を引っ張られて立たせられて

 背中を押されて部屋を出る


「ねぇ、ちょっとまって

 私達はこれからどうなるの?私どうしたらいい?」

「まー俺のこと好きになって付き合うしかねーな」

「それしかないの?!」

「できなかったら離れ離れ」

「それはやだっ」

「じゃー腹括れよ」

「尚哉がそんなこと言わなきゃ良かったじゃん」

「そーだな」

「脅迫みたいじゃん、言い方が」

「別にいつも通りにすればよくね?」

「……ちょっと考えさせて、もうここまででいいから!じゃーねっ!!」

 後ろを振り返らずに家まで走った






 

 

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