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最強ケンカップルのお話  作者: koruta5


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3/15

最後って





 朝早く起きて念入りに準備する

「ありさー、」

「なにー?」

「尚哉くんきてるわよ」

「え?今なんて?」

 部屋のドアを開けてもう一度聞き直す

「尚哉くん、玄関にきてるよ」

「……」

 ガチャッと玄関を開けると

 久しぶりに見るような姿

「おはよ、今日写真撮る約束忘れんなよ」

「……っ、うん」

「じゃーな」


 えっなに?なんなの……

 

 写真そんなに撮りたいの?よくわかんない……



 家の中に戻って準備をして登校しながらも

 ずっと嬉しいような複雑な気持ちになる

 ひかりちゃんは彼女、、で?

 私とは写真撮りたい……?なんで???



 もうずっとハテナだらけ、、

「ありさ、おはよ〜ん」

「おはよーっ」

 教室について、友達がみんな集まってくる


「今日かわいい〜」

「え、わかるぅ〜?」

 わかるかわからないか程度の

 ヘアアレンジをしてきた

 

「あはは!ありさかわいい〜」


 

「ね〜!野球部のひいらぎ先輩タイム!!!」

 野球のイケメン、柊先輩の登校時間を

 窓から覗く

「「目の保養〜!!!笑」」

 みんなでキャーキャー笑いながら

 イケメンを拝ませてもらう



 部活紹介の時間になり

 ユニフォーム姿に着替える

 他の部活も準備している中

 尚哉を探すけど

 どこにいるのかわからない


 発表の順番が回ってきて

 バレー部もまぁまぁ盛り上がって終わることができた

 ユニフォームももう着替えることになったけど

 まだサッカー部が終わってなくて、

 タイミングが合わない

 

 もう、いいよね?これ、仕方ないよね?

 尚哉、ごめん!笑

 バレー部みんなが着替えてるタイミングで

 私だけ着替えないのもおかしいし……


 制服に着替えて

 尚哉を待つことに……

 サッカー部がゾロゾロときて

 尚哉にごめんっとジェスチャーで伝える

 すれ違い様に「後でな」

 と言われた


 後で?今日は一緒に帰れるのかな?

 ひかりちゃんはいいの?よくわかんない……



 部活が終わり、方向が同じメンバーとゾロゾロ帰る

 そして、私たち家の近い幼なじみメンバー4人になる

 すずと奏多が2人で話すから自然と尚哉と2人になる

 

 

「なんか久しぶり」

「だな」

「彼女できて浮かれてたんでしょ?どうせ」

「あー、別れた

 お試しで付き合ってって言われて断れなかったから」

「はぁ?なにそれ!」

「振ったら取り巻きにお試しだけでもって強く言われてさぁ?

 ここで断ったら後々厄介かなって」

「信じられない……」

「じゃあ普通に好きじゃないやつと付き合えばよかったってこと?」

「……そんなことは言ってないけど」


 普通に付き合ってるって思ってた……

 

「てか写真撮ろーぜって約束したよな?」

「ごめん、無理だった」

「タイミング合わなかったしなー」

「そんなに撮りたかったの?」

「だって、俺の背番号とお前の背番号一緒とかなんかエモくね?」

「エモいかな?」

「おー、2人で頑張って勝ち取った背番号が一緒って超絶エモいじゃん」

 そうかな??それがそんなにこだわってた理由??


「あんたが、最後だしとか言うからなんかあんのかなって思った笑」

「いや、普通に口実で言っただけ」

「そんなに撮りたかった?笑」

「馬鹿にしてんじゃねーよ」

「今からユニフォーム姿で撮ればよくない?」

「……あー、あり」

「でしょ?尚哉の家でいい?」

「っは?お前本気で言ってる?」

「え、何かダメな事言った?」

「俺んちくんの?今日誰もいないけど」

 え?ユニフォームに着替えて写真撮るだけなのに

 なんで??疑問が広がって尚哉を見ると

 バチっと目が合う

 表情が読み取れなくて首を傾げながら見ていると

 フイッと逸らされる

「着替えて、写真撮りたいんでしょ?」

「……ん」

「じゃあそんな大した事じゃないじゃん、すぐ帰るし」

「はぁ……まじなんなんだよ」

「そっちがなんなのよ!」

「うるせー!」


 

「久しぶりだからってはしゃぎすぎんなよ笑」

 奏多から言われて我に帰る

「じゃーねー」

 いつのまにか奏多とすずの家の近くまで来ていて

 バイバイと手を振る


「俺の部屋散らかってるから」

「でしょうね、そんな期待してないし」

「お前な、女で俺の部屋くんの第一号だぞ」

「それはそれは!光栄です〜

 モテモテ尚哉くんの汚いお部屋に上がれて」

「褒めるか貶すかどっちかにしろ笑」

「はっ!モテモテは嫌味なんだけどねっナルシストめっ」

「こんなにサッカーも上手いのにモテないわけないだろーが」

「さぁ?どうでしょうね〜」

「少なくともお前らがキャーキャー言ってるナルシスト先輩よりはマシだっつの」

「あんた柊先輩の足元にも及ばないから!」


 話していたら尚哉の家につく

「おい、入れよブス」

「帰ろうかな……」

「早く入れよ」

「……お邪魔しまーす」

 ポイポイと靴を脱ぎ捨てて尚哉が中に入っていく

 靴を並べて慌ててその背中を追いかける

「着替える」

 尚哉の部屋みたいなとこについて

 すぐに制服を脱ぎ始める

 上半身が裸になり急にドキドキしてしまう

 めちゃくちゃ筋肉質……

 裸なんて小学校のプール以来

 中学校に入ってあんなに筋肉ついたんだ……

 思わず下を向いて尚哉に背を向けて壁を見る


「おい、早く着替えろよ」

「ちょっと、部屋でてよ」

「はぁ?恥ずかしがってんじゃねーよ」

「普通は恥ずかしいでしょ!!」

「……わかったよ」

 尚哉が部屋を出てドアが閉まる

 荷物を下ろしてユニフォームを出し

 着替えていく

「着替えた?」

「まだ!!」

 なんか、こんなに急かされて着替えて……

 しかも尚哉の部屋で!何やってんだろ私

 尚哉に甘すぎない?


「……着替えた」

 ガチャッとドアが開いて

「はい、撮るよ」

「うん」

 写真が撮れて尚哉が確認してる

「満足した?笑」

「うん」

 不覚にもちょっと可愛いと思ってしまった


「もっと撮ろうよ、せっかくだし」

「門限とかないの」

「あー、19時くらいまでなら大丈夫じゃない?」

「じゃあ後2枚くらい」

「はーい、いぇーい!」

「おま、ふざけんなよ」

「いいじゃん、変顔とかしよーよー!」


 

「あはは!これ最高!!」

「よし、帰るぞ」

「はい、部屋でてよ」

「また?俺の部屋なのに?」

「当たり前!私女の子なんだから」

「は?どこに女の子がいるって?」

「いいから、早く出てよ」

 尚哉の背中を押してドアを閉める


 ここでいつも過ごしてるのかぁ〜

 ちょっと散らかってるけど男の子って感じの部屋だな


 制服に着替えて荷物を持つ

「尚哉、いいよー」

「待って俺も着替えるから」

 また上着を脱ぎ出すので慌てて反対を向く

「よし、行こ」

 尚哉は部屋着に着替えてる

「ばいばーい」

「は?家まで送るって」

「ぷぷ!!あんた本当に尚哉?

 彼女1人できたら頭おかしくなったの?笑

 近いから大丈夫だって!!」

「お前が女の子だの言うからだろ」

「あー……言ったね笑」

「いいよ、近いから」

「そう?あっ、写真送ってね」

「……ん」


 


「じゃーね」

 家の前について手を振る

 尚哉が大人しいとなんか調子狂うじゃん……


 

 その日の夜はぐっすり眠れた



 

 


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