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最強ケンカップルのお話  作者: koruta5


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14/15

溶ける想い



 


 次の日の午後――

 部活も終わり、家でお昼ご飯を済ませて

 尚哉がうちに来てくれるので待っていると

 自転車で尚哉がきた

 私も自転車に乗ってアイスを買いに行く

 家から自転車で20分ほどでつくアイス屋さん


 色んな種類があって少し値段はするけど

 美味しくて人気のお店


「俺らさー」

「んー?なにー?」

「普通に見つかったらバレそうだけどね笑」

「……確かに」

「俺は見つかってもいいけど…」

「お持ち帰りにしてうちで食べない?暑いし」

「……いーよ」


 夏の外の暑さは尋常じゃない

「え、今食べた方が絶対美味しいよね笑」

 アイス屋さんに着いて

 お店で涼みながら尚哉と話す

「え、俺はありさの家行きたい」

「じゃあ行こ」

 ドライアイスを入れてもらって

 アイスは持ち帰ることにした


「あちー!」

 自転車のサドルも火傷するくらい暑い


「家に誰かいるー?」

「誰もいないー」

「けい君達いつ帰ってくる?」

「夕方かな?」

「じゃあその前に帰ろう笑」

「急いで帰らないと笑」



 家について鍵を開ける

「ちょっと待って、クーラー付けるから」

「お邪魔します」

「初めてだっけ?うち入るの」

「……初めて」

「私の部屋はこっちでお兄ちゃん達の部屋が2階にある」

「へー」

「アイス食べよ〜!お茶持ってくるから」

 リビングでアイスを食べることに

「ん〜!最高!!」

 尚哉がうちにいる光景が不思議だ

  

「うち何もないでしょ笑」

「ありさの部屋見たい」

「アイス食べ終わったらね〜笑」


 アイスを食べ終わりリクエスト通り部屋に移動する

「狭いでしょ?」

 ベッドと、クローゼット、

 勉強机でもういっぱいいっぱい

 テレビも無いし、することないもんな……笑


「女子の部屋って感じだな」

「そう?もう少し可愛くしたいけど

 あるもので済ませてるから笑」

「服もお兄ちゃんのお下がり着たりするし」

「まじで?!俺も欲しい」

「あ!お揃いのやつもあるよ!」

 ゴソゴソとクローゼットを開けて服を漁る

「ほら!これとこれ」

「え、お揃い着る??笑笑」

「何笑ってんの笑

 いるの?いらないの?笑」

「……いる笑」

「パジャマで着て笑」

「やだよ、普通に着るし」

 初めての彼氏との初めてのお揃いが

 お兄ちゃんのお下がりってウケるんだけど笑


 尚哉に話して2人で笑った


「俺ぼちぼち帰るわ〜なんか怖くて落ち着かないし笑」

「どんだけ苦手なの笑笑」


「じゃあなー」

 お揃いの服持ってニコニコして尚哉が帰って行った

 


 ……なんか一気に暇になっちゃったな笑

 部屋のベッドに横になるとそのまま寝てしまった――



 ――――――

 

「なんか思ってたのと違ったからもういいわ」

 尚哉から冷たく言い放される

「え?笑 何言ってるの?」

 嘘でしょ?冗談だよね???


「もう顔も見たく無い」

「……なんで、、」

 私が何かした?、、

 

 ――――――――――


「――りちゃん、ありちゃーん」

 ガバッと起きるともう17時半だった


「帰ってきてたのー?」

 ガチャっとお母さんがドアから覗いてきた

「……寝ちゃってた……」

「あら、ごめん、起こしちゃったね」



 尚哉とバイバイして

 1時間くらい寝てた、、

 ドクン、ドクンと夢で見た嫌な心臓の音がする

 はぁ……最悪の夢だった



 ご飯を食べながらボーッとしてしまっていると

「色ボケてんなぁ笑」

 けい兄から茶化される

「……うざ」

 フンッとして言い放つ


 

 ご飯を食べ終わり、お風呂までの間に

 尚哉にLINEする

 [変な夢見た]

 [寝てたんかい笑]


 

「ふふっ」

 少し気持ちが軽くなる


 [夢で尚哉に振られた笑]

 [俺もありさに振られる夢よく見る笑]


 [えー意外!笑]

 [まー俺らは思いやる気持ちを忘れずに行こうや笑]

 [え?なんか良いこと言おうとしてる?明日雨?笑]

 [ばーか!晴れだよ!あほ!]


  LINEでも楽しい笑


「ありちゃん、お風呂いいよ〜」

 お母さんから呼ばれて尚哉にLINEする


 [お風呂入ってくるね]

 [おー、明日も遊ぼ]


 明日も……もう毎日じゃん笑


 でも、誘ってくれて嬉しいっ!

 お風呂に入りながら明日の服を考えた



 次の日も平日の部活が終わりお昼ご飯を食べて

 尚哉の家に行くことに

 今日はお菓子を持って行く


 

 ピンポーン――

 インターホンを鳴らす


 ガチャっとドアが開いて

「ありさちゃん、久しぶりね♪」

 尚哉のお母さんだった


「わ〜!お久しぶりです!」

「尚哉がありさちゃん遊びにくるって言うから

 少し待ってたの!今から出かけるからゆっくりして行ってね?」

「ありがとうございますっ」

「お姉さんになって……可愛いわぁ本当に

 尚哉のことよろしくね?」

「……っはい」

 尚哉はどこまで話してるのかな?笑


「尚哉は2階にいるからね〜

 はい、これジュース!持って行ってくれる?」

「ありがとうございます、いつもすみません」


 2階に行ってコンコンとドアをノックする

「尚哉、開けて〜」

「お喋り終わった?笑」

「久しぶりに会った〜相変わらず綺麗だね!

 これ、ジュースくれたよ〜それにお菓子も持ってきた」

「え!まじ?ありがと」


「お母さんに話したの?」

「何を?」

「……付き合ってること」

「……まだ

 ……でも好きなことはバレてる笑」

「……へ〜」

 なんか恥ずかしい……

 

「おじさんとけんちゃんも元気?」

「普通に元気、健斗も可愛いよ笑

 最近スパイダーマンにハマってる」

「ふふ!可愛いね」

「座れよ」

 ブーブークッションを警戒するけど

 今日はないみたい笑

「今日はないって!笑」

「この前は座布団あって珍しいなと思ったんだよね笑」

「あはは!!思い出してもウケる笑」

 

「もー腹立つ……」

「あ、前髪切った?」

「え、切ったけど……」

 ほんの少しだけなのにわかったのかな?!


「だよな、なんか違うと思った」

「どんだけ見てんの笑」

「……普通気付くだろ」

「ちょこっとしか切ってないんだよ?」

「なんだよ、すぐ気付くのが悪いみたいに言うな」

「私のこと大好きなんだなぁって思って」

 あはは〜と冗談混じりに言うと


「丸い顔が更に丸く見えたからな」

 すかさず肩にパンチする


「いった!!お前、加減せろよ!」

「肩パン効かない筋肉付けたら?」

「ふざけんな、毎日筋トレしてるっつの」

「毎日筋トレ〜?笑

 尚哉のことだから絶対毎日続けてないでしょ」

「部活も筋トレだから笑」

「ほらね〜?嘘つかないでよ笑」


「でも筋肉あるから、ほら」

 力こぶを作って見せられる

「お〜!ほんとだ」

「ありさは……ないな」

 二の腕をチラッと見て判断される

「……ちょっとはあるもん」

 フンッと頑張って腕に力を入れる

「ちっちぇー!」

「うるさいっ」



 

 日に焼けた肌は黒いけどツルツルしてるなぁ……

 ふいにツンっと指で尚哉のほっぺたを触ってみる

「なに?」

 尚哉から軽く睨まれる

「触りたくなって」


「お前さ、俺が触るのは騒ぐくせに

 自分はいいのかよ」

「だって、びっくりするじゃん」


「慣れろよ」

「まだ無理っ」


「手はすぐ慣れただろ?」

「んー、そうかも」

「俺はもっとくっつきたい」

「だって……今までそんなことしてないし」

「付き合うって決めたなら今までとは違うからな」

「はぁい、頑張りまぁす」

「ふざけてんじゃねーよ笑」

「すみませーん」


 別に尚哉の気持ちにあぐらをかいてる訳ではないけど

 会ってる時より会わない時の方が好きって思っちゃうことが多い気がする……

 自分の気持ちがよくわからなくなっちゃうし、なんか難しいな………




 

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