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合同探索終了

大分短めですが……。

「ふっふー。今日はラッキー超ラッキー!LA大物二体取れちゃったー」

「すいません皆さん、皆さんが危ないと思ったらつい本気で……」


二人は真逆の態度で僕達の前にいる。ちょっとしてからカズマさん達もやってきた。


「おー無事だったか!良かった良かった」

「ま、まぁ」

「良くないわよ!!せっかく私とジュンが一生懸命、ほんと頑張って倒しそうになってたそこの骨野郎をそこの泥棒猫が倒しちゃったのよ!」


本来泥棒猫ってほとんどそのままじゃないか。


「あー大丈夫。俺達も最後の最後に取られたから」

「何が大丈夫なのよ!ヘラヘラしちゃってだらしがない!!」

「別に気にすんなよLAくらい!」

「気にするわよ!」


なんか喧嘩始まったけど混じりたくないから放っておこう。


「さて、ドロップしたのは……紫電の剣か。まぁ見なくても内容は大体わかるからいいや。あっちは何だったんだろ?」

「焔の杖っす」

「ジャックさん。ちょっと残念でしたね」

「まぁ気にしたら負けっす。死人がいないってのが一番っすよ」

「そうで「リキヤーーーー!!」

「ハブっ」

「格好良かったですよ!格好良かったですよ!格好良かったですよ!」

「わかったっすわかったっす!三回も言わなくていいっすよ恥ずかしい!」

「そう……。こいつはナタリアに褒められると、調子乗る」

「リン?今俺のことこいつとか言わなかったっすか?」

「そんなことない。敬うべき主に対してこいつ呼ばわりなんて。決して。ちっ」

「今舌打ち……」


うーん。僕いたらいけない雰囲気みたいだなぁ。


「じゃあまた」

「リキヤー!好きです!」

「お、おう。ナタリア大丈夫か?全力で愛を訴えてきてるけど、俺も愛してるから大丈夫だぞ?何か心配事でもあるのか?」

「いいえ!うふふっ」


うわぁ最後に凄い惚気たぁ。

早く離れないと。


「ってかせっかく合流しましたし、この後どうするか話しませんか?」

「そうですね。カズマさん!」


シリウスがカズマさんを呼ぶとちょっと顔に小さく噛まれた傷のあるカズマさんが寄ってきた。

その頭の上にはふくれっ面をしてるがそれよりも気になるのは、煙が吹き出しそうになるくらい顔が真っ赤なのだ。


「何?どうしたの?」


僕がそのまま飛んで僕の肩に座ったメイに小声で話しかけるとメイは顔を真っ赤にしたまま、


「お、お嫁に行けないようなこと、された」

「え?本当に何されたの??」

「私がね、噛み付いてたら、カズマがね、私の身体を握ったの」

「うんうん」

「それでね、カズマの親指が、その……」


メイは手で胸を押さえる。

あぁ……そういうことか。


握った時に親指が胸にいっちゃったんだね。よしよし。ちょっと撫でてあげよう。


「ジュン……ぐすん」


なんだかんだで年頃の女の子だもんね。


ちなみにカズマさんはシリウスと話しながら、隣にやってきたアリスさんを見て気持ち悪い笑みを向けている。イケメンなのに。


「変態」


と一言聞こえるか聞こえないくらいの声でカズマさんに近づいて呟き、離れる。


「ちょ、今おま、なんて!?」

「なんでもないですよ」


メイちょっと本気で嫌がってるし、このくらいなら別にいいだろう。


「メイ。ちょっと寝てていいぞ?」

「ジュンの上で寝る」


メイは目を擦りながらふわふわと飛び、僕の頭の上に乗っかると、すぅすぅと寝息をたてながら寝始めた。


「さて。どうなるかな」



ちょっとしてからシリウスとカズマさんが、今後の方針を発表した。


今回は一度撤収し、その後レイドパーティを作り、明日、フロアボスを倒すそうだ。


「じゃあ今日はこれで、終わりですかね?」

「はい。お疲れ様です」

「じゃあさっさと戻りましょう。てか先帰ります」

「お、おう。気をつけて帰れよ」

「……はい」


なんとなく間をあけて頷いたらカズマさんは結構気まずそうにしていた。

まぁ明日にはメイも機嫌を直しているだろう。




「なぁアリス女の子にもう、お嫁に行けない!って言わせるくらい酷いことした時どう謝ればいいんだろうか」


洞窟から出て、なんとなくギルドホームに戻ってきた。

そこで洞窟でやらかしたことを思い出していた。

そして今トイレから戻ってきたアリスに聞いているのだが、なんか見事に怒っている。いや、怒るより、なんか嫉妬みたいな部分がある気もする。ちょっと可愛い。


「いつ、どこで、誰に、何を。したんですか?」

「あんまり怒らないでくれると助かるんだが」

「事にもよります」

「そっか。まぁとりあえず話すよ」


四分程で洞窟であった出来事を話すとアリスは判断に困っているような表情になる。


「うーん。全面的にカズマ様が悪いわけではなさそうですね」

「え?なんか全面的に俺が悪いって感覚で聞いてたのさっき」

「さっきのパーティも女の人だらけですし、カズマ様は行くところ行くところで女の人と話すことになりますから」


そ、そんな話してたか!?


「んでよ、まぁそれはともかく。どう謝ればいいかなぁ?」

「むう。ここは誠心誠意謝りましょう。カズマ様の場合、余計なことをして話をこじらせそうですし」

「余計なことって……まぁしそうだな。今すぐ謝ってきた方がいいかな?」

「場所、わかってるんですか?」

「一応ジュンの部屋にいるっぽい。さっきジャックがなんか教えてくれたんだよ。あいつ妙に感ずきやすいというか気を使えるというかさ」

「ジャックさんは私達よりもずっと色んな事を考えてるみたいですし、元々そういう方なのでしょう」

「そうだな。俺もあいつくらいには周りに気ぃ使えるといいんだが」

「そうですね。でも、今のままでも充分良いですよ。カズマ様は。ただもうちょっと自分の行動に気を付けてもらえると……」

「すんません」


とまぁこんな感じに今日はダラダラアリスと話して終わってしまった。


なんだかんだでちょっと気まずくていけなかった。つまり、ヘタレた。

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