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こんなことになるなんてなぁ……。

ギリギリ毎日更新キープ!

土日を除いた、だけど!

お気に入り30件越してて驚いた作者でした!

翌日。


「さぁ。お前らさっさと飯食って行くぞ!」


俺は寝るときの服。つまり寝間着を着て大声で言った。


「カズマ様が一番遅れてるんですから急いでくださいね」

「うぐっ」

「言い出しっぺが一番遅いって何事ですか!」

「それは……うん。アリスの隣が心地よ過ぎて……」

「カズマ様!!」

「うおっ?!」

「恥ずかしいから、ほんとに、ほんとにやめてください」

「うん……」


ってなことで俺以外は皆朝食を済ませ、装備を整えている。


「まぁ食パンと目玉焼きでいいか……」


俺が一人料理スキルを使おうとするとクインスがスッと俺の前に立ち、サンドイッチを手渡して来た。


「これ食べて、早く行きましょう」

「んだよ、随分やる気じゃねぇか」

「私は元々やる気だったんです!」

「そーかそーか」


俺は適当にあしらい、ただサンドイッチを食べ始めた。


「早くしてくださいね。ほんと」

「ん。サンドイッチさんきゅ!」

「はい」


そして俺もようやく装備を整えたところでギルドホールに集まった。


「さて!俺が三日三晩悩んで決めたPTを発表する!」

「三日三晩て、半日もなかったじゃ」

「細かいことは気にすんなって。んじゃ発表すんぜ!第一班!シロ!トラン!俺!アリスだ!」

「あれ?全員アタッカーな気が……」

「いや、今回アリスには回復に徹してもらう。中級までなら回復使えるからな」

「んで次はクインス、セイル、ヘレナだ。クインスとヘレナは同じ魔法使いだが、使ってるジャンルが違うから被りはしないし、前衛はセイルができる。それにセイルとヘレナはそれなりに話せるだろ?」

「は、はい!」

「私は大丈夫ですよ。ヘレナさんも、クインスさんも絶対御守りします」

「よし。良い感じだな」


クインスはよくわからんが、さっきの事もあるし、気の利く良い子だから大丈夫だろう。


「で、第三班。ネコルとジャック。んでギルだ」

「こ、この人とかぁ」

「よろしく〜」

「……チッ」

「おいコラ約二名俺の編成に文句あんなら言え」

「い、いえ、ないです」

「俺は主の言う事なら聞く」

「お前ら主張しねぇなぁ」


だがこのパーティ唯一ヒーラー的なのがいないから、めっちゃポーション持たせてあげないといけねぇんだよな。まぁギルは全然大丈夫なんだろうが。

ジャックもステータスがもうちょい上がれば問題ないだろう。


「最後はエースとシュカの班だ。エースは比較的バランスよく強くなっているようだし、シュカと一緒にいれば問題ないだろ。後は各自危なくなったらシュカやギル、セイルに行って離脱してくれ」

「「「はい!」」」

「では、各自解散!」

「と、ネコルとジャックはポーションいっぱい持ってけな?」

「了解ッス」

「ぽ、ポーションか、そうですね、はいわかりました」


だ、大丈夫かコイツ……。

まぁ。なるようになるか!




「な、なんでこんなくるんだよおおおおおおおお!!」

「アリスさん!!回復お願いします!」

「はいシロ君!」


アリスがヒールを唱えると、シロのHPがぐんっと伸びてレッドゾーンを脱した。


「カズマ様!魔法撃って良いですか!?」

「いや、まだ、まだだ!」

「主!ネコルの奴がいねぇ!やべぇ!」

「ギル!おま、こんな事態引き起こしておいて見失うとかそりゃねぇだろう!?」


つーかジャックなんて一人でトレント軍団相手にしてるけど大丈夫なのかあれ!でも全然HP減ってねぇからすげぇな……。


「私が探す!」

「姐さん!俺も行くぜ!」

「シュカ!エース!任せたぞ!」


この短期間で何があったのかわからないが、エースが姐さんとシュカを呼んでいるが、シュカも気にしていないのでいいだろう。そんなことよりもだ。


「セイル!そっちは大丈夫か!?」

「はい!私は大丈夫です!ヘレナさんも結界魔法で防御してくれていますし!クインスさんのアイシクルブラストで遠距離の敵は倒せますから!」

「そうか!ならそのまま後方を頼む!」

「はっ!」


これなら勝てるか?


MU★RI★DA


「あああああああああ!アリス!一発だけ撃ってよし!」

「はい!」


アリスは無詠唱スキルを使ったのかヴァニシングボルトを一発前方に叩き込んだ。

目の前にいた無数のトレントは上半身が吹き飛ばされるか、燃えて倒れていった。それでも。周りにはまだ沢山のトレントがいた。

大体全部トレントなのだが、一体デカいのがいる。アリスに任せれば一瞬で消し飛ばせるのだが、それじゃ訓練にもならんから、アリスは何もしていないのだが、数にして二十体。俺は殺している。トレントは比較的動物って感じがしないからまぁそこまで気にせず殺せるのだが、あんまりにも数が多いので中々辛い。

そもそもどうしてそんなトレントが増えてしまったのかと言うとーー。




「あー。暇!」


ザシュッと斬られる音共に倒れるトレントを眺めて俺は愚痴る。


「さすがに、これなら僕達も大丈夫ですね」

「まぁ安全第一なのは良い事なんだが、これじゃ日が暮れちまう」


トランは二体程、シロは三体。俺は一体のトレントを倒している。今ので二体目だが。


「アリス。やっぱ使って良いかな?」

「それは……どうなんでしょうか。でも、確かにこれだとレベルはあまり上がりませんよね」

「何を使うんですか?」

「あぁ。これこれ」


俺はアイテムボックスからトレントの呼び声という笛を取り出した。


「これを使うと近くにいるトレントを集める事ができるんだ」

「へぇー」

「ただ今回はお前らいるし、予想出来ないくらいポップしてくる可能性もある。そしたらお前らの命の保証が出来ねぇし、パーティリーダーの俺としてはあんま危険なことしたくねぇんだ」

「なるほど……」

「特にトランは装備を新調するまでは無理だな」

「確かに……」


でもやっぱこれじゃあ物足りないよなぁ……。

と思っているとギルとジャックとネコルが前方から歩いてきた。


「おうお前ら。そっちはどんな感じだ?」

「暇っすよ暇。大体毎回トレント一体か二体くらいしか出てこないし」


ジャックがやれやれといった感じに肩を上げる。


「主、それはトレントの……」

「ん。そうだけーー」


ぶおおおおおおおおおおおん。


「は?」


手に持っていたはずのトレントの呼び声はいつの間にかギルによって吹かれていた。


「主。これで暇しませんぜ。どうせトレントごとき、俺達の敵じゃない」

「おま、何してんだよおおおおお!」

「でも、トレント、来ませんね……」

「不発か?ならーー!?」


ドドドドドドーー。


「な、なんか、来る?」


ネコルが耳をピコピコさせながらビクビクしている。男がそんなことやったって可愛くなんかねえよ……。


「何あの土煙。すげぇ距離あるんだけど。これどのくらいの距離から集めるんだ?もっかい鑑定」


・トレントの呼び声

簡単に言うと、この階にいるトレント全てを集めるぜ!効果は三十分!すげぇトレント来る!レベ上げし放題だぜぇ。










後悔するくらい来るから使いたくないシロモノだな。


「なんでスクロールが必要なくらいの鑑定結果なんだよおおおおおお!!」


こんなこと書いてあるなら使わなかったわ!つか持った瞬間捨てるか売るわ!


「マズい、非常に、マズい……」

「主!!」

「シュカか!」

「これは一体……」

「カズマさん!」

「ヘレナ達も来たか!」


シュカやセイルに乗って分散していた奴らも集まって来た。そしてーー。


百を超えるトレントの軍勢が俺達を囲んだ。

やること多過ぎてあんま書けなかった!


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