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俺の世界は空想世界  作者: シキタ
38/39

第38話 サラ

ついに始まった武神祭。蓮二の出番は今始まる試合の後だった。


現在蓮二は、先ほど威勢のいい啖呵を切ったガラハッドとまだ控え室に居るというなんとも気まずい空気が流れていた。


(やっべぇ、早く俺の試合になんねぇかな)


さっき背中からビンビンガラハッドの目線を感じ、振り向きたくとも振り向けない状態が続いていた。


その時天井に吊り下げられていた水晶が光った。すると第一試合の選手が対峙して居る映像が流れた。


「人が映った!」


異世界でリアルタイムで放送されている事になんともテレビを初めて見た様な反応をしてしまった。


そんな反応に近くにいた若い女性が声をかけて来た。


「ちょっと私はサラって言うの。さっきの騒ぎ面白かったわ。ところであなた、魔水晶見たことないの?」


声をかけて来たのは、金髪金目の長髪のスタイル抜群のお姉さん系の美女のサラと名乗る女性だった。


だがそれらの特徴より気になったのは鱗だ。その女性は手や首などにあまり目立たないが鱗が生えているのが見えた。


「蛇女?」


驚き過ぎ頭に浮かんだ単語を発してしまった。

初めてあった鱗なんか生えた人種に驚かずに接する事が出来る人がいたら是非合わせて貰いたいものだ。


「ッ!!あんた!」


蓮二にそう言われ鱗が見えている部分を隠して睨みつけて来た。明らかに怒りを向けてくるサラだが蓮二はお構いなく手を握った。


「アヒッ!!なっなっな!!」


「へぇ、意外とひんやりして気持ち良いな」


顔を真っ赤にして言葉を失うサラ。それもその筈、亜人では無いにしろハーフのサラはこの鱗の所為で、これまでにも差別的な事をされることが多いのだ。

それなのにだ。亜人のハーフなのに嫌悪感を示さない蓮二に驚いたと同時に興味が湧いた。


(人族の癖に…)


「なぁ、サラだっけ」


「はっはひ!」


ぼおっとしていると突然名前を呼ばれて少しどもってしまったサラ。その顔をまじまじと見た蓮二は頷いた。


「えっと、獣人か何かなのか?鱗がある以外全然そんな風に見えないけど」


蓮二の不躾いな質問に少し顔をしかめるサラだったが答えた。


「私はナーガと人のハーフよ、この鱗なんか…気持ち悪いでしょ?」


自嘲気味に笑いながら蓮二に言う、

すると蓮二は何食わぬ顔で即答した。


「いや全然?」


「えっ?」


一瞬サラは、聞き間違えだと感じた。


「だって…そんだけだろ?ヒンヤリして夏場、便利そうだし」


何言ってんだこいつ?と、さも当たり前の事の様に言う。


「あっ、」


サラが何か言おうとした時控え室のドアが開き蓮二とガラハッドの名前が呼ばれた。


「おっ、やっと出番か」


やれやれと試合前から疲れた様な蓮二、じゃあなとドアへ向かう。なにか言わなくてはと考える。


「れっレンジ君!」


「うん?」


サラに呼ばれら振り向く蓮二。


「がっ頑張って!!」


「…楽勝だ」


シャルの応援にニヤリと返し部屋を後にするのだった。

次はいよいよ戦闘シーン入ります!

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