第37話 武神祭 当日
更新遅れて申し訳ありません!
武神祭当日。
蓮二とシャルは大会の行われるコロシアムの外に居た。
コロシアムはまんまローマのコロッセオだったことに何かを感じるのだった。
「レンジ、頑張ってくださいね!客席で応援してますから!!」
「うむ、契約獣が参加出来ないことは残念だが精一杯やってこい」
「おう!頑張って目立ってやるぜ!」
やる気充分のレンジは二人に後押しされ一人受付へ向かう。受付から案内され広い控え室へ向かうと、対戦表の紙が貼ってあるのを見つけた。
「おっ!これが対戦表か。どれどれ?」
軽く全体を見ると蓮二の思っていた人数よりもかなり少ない人数だった。これは案外簡単にいけるんじゃないか?と一人思っていると後ろから声を掛けられた。
「あっ!!あん時のあんちゃんじゃねぇか!」
「ん?」
見ると馬車で話をしたガタイの良いおっさんが居た。
「はは!なんだあんちゃんもやっぱ武神祭出るんじゃねぇかよ!水癖ぇな!」
ガハハと笑いながら蓮二の背中を叩く。あまりに痛いので距離を取る。
「いや、別に出る予定は無かったんだけど事情があってな」
「へぇ、まぁ何でもいいか。お互いベストを作ろうぜ!」
そう言い残しおっさんは控え室の奥へと歩いて行った。
何故か試合の前から疲れを感じてしまった蓮二は、もう一度対戦表を見返し自分の相手を確認する。
「えっと…あった、『千撃 ガラハッド』?」
名前の前に千撃と書いてあり、これがもしや家名か何かだろうかと思って他の出場者を見て見ると同じ様な言葉が書いてある。
ちなみに蓮二のは無名だ。
「なるほど、これは世に言う厨二病の末期患者が名乗る異名と言うものか」
世界違うと厨二病が助長されるのかと一人で納得していた。他にどんなものがあるのかと見ているとシード枠でレナと書いてあるのを見つけた。
「!こいつがレナか。なになに?『人類最強の女 レナ』…何処かで見たことある様なフレーズだな」
レナは絶対日本人だと確信した。
「しっかし、なんか聞いたことある様な人物がちらほらいるな」
先ほどのガラハッドと言う男?もあちらの世界では円卓の騎士に登場する有名人だ。それに確認したところノブナガ、ジャンヌ、アマクサと歴史上の有名人がちらほら確認できた。
「まぁ同性同名ってこともあるだろうけど」
必要な名前の情報は取れたのでそこで始めて部屋を見渡す。
すでに蓮二以外全て揃っていた。
初戦が始まるまでまだ少し時間があるので蓮二は対戦相手のガラハッドを見に行来たかったがそこで何故か蓮二だけ周りから見られて居ることに気づいた。
「えっと、なにか?」
あたり触りなく意を決して声を出すと一人の髭もじゃ男が歩いてきた。
「おい、お前がイかれた飛び入りの新人か?」
「イかれてるかはともかく飛び入りっての俺だが?」
少し癪に来たがなんとか耐え応える。
「今すぐこの大会を辞退しろ、お前なんかじゃ武神レナに辿りつけはしないからな」
髭もじゃ男がいうにはどうやらこの中にはレナはいないらしい思わぬ情報が入った。
「そんなのやって見なきゃわかんねぇだろ。俺の実力お前が決めんな」
「なぁにぃ!?このガラハッド様が折角注意してやってんのに逆らうのか!?」
どうやらこの髭もじゃ男が対戦相手のガラハッドらしい、とんでもない咬ませ犬臭がプンプンする。こんな男があちらでは円卓の騎士だとはアーサー王もさぞ大変だったろう。
そんなことを考えていてぼうっとしていたのだろうガラハッドが無視されたと勘違いし今にも飛びかからんとしていた。
「あぁ!?なに黙っている!!貴様!!私の対戦相手だったな!私が勝ったら即座に私の兵達のストレス解消道具にしてやる!!」
その言葉にこれは目立つチャンスと思い、ガラハッドに向かってニヤリと笑うと言った。
「いいだろう、無名の力存分に見してやるよ!!」
波乱の武神祭開幕。
歴史上の人物どんどん出します!
個人的にはアーサー王出したいな




