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俺の世界は空想世界  作者: シキタ
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第23話 新たなフラグ

村に帰ると蓮二は早速ギルドへ顔を出した。受付に向かっているとケイラが勢い良く手を振り必死にアピールしていた。どうやらそこへ来いと言うことらしい。蓮二はシャルを連れてそこへ足を運んだ。


「ただいま戻りました。ケイラさん。」


「おっ、おかえり。依頼は無事達成できたようだな。その、えっと怪我が無くて良かった」


頬を少し赤くさせながらケイラは蓮二に言う。とそれに気づいたシャルがムッとしながら蓮二の前に立ちケイラに言った。


「あの!ケイラさん?私のレンジが無事だったから良い物を、この依頼一言もアーヴァックが出るなんて書いて無いじゃ無いですか!!」


「まぁまぁシャル、別に危ない相手でも無かったんだし別にじゃねぇか」


そこへシャルの私の蓮二発言に何かを感じるケイラ。


「おや?シャルと言ったか?誰の蓮二だって?」


「私の!私だけのレンジです!さっきだって私たちは愛の共同作業をして来たばかりなんですよ!」


それは依頼の事だろと蓮二は内心ぼやくがケイラはそうはいかなかった。


「あっあっ愛の共同作業ぉぉぉ!?」


「いや依頼受理したのあんただよな?」


「そそそれはつまりその、ピーしたりバキューンとかの事か!?」


冷静につっこむ蓮二だがシャルはまだ止まらない。


「そうです!私とレンジはもうHまで行ったアタッ!?」


「お前は何を張り合ってんだッ!!」


あまりに暴走するシャルをガンという音と共に蓮二は脳天に拳骨を叩き込み鎮圧する。

その後蓮二はケイラの方を向き謝罪する。


「すいませんケイラさん、こいつ可笑しいんで。気にしないでくださ、い?」


見るとケイラは俯きながら何かブツブツ言っていた。その状況に軽いデジャヴを感じる蓮二。


(あれ?これってつい最近にもあったよな)


「あっあの、ケイラさん?大丈夫ですか!?」


「…も…あそ」


「?」


そこでケイラはばっと顔を真っ赤にさせて上げると怒鳴った。


「よくも私の心を弄んでくれたな!!レンジ=キリシマァァ!!」


「なにがッ!?」


「よくもよくも!!このォォォ!!」


そう言いながらケイラは腰に差してあった剣を抜き蓮二に切っ先を向けて言った。


「レンジ=キリシマ!!お前はその女とどういう関係なんだ!!」


「とりあえず落ち着けケイラさん!!こいつとは先日あったばっかだ!!別に関係とか無いから!!」


それを聞いたシャルは素早く蓮二の腕に胸を押し付けながら掴む。


「嘘です!!レンジは私のパートナーです!一生!!」


「やめろシャル!くっつくな!!それにお前の友人に合わせてくれるまでの約束だろッ!?」


とりあえず今のケイラに何を言っても聞いてくれないと感じた蓮二はシャルを脇に抱えてギルドを能力を使い一瞬で出た。


そして蓮二達はすぐに荷物を整え村を出発した。


1人残されたケイラはさっきの事を思い出しながら思った。


(あれは確かにシャルという女の事をレンジは迷惑がっていた)


そこでそうかとケイラは口を歪め、歪んだ笑みだがどこ妖艶のある笑みのままつぶやいた。


「あの女がいるからか、そうか待っていろレンジ!!お前と私の恋路は誰にも邪魔はさせないから」


その夜コルト村からケイラ=クシュラが消えた。

一度でいいので病んでるヒロインが書きたかっただけなんです(笑)


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