第24話 <閑話 おとぎ話>
<光の英雄>
むかしむかし。
世界にはたくさんの人が住んでいました。
西の国の人たちは戦うのが大好きでした。
東の王様は人を支配するのが大好きでした。
やがて西と東は戦いを始めました。
西の兵隊はとても強くて、
東の王様の軍隊を次々とやっつけました。
困った東の王様は恐ろしい魔法を作りました。
人や動物に魔法をかけました。
動物は魔物になり、
人は魔人になりました。
町は滅びました。
森には魔物があふれました。
東の王様はさらに新しい魔法を作り出し、
魔人の兵隊を作って世界を支配しようとしました。
そのとき。
一人の英雄が現れました。
英雄は魔物と戦い、
魔人と戦い、
ついに東の王様のところまでたどり着きました。
ですが王様は強く、
英雄は倒れてしまいました。
そのときです。
空から光が降ってきました。
光の中から天使たちが現れました。
天使たちは英雄に力を与えました。
英雄は再び立ち上がりました。
長い戦いが続きました。
ついに英雄は東の王様の兵隊を全て打ち倒しました。
そして世界の果てに隠されていた
魔法の鍵を見つけました。
英雄は天使に導かれ、
とうとう世界の扉を開くことができました。
扉から光があふれました。
魔物は元の動物に戻りました。
魔人は元の人に戻りました。
世界には平和が戻りました。
世界を救った英雄は、
最後に光の中へ消えていきました。




