過去の記憶3
ダイチ視点
「ここだな」
「らしいな・・しかし何だここ?」
「趣味を否定するつもりはないんだけど・・これは流石に」
「ダイチもやっぱりそう思う?」
「うん」
俺たちは、趣味の悪い領主邸にいた『自分好きですよぉ〜』みたいな感じで俺たちは苦笑いした
「おい!何をしている貴様!」
「「ん?」」
俺たちを見てすぐに寄ってきた・・・怪しくないはずなんだが?
「ここで何している!?」
「何って・・そりゃここに用があるから」
「そうそう、この中に幼い子が2人いてね・・その娘たちを迎えにきた」
それを聞いた瞬間兵士が周りを囲んだ
「みな!囲め囲め!」
「あらら囲まれちまった」
「まぁしゃあなしだな、どうする?」
「勿論通るのみ」
"浸水眠の夢魔"
「悪魔の囁き声は、眠りえと誘う」
「強制ねむり状態・・エグいねぇ」
「お前も誘おうか?」
「今は勘弁して?」
笑い合いながら領主邸の中に入って行った・・しかし本当に趣味が悪い
「印だと・・あそこだな」
「領主の館しかも4階建だから奥の奥とかかなと思ったが、意外にも3階の中央辺りか」
「まぁ早く入れるからいいな」
そして俺たちは"飛行"で宙に浮き、2人がいる場所に行く。そして何人か人がいるのが分かる、その中の4人は『この世界の住人』ではない
「貴様は私の欲求に付き合わせてもらうため、そして隣のお前は隣の領主殿の手土産品だ」
やたらムカついた話をしてやがるなぁ・・・それに窓越しで見たが2人の頬が赤くなっている
リュウトもそれに気づいた様だ・・・見ずとも隣からピキピキと音がする
2人からは暗く濃く深い感情が伝わってくる、ならば俺たちがする事は
「諦めるのか?」
「それでいいのか?」
その言葉を聞き中は大騒ぎだ、なら盛大にやろうとリュウトは言い
「ダイチ、いくぜぇ」
「あぁ、やったりな」
そして、中の奴らが扉の方に行った。馬鹿な奴らだ気配察知にかからない様にはしているがだからって扉から現れる一択に絞るのは悪手だ、全てにおいて可能性を当てないといけないのにな
「じゃあ・・・お邪魔〜」
(ピキ!ドカーン!)
「・・・リュウト・・・流石にやり過ぎじゃね?」
「まぁいいんじゃね?2人も無事だしさ」
「・・・まぁいいか」
「ね?ハハハ」
そして俺たちは笑いながら入り中の奴らはポカーンとしていた、そして突然
「何者だ!」
これまたベタなセリフを・・・
「おっ!ベタなセリフ」
「こら!リュウトやめなさい」
秒でリュウトから俺と同じセリフが出た
その声を聞いて怒ったのかもう1人の男は
「えぇい!兵士ども奴らを捕らえよ」
「あれ?外だけと思ったが中にもいた」
外にもの凄く兵を用意していたからあれだけと思ったら、数人部屋から入って来た
「ん?"神の目"使ってないの?」
「今は使ってない」
「何を話している!・・だがもう無駄だ今いる兵だけではないそこにいる手慣れ4人の下民と外には多くの兵がいる。ただで済むと思うなよ!」
そしてあとから来た兵士達はニヤニヤしていたが他の手慣れ4人は集中していた
「取り敢えずは、もうお前らの手札はそいつらしかいないぞ」
「こいつが全員眠らせて来たからな」
「嘘をつくでない!」
「嘘を言うわけないだろう?てか確認してくれば待っててあげるからさぁ」
そう言うと顔を赤くしていた
「お前らは何のためにここへ?」
「「ん?」」
下民と言われてた奴のうちのリーダー格が話し始めた、まぁ本題に入るか
「そこにいる幼子2人を返してもらおうと思ってここに来た」
「「・・・え?」」
「何!!」
2人は何故か驚いているし話からして領主の男がキレていたが言い放ったのは2人の男だった
「ふざけるな!そいつらは領主様に献上する物だぞ」
「そ、そうだ!そいつらを献上すれば俺たちの生活が変わるんだ」
2人の男はおそらく親だろうな、2人は腹立たしい事を言ってきたので俺とリュウトは殺気を放ちクソ親を真っ赤から真っ青にしてやった
「『子供は親にとって宝』・・このことわざを知らないのか?」
「「っ!?」」
「お前らの娘ならなぁ、守るという事をしろよ!!」
「ダイチ・・当たり前のことをクズに言っても分からないぜ」
俺とリュウトは部屋に着地して2人の所に歩いて近づいた。領主は文句を言い放ってるが自分から動こうとしなかった、兵士やクズ親も睨みながらも動かなかった。雇われている4人は緊張してながら俺らを観察する様に見ていた、おそらく隙を狙っているみたいだが俺らは全てを無視して2人の所についた
「よっこいしょ!っと・・大丈夫か?」
「この頬、誰にやられた?」
2人を介護しようとしたら、2人は涙を流しながら
「どうして・・・どうしてきたんですか!?」
「私達はお2人から逃げたのにどうして!?」
「「あらま怒られちまった」」
即座に言葉があってしまった、流石俺たちだな
「・・もう私達は生きている価値がないのに」
「それはそこのクズ親に言われたのか?それともそこにいるクズ領主にか?」
「「・・・」」
2人とも黙ってしまった、領主はグスと言われたから切れていた
「勝手な事をした私達はもう・・」
「勝手って何だ逃げたことか?逃げるのが悪いのか?」
「・・・悪いに決まってます」
「その決めたやつは誰だ?教えてくれ俺がぶっ飛ばす」
リュウトともう1人の子が話しをしているがちょっと詰め寄りすぎじゃね・・リュウト、まぁ人の事は言えないけどな。まぁでも俺たちの答えを出してやるか
「俺たちはな・・心配したんだ、お前たちを」
「っ!?・・・え?」
「心配じゃなきゃここまで来ないって・・なぁダイチ」
「だな」
「・・・そんな理由なんかで」
「「そんな理由で悪いか?」
「「っ!」」
2人は驚いて力が抜けて泣き始めた、俺たちは軽く抱きしめてから頭を撫でて落ち着かせようとするが邪魔が入る
「貴様が何者か知らないが、そいつらを渡すわけにはいかない」
「そっそっ☆、私達もその子達を連れ去られたら困るわけ」
「アタクシはまだ生きたいのでね」
「はっはぁぁ!そういう訳だ!痛い思いをする前に消えなぁぁあ!」
いい雰囲気が台無しだ
「それにだ・・そいつらの首輪を見るがいい!そいつらのつけてる物を!」
「「もう見たよ」」
「それがある限り、そいつらの所有者はこっち側・・」
「ほいっと!」
「そらっ!」
((バキン!))
「「え?」」
「「「「・・・は?」」」」
「・・何だと?」
首輪を指でぶっ壊した途端この部屋が静寂に包まれた
「柔らかいなぁ、もっと強度を上げたほうがいいんじゃないか?」
「っ!おのれ!」
「問題ないよリーダー☆」
「アタクシ達がそこの男2人を殺せば問題ない」
「そおォォだぜリーダァァアア、俺もコイツらをぶっ殺したいからなぁぁ」
「にしてもそこにいるリーダー意外は特徴的な喋りが多いい奴らだな」
「ギャルの女は最後の最後に☆付いてるな・・・流行りか?」
「誰がギャルじゃぁあ!☆」
「「お前だよ!」」
何かコントしているみたいだな、ギャルの女は「ムキィー!」と言っている。俺は無視して後ろにいる2人に向いて言ってやった
「2人とも・・これからどうしたい?」
「「・・・」」
2人は困惑しながら俺とリュウトを見た、多分答えを出すのに時間が必要だと思った
「今はいいからゆっくり考えな」
「お前たちの人生なんだ、だからちゃんと決めろよ?」
2人の頭を撫でた俺たちは振り返って笑った
次はバチバチの戦闘だァァアア
ちょっとアダルの真似したけど・・この喋り方は大変だなと思うなぁ
やってみて分かるやつですね・・おっと!では皆さん!
次を楽しみに




