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幸運にも異世界転移出来たので『ユニークスキル:妖怪召喚』を使って、スローライフを実現させる!  作者: 福千光栄
1章 異世界転移

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鬼の怒り


 俺は何故か夜月と2人で地獄を歩いていた。

 何故かって?

 それは数時間前のことである。



「申し訳ない」


 急に緋莉に頭を下げられる。

 緋莉に頭を下げられる覚えがないので混乱していると、背後から夜月が抱きついてきた。


「緋莉は説明が下手だね。

 ようは仕事が忙しいから相手出来ないって事だよ。」


 なるほど、夜月に説明されてやっと緋莉が急に謝ってきた理由がわかった。


「いや、仕事なら仕方ないよ。

 謝ることないから。」


 俺の言葉を聞いて緋莉一言。


「‥ありがとう。」


 お礼と後に一瞬、緋莉の口角が上がる。


 う゛っ、思わずドキッとする。

 緋莉は表情が分かりにくいのだが、ほんの一瞬でもその笑顔が見るとその衝撃は大きい。


「ちょっと、私を無視しないでくれるかなぁ?

 確かに色恋沙汰には興味なかったけど、緋莉のその顔を見せられると、ちょっと妬けちゃうかなぁ。」


 夜月が俺を抱きしめる手を強める。

 その瞬間、緋莉がギロリと夜月を睨む。

 それはもう、殺気増し増しだ。


「もう、冗談だよ冗談。

 緋莉も本気にしないでよ。

 2割は冗談だから。」


 カラカラと夜月が笑う。


「ちょっとそれだと8割は本気だよね?

 緋莉が怒るのでやめてくれませんかね!」


 緋莉の殺気が膨れ上がったので、夜月に釘をさす。


 その後、夜月が何度も緋莉を揶揄っていると‥


「あの‥

 仕事の邪魔なので出てってくれますか?」


 堪忍袋の尾が切れた鬼に怒られるのであった。

今年最後の書き込みになります。


来年はもう少し投稿の頻度を上げたいと思います。


皆さん、良いお年を!




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