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(2/5)打ち合わせ
大藤久美子は会社のフリースペースで同じ課にいる後輩、桜井佳奈とコーヒーを飲んでいた。
「佳奈ちゃん、聞いてよ。昨日、所用で待ち合わせたんだけど、相手の奴が私の顔を覚えてなかったのって、ひどくない?」
「初めて会う人ですか?」
「いや、その前に2回、会ってる」
「え〜、おもしろい。何でですかね」
「人の顔を覚えるのが苦手だって」
桜井佳奈が大笑いしているところに二人の上司である石神課長がやって来た。
「あ、いたいた。大神主任と桜井さん、急で悪いけど第三会議室に来てくれない。緊急会議だそうだ」
2人は石神課長に着いて行く。
「緊急って、何でしょうね?」
いつもポジティブな桜井佳奈は楽しそうだ。
「いや、社長が急に我が社にもAIを導入するとか言い出してね」と石神課長が歩きながら話す。
「で、急に勉強会をやるんだけど、社外から詳しい人を呼んだから」
三人が会議室に入ると、そこには立花光太郎が自分の会社かのように座っていた。




