第13話 出発前の準備
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日付が変わったことでMPが200回復
【ダンジョンショップ】各設備維持管理にてMP100消費
【ダンジョンショップ】レベル3
【地獄の沙汰も金次第】レベル1
現在のコウのMP 72
所持金 6万7000リル
新規スキル→ダンジョンマップ(現在いるダンジョンのマップを踏破、未踏破問わずに確認できる)
《オーナールーム》
快適さ→1(【ダンジョンショップ】レベル4でレベルアップ)
部屋の広さ→1(魔石5個消費でレベルアップ)
《雑貨屋》
品揃え→4(1000MPでレベルアップ)
品質→4(1000MPでレベルアップ)
在庫数→2(150MPでレベルアップ)
店舗の広さ→1(1000MPでレベルアップ)
オプション→等価交換(お金の代わりに相当になる物品と引き換える事ができる、引き換えた物は魔素分解されコウのMPとなる)、マテリアライズ(等価交換で魔素分解された物品をMP消費することで同じ物を創り出す)
《宿屋》
品揃え→1(200MPでレベルアップ)
品質→4(1000MPでレベルアップ)
在庫数→1(50MPでレベルアップ)
店舗の広さ→1(1000MPでレベルアップ)
オプション→食堂兼酒場、共同浴場
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次の日
昨日の今日だったから寝坊が怖かったんだけどスッキリと目が覚めたなー!
枕が変わっても眠れるタイプでよかった!
顔洗って歯を磨いて、現代と同じように朝の支度をする。
服は着替えが無かったからそのまま寝たんだけど、やっぱり衣食住揃えたいよなー。
食住が問題ないから助かるんだけどね。
昨日の夜色々考えてナビさんやゴルドの意見も聞いてショップの強化をしておいた。
やっぱりショップの強化の優先度は《雑貨屋》が先だ。
本当は今の【ダンジョンショップ】のレベルで開店できる《衣料店》も考えたんだけどね。
着替えや替えの下着も欲しいし。
《宿屋》のオプションにランドリーもあるらしくこっちも早めに欲しくはある。
だけど、あまりお金をギリギリまでMPに変換しちゃうと何かあったとき怖い。
MPをお金に変えることは出来ないんだそうだ。
MPは毎日回復するし(今は200の回復だ)急がなくても大丈夫かな。
お金はショップ経営で地道に稼ぐしかないみたいだし。
お客さんたちまだカイルさん達だけだけどね。
《雑貨屋》の品揃えレベルを4まで上げたら憧れのアイテムの1つであるマジックバッグ(小)が並ぶようになった。
この世界のマジックバッグの種類は主に2種類で亜空間の一定の広さに収納するタイプと亜空間に一定の重量までなら入れられるタイプがあるらしい。
広さか重量か、どちらを重視するかで使い分けるんだそうだ。
軽くて嵩張るなら重量、小さくて重いなら広さってことだな。
俺が選んだのは重量重視の方だ。
なんと、小さなショルダーバッグなのに100キロも入るらしい。
しかも100キロまでならどんなに入れてもこのバッグの重さ以外は感じないそうだ。
異世界すげぇ!これ現代でも欲しいんだが!
ちなみにバッグ内の物でも時間経過はするらしい。
さすがにチートスキルの代名詞、無限収納&時間経過、劣化無しの【アイテムボックス】と同じとはいかないようだ。
ゴルド曰く【アイテムボックス】のスキル取得は金貨100万枚らしいのでもし異世界でこのスキルを得ていたら間違いなく当たりスキルです、はい。
俺はポーションや解毒剤などの回復薬を詰めれるだけ詰めておく。
新しく増えた薬は飲み薬タイプだけではなくスプレータイプや塗り薬タイプもあった。
スプレータイプは即効性、塗り薬タイプは薬効が高いので今までの飲み薬タイプのポーションと差別化が出来そうだ。
さっき実験がてら朝食をとっていたジェイクさんの左手にスプレータイプのポーションを使ったら昨日出来たという細かい傷が全部キレイさっぱり消えたのだ。
驚くジェイクさんが面白かったので今度は左眼近くの古傷に塗り薬タイプのポーションを塗布したところこれまたキレイに完治。
めちゃくちゃ感謝された。
悪い気はしなかったので全員にスプレータイプのポーションを使って昨日の傷を治してもらうことにする。
特に女性は痕が残ったら可哀想だしね。
―――
「では出発前の確認をしようか。」
朝食後の紅茶の飲みながら最後の確認だ。
食堂内にピンと張り詰めた空気が流れた。
俺も真剣に聞いておこう。
「まず、何でかよくわからないがコウ君のスキルとやらで迷いの森の詳細なマップがわかった。」
カイルさんが1枚の上質紙を広げる。
これはさっき俺のスキルで情報を入手した迷いの森のマップを【地獄の沙汰も金次第】のスキル(銀貨1枚)で上質紙に転写したものだ。
「これ持って帰っただけで追加報酬貰えると思うなー…。」
「確かに。」
「い、一応自分たちの足と目で確認しましょう、ね?ね?」
仲間たちがざわざわし始めたのでカイルさんがわざとらしい咳払いをする。
「それで、だが。この湖の奧に更に道が続いてる事になっている。」
トンとカイルさんが指差したエリア。
最奥と言われていた湖付近の奧に更に意味深な空洞があった。
「これは、やはりダンジョンボスが発生しているのか?」
「ダンジョンボスって?」
「迷いの森みたいに自然にダンジョン化してしまった場所にはそもそもダンジョンコアが無くそれを護る主もいないんだが、稀にダンジョンに適応した魔物が主として縄張りを築くことがあるんだ。」
カイルさんによるとダンジョンとは大きく分けて2種類あって、魔素溜まりから魔物が自然に発生してダンジョン化する場合とダンジョンマスターと呼ばれる迷宮を創り出す存在が作ったものだ。
後者はダンジョンコアと言われる物が失われない限り一定周期で魔物やお宝が復活する所謂稼ぎ場や狩り場になるらしくこの手のダンジョンが多い国は冒険者の滞在率も高いらしい。
迷いの森は前者で、元々は一般人でも立ち入る場所だったので近隣の村や町の人の生活に悪い影響が出てしまうのだという。
ダンジョン化する前は迷うと言っても初見や慣れてない人だけが通るには迷いやすいというだけで村から町へ行く際にショートカットするためにこの森を通る人もいるくらいだったそうだ。
「主がいるダンジョンは魔物も強化されるから早めに討伐することが望ましいんだが。」
「その為の情報を収集して持ち帰るのが依頼だったわけだよね。」
「この空洞が本当にあるとしたらほぼ黒だろうな。」
「あの、もしかしてそのダンジョンボスとやらを討伐するってことになりますか?」
「可能ならそうしたいが俺達への依頼はあくまでもこの森の調査だからな。無理に手を出す必要は無い。」
良かった~。
いきなりボス戦とか勘弁してほしいもんな!
「現地点から考えると当初の目的である湖付近まで1時間と少しくらいだろう。とりあえずその地点の調査を重点的にするのが今日の目的だ。コウ君は基本的には戦いに参加せず負傷者が出た場合に回復に回ってほしい。」
「了解です!」




