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旧・夢幻のアルデモース  作者: KANAR1024
第二章-狂気は夢に沈みゆく虚星なり-
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第四十二話-本戦前夜-

◼︎とある宿


「成程な…」

レオンたちが本戦出場者表を見ている


「やっぱり…私を襲ったのは、ヴァルロッテさんだったんですね……でも、なぜ…」

表には、ヴァルロッテの名前と、仮面を付けた男の写真が載っていた

「どうやら、ヴァルロッテさんはここ(アルディエスト)では有名な武闘家だったみたいですね…聞くところによると、武闘家として有名な一家の産まれらしいです。」


それが、一体、なぜ………思案し、静寂。


「———まぁ、分からないことを考えても意味はない、そんなことより本戦までの計画を立てるぞ。」

「…はい!」


まだ、本戦までは1週間ある、その間に出来る限りのことはしなければ。






——————

そうして時は流れ、本戦前日となる



「これが、今回のトーナメント表だ。」


——————


第一試合 [水鬼]ウェルサー・ウェイシステ VS [疾風]ニフタ・モンテリヒト


第二試合 [辻斬]ガイルド・エルトス VS [粘性]スリル・スライル


第三試合 [猛虎]レオン・ヘルツ VS 炎嬰のパイロ


第四試合 [戦闘狂]フォート・アグリンド VS [統合者]ヴァイツテイラー


第五試合 [蠱毒]ナリア・ヴィントレース VS 壊艶のリラテリア


第六試合 [會狗者]ヴァルロッテ VS 冷白のアイレース


第七試合 [怪獣]アイリス・ローレル VS 霽月のヴェルツ


第八試合 [偽竜王]ヴァロッツ・アルディエント VS 廃国のエルディース


第九試合 第一勝者 VS 第二勝者


第十試合 第三勝者 VS 第四勝者


第十一試合 第五勝者 VS 第六勝者


第十二試合 第七勝者 VS 第八勝者


第十三試合 第九勝者 VS 第十勝者


第十四試合 第十一勝者 VS 第十二勝者


第十五試合 第十三勝者 VS 第十四勝者


——————


「僕が…第一試合ですか…」

「相手は[水鬼]…知らない奴だな。」


知らなければ、対策を講じることは出来ない


「それで…もし何方(どちら)とも勝ち上がるとすると、ナリアはヴァルロッテと戦わなきゃいけないのか…

ヴァルロッテは、ナリアの命を狙っているんだよね?」

「はい…あの攻撃には、明らかに殺意がこもっていました。ですが、理由が分からないのです…」

でも、とナリアが続ける

「負ける気はありません。」


どうやら、ナリアは覚悟を決めたようだ

(僕も、覚悟を決めなきゃな…)


そこでレオンが、

「あぁ、そうだ。アルディエストに伝わる、勝負の前の儀式のようなものがあるんだが…やるか?」

「それは良いですね… やりましょう。」


全員の賛成で、儀式(…と言っても簡易的なものではある)が始まった



三人共がグラスを持ち、水を注ぎ合う


「本来は酒でやるんだが…お前たちは飲めないし、あたしは嫌いだから水でいいだろう。」


水を注ぎ終えられたグラスを掲げる


三人は顔を見合わせて、言葉を紡ぐ


「我々は誇りある戦士!」


「刹那に全身全霊を賭け!」


「我が身の全てを闘志に注ぐ!」


グラスを交わし、水を飲み干す


「各々、全力を尽くしましょう…優勝を目指して———」


明日は、大会本戦。

今大会は、後世に語り継がれることとなる。


壮絶で、歴史に残るほどの大事件と共に———



次回 遂に武闘大会本戦開始

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