第二話-招かれるべき客-
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夜が近づき、空が夕色になった頃
森の中に紛れた家の扉が力強く開き放たれる
「師匠!ただいま戻りました!」
「おう、おかえり。今日はどうだった?」
「今日はクレープスを17体ほど…それと、クレープスに襲われていた女性を一人、助け出しました。」
「そうか…上出来だ!今日はあたしが飯を作ってやる!」
「本当ですか?ありがとうございます!師匠!」
師匠…レオン・ヘルツは、リヒトの恩人であり、見習うべき師でもある。
リヒトは、師匠に拾われた身である。
五年前…クレープスの大群に街を襲われた時、助け出してくれたのが、彼女だ
「飯、できたぞー」
「今行きます。」
食卓には師匠の好物であるチニタベリーのサラダと、近くの川で釣れた魚の塩焼きが並んでいた。
「うーん、やっぱり師匠の料理は美味しいですね!」
「そうか?それは良かった」
「毎日作って欲しいです。」
「それは…面倒だな。お前が作ってくれ。」
「そうですか…それは残念です…
そういえば、最近は随分とクレープスが増えてきましたよね…?」
「あぁ…そうだな…ここら辺は余り人が寄りつかないから数が増える、なんてことはないはずだが…なぁ。」
「一度、調査したほうが良いかもしれませんね…」
師匠と弟子は、会話をしながら食事を進めていく…
「…あぁ、そうだった…今日の朝、リヒトが巡回に行った後に、手紙が来てな…」
レオンがふと思い出したかのように言う
「手紙…誰からです?」
「王都にいる旧友からだ、なんでも、元エリートのあたしに手伝って欲しいらしい…それと、せっかくだからリヒトも連れてきて欲しいらしい。 行くか?」
「えぇ!行きたいです!たしか…4年前に僕を養子として引き取る契約をした時以来ですよね?」
「もうそんなに経ったのか…リヒトも随分と強くなったな。」
「いえいえ、師匠のお陰ですよ…師匠が居なかったら、僕は生きてすらいませんからね。」
「ふふっ、ちゃんと感謝しろよ〜?」
こうして他愛のない会話をしながら今日も一日を終える…
それから、数日が立ち…王都へと旅立つ日を迎えた
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え? クレープスが何かって? もう少し
待ってください




