初代勇者ジャック
次の日の朝、朝食後、家を出ると、大きい男性がいた
「よく寝れたか」
「はい」
「俺はジョージとジュリの兄ジャンゴだ、よろしくな」
「俺はジョージの息子ジョーカーです」
ジャンゴ伯父は愉快な人そうだった
「俺にも12歳の息子と10歳の娘がいるんだ」
「そうなんですか、俺は一人っ子なんで」
「ジョージの妻、お前の母はどんな人だ」
「母さんは行動力のある人ですよ、帝国の皇女ですし」
「あいつ玉の輿かよ」
「皇位継承権を破棄して、旅に出た自由な人ですよ、それに皇女だと知ったのも最近なんで」
「玉の輿ではないのか」
「玉の輿と言うなら俺の方ですよ、妻に王国の第3王女様がいますので」
「実を言うと息子と娘たちを冒険者学校に通わせたい、この村じゃ、金がないからな」
「Sランク冒険者制度を使ってもいいですけど」
Sランク冒険者制度とは、Sランク冒険者が最大5人まで弟子という形で育てる仕組みだ、冒険者学校通えなくても才能のある子供を救済するためのシステムで8歳から15歳までの子供を3年間育てないといけない、その後、ギルドで試験があるのだが 俺もよくわかっていない クランメンバー全員がSランク冒険者だから弟子の数は
「そういう制度もあるのか、子供たちに聞いてみるとしよう」
「ジャンゴ伯父さん、勇者の試練の道案内のために来たんでしょ」
「すっかり、忘れていた よし行くぞ」
村を出て、山に向かう 山の中腹に洞窟があり、その中だそうだ
「俺の道案内はここまでだ、真っ直ぐ進むと広い空間があるからそこを目指せ」
「伯父さん、ありがとう」
「がんばれよ」
洞窟の中はとても歩きやすく、整備されている 真っ直ぐ進んでいると広い空間に出た
「とても広いな」
空間の中央に剣が岩に刺さっている あれが勇者の剣だろう
中央の剣に近づいた
「よう、試練を受けに来たのか」
誰かに話しかけられた
「試練を受けるならまず、剣を引っこ抜けそれからだ」
言われるがままに、剣の柄を両手で持ち引き抜く・・・・・・・・・剣を引き抜けた
「俺に近い感じがするな」
剣を引き抜いた場所には1人の男がいた、俺に似ている
「俺はお前たちの先祖、勇者ジャックだ お前は」
「俺はジョーカー、あんたの子孫だ」
「剣を引き抜いた、試練は合格だ 剣の使い方だ これからお前にそれを叩き込む」
「よろしくお願いします、先祖様」
「ジャックでいいぞ、ジョーカー」
剣の使い方を教えてもらう、勇者は2本剣を所持していたが片方は折れて紛失した話が有名だが休憩中に聞いてみた
「なあ、ジャック、こっちは剣は全属性が使えるけどもう1本の剣はどういう能力なんだ」
「あっちはな、様々な武器に変化できる良い剣だったんだ」
「だから武器創成魔法を作ったのか」
「正解だ」
各属性での剣の型を覚え、剣舞という形で練習する
「ジャック、聖女の話は知っているのか」
「初めて愛した女だったからな」
「一緒に村に来ている俺の妻が聖女の子孫なんだよ」
「その話を聞かせてくれ」
「どの話だ、聖女だよ、聖女モニカの話だ」
モニカって名前なんだ、エリスは初代様だからな呼び方
「ジャックを刺した理由は魔王の呪いの解呪だったんだ」
「だからあいつ、泣いていたのか」
「それと、お腹の中にあんたの子供いたんだ」
「おい、聞いていないぞ」
「その子供の子孫が今代の聖女エリスなんだよ」
「なぁ、ジョーカー、エリスに会わせてくれないか」
「いいぞ、村の人、村長と伯父と伯母に相談だな、それとエリスは妊娠しているから、ここにどう運ぶか考えさせてくれ」
「すまんな、俺がここから離れればいいのだが」
「今日はいい時間だし、また明日来る」
「楽しみに待っているぞ、お前と話すのは楽しいからな」
俺は洞窟を出て、村に帰った 借りている家に帰ると
「ボロボロだな」
『ジュリさん、強い』
『あの人相手なら本気で制御の訓練になるわ』
『剣技だけで魔法を切り裂くとか』
「俺もそれは学びたいかな」
『おかえりなさい、ジョーカー様』
「ただいま、エリス」
『どうかしたのですか』
「初代勇者と友達になって、エリスに会いたいと言っていたんだ」
『『ええええええ』』




