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目を覚ますと、見慣れた天井、マジックハウスの俺の部屋だ ベッドの横にはカーシャがいる、目元には大きな隈があり、寝ていないのだろう


「カーシャ、おはよう」


『ごめんなさい』


「謝らないで欲しい、カーシャが無事ならそれでいいから」


『私のせいで大怪我をしたのですよ、怒らないのですか』


「そうだね、エリスがいなかったら死んでいたね、カーシャは寝ていないだろ、俺の隣りで寝ろ」


『私にそんな権利なんて』


「命令だ、寝ろ」


いつもとは違い、強引だ そんな彼の一面を見て、胸が熱くなる


「カーシャ、眠るまで傍にいるから」


ジョーカーの腕枕で眠ることに、カーシャはすぐに眠りにつき 可愛い寝息をたてている


「今回は本当に危なかったな、みんなには心配かけたし素直に怒られよう」


ベッドから出て着替える


「ありがとな、カーシャ」


部屋を出た、カーシャは寝た振りをしているだけで聞いていた


部屋を出て、食堂へお腹が空いた 寝ている間、何も食べていないからだ


「誰もいないし、スープでも作るか」


野菜多めの薄味のスープを作る、空きっ腹には丁度いい、段々と胃を馴れさせないといけないからだ


『ジョーカー様?』


「クレア、おはよう」


『おはようございます 体調の方はよろしいのですか』


「エリスの回復魔法とカーシャの看病のおかげかな」


『心配していたのですよ、それと後で反省をしてもらいますから』


「はい」


クレアは抱きしめてくれた


『あなたがいなくなるとみんな、悲しみますから無茶もほどほどにしてください』


「心配かけてごめんな」


スープが完成して、食事中起きた時間が時間のため俺だけ食べているけど、俺の前にいるクレアが笑顔で逆に怖い


「あの・・・クレアさん、みんなを呼びに行かれた方が」


『念話で招集をかけましたよあなたにも話を聞かないとなりませんね』


俺の後ろにカーシャが立っていた


「カーシャ、起きていたのか」


『はい』


数十分後、クランメンバー全員集まった


『カーシャの話を聞かせてもらいましょうか』


『はい、では話します』


カーシャの話はこの世界の住人ではないこと、捨てられた子供を助けて育てていたこと、聖人というやつに子供たちを殺されたこと、聖人のシンボルが悪魔崇拝教のシンボルと同じであること


「聖人か~知らないな」


『聖女の男性版よね』


『私の家系にはいましたが聖王国から出ていませんし、今では家訓をないがしろにする方だらけで』


『次に暴走した理由を教えてもらえませんか』


『街に魔物と悪魔教が攻めてきたのが切っ掛けで、子供たちを護ることを考えていたら、昔のことを思い出して、封印していた力を使いました』


『それが暴走した結果ですか』


『はい』


「じゃあ、カーシャの修行プランは力の制御だね」


『え』


「あれだけの力を制御出来るようにしないと、壊す力じゃなくて護る力にしていけばいい」


『クラン追放とか、奴隷にしたりとか賠償金とか』


「家族にそんなことするわけないだろ、また暴走したら俺が何度でも止めてやる」


『ジョーカー』


カーシャは泣き出した、後は俺が怒られる番だな


『ジョーカー』


「どうした、ジャンヌ」


『今夜は婚約者全員の相手をしなさい、病み上がりなんて弱音を吐いている場合じゃないから』


『ジョーカー様、避妊は無しの方向で』


『兄さんの子供欲しいな』


『ジョーカーさん、逃がしませんよ』


『種族的に私とカーシャが子孫を見てあげるから』


『ジョーカーくん、たっぷり可愛がってね』


『ジョーカー様、初めてなので優しくお願いします』


地獄の始まりだった


残りのメンバーとハク、メルティはジャンヌの家へ避難した


明日の俺、生きろ





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