半年後のミリティアとマイヤ
ジョーカー達が帝国を去ってから半年後の話
ミリティアが治めるゴルドーは帝国で1番活気のある都市になっており、治安もよく様々な政策により浮浪者のために仕事の斡旋、孤児のために孤児院を作り 奴隷廃止や種族差別の禁止など数えると限がない
『ミリ、身体に負担をかけるのはいけないので仕事の方を休まれてわ』
『マイヤ、それはわかるのだけれど彼がこの都市に来た時に自慢できるようになりたいので』
『今でも十分立派な都市に成長していますよ、それにあなたの身体はあなただけの物じゃないでしょ』
『そうね、この子には元気で産まれてきて欲しいからね、ありがとう マイヤ』
ミリティアのお腹は膨らんでいるのがすぐにわかる
ミリティアを自室に連れて行き、書斎に戻ったマイヤはミリティアの席に座り、彼女の仕事を始める
最初はメイド服を着ていたが、ミリティアに『あなたは私の補佐役になるの正装をしなさい』と言われ事実、ここまでの政策はミリティアとマイヤが話し合いをした結果、生み出されている
夕方頃、ノックする音が
『失礼します、お手紙をお持ちしました』
『誰宛ですか?4通の内3通はミリティア様ですね、残りの1通はマイヤ様宛です』
『受け取りますね、彼女の手紙は私が責任を持って渡しておきますので』
私、宛の手紙誰からだろう 自分への手紙を開けてみた
やぁ、ミドウ家の生き残り 僕は遠い昔、君の一族と共闘して悪魔狩りをしていた、聖人の子孫なんだ それで単刀直入に言うよ取り引きをしないか
僕はある化け物を飼いならしているクランを殺したい、でも居場所が分からない 君なら知っているよね、別に拒否してくれても構わないよ 半年後、周辺国で開催される 闘技大会で始末するから それと君の弟が持っていた魔王の笛は回収しておいたからお楽しみに
後、この手紙は燃えてなくなるから気をつけてね
手紙の最後にシンボルが刻まれていた、そして手紙は燃えて灰になった
マイヤは手紙に刻まれていたシンボルを別の紙に書き、ミリティアの部屋へ急いだ
『ミリ、開けますよ』
ミリティアの部屋に入った、ミリティアは無事で執筆をしていた
『ミリ、無事ですか』
『マイヤ、慌ててどうしたの』
『私、宛の手紙がありまして、これが手紙に刻まれていました』
書き写したシンボルを見せる
『悪魔崇拝教のシンボルよ、その手紙は』
『燃えてなくなりました、それと聖人の子孫と書いてあり、化け物を飼いならしているクランを殺すとかで私はそのクランを知っていると書かれていました そんなクランは知らないのですが』
『私の予想だと、彼のクランのことよ あとはなんて書かれていたの』
『半年後の闘技大会で始末すると』
マイヤから3通の手紙を渡された、1通目は皇帝陛下からだ半年後の闘技大会に王族として参加せよと今、マイヤから聞かされた話がここで現実的になった
『マイヤ、敵は他国の王族かそれに近い存在よ』
2通目は伯母様、マリアンヌからの手紙だ、政策や子育ての事を手紙でやり取りしている
3通目はシンクレア王女からだ、王族同士、年も同じそれに愛する相手が同じなので手紙で近況を報告してもらっている
『マイヤ、半年後の闘技大会 荒れるわ』




