村でのハクの1日
今日もカルデ村は平和だ、今日こそ主様に毛繕いをしてもらおう
『主様、毛繕いをしてください』
「ハク、ごめんな 今から開拓作業を手伝いに行くから、夜でいいかな」
『夜、ですね お嫁さんたちを振り切って来てくださいよ』
「わかったからあんまりはしゃぐなよ」
主様、大好きですよ
夜まで暇ですね、どうしましょうか
『あ、ハクちゃんだ』
「ハクちゃん、大きくなったね」
げっ、子供たちだ相手したくないのよ、ハンゾウがここに入れば
ハクは子供たちに撫でられる
う~ん、主様には程遠いわ
尻尾を引っ張られる
『痛いからやめて』
あっしまった、喋ってしまった
「ハクちゃん、ごめんなさい」
あれ、驚いていない メルちゃんを見たら驚かないわね
『髪の毛を引っ張られたりすると痛いでしょ、同じことよ』
『ハクちゃん、お話できるようになったんだね』
『聖獣や神獣の類は話せれるわよ、私の場合は主様のおかげね』
「ハクちゃんと旅が出来る、ジョーカー兄ちゃんいいな」
『主様は強いし優しいし自慢よ』
そろそろお昼頃ね、アマネさんにあれを作ってもらいましょ
『そろそろ、お昼よ 帰った方がいいんじゃない?』
「もう、そんな時間なの」
『あ、お母さんだ、ハクちゃんまたね』
『お昼から雨が降るからね』
「ハクちゃん、引っ張ってごめんなさい」
『じゃあ、これだけ約束ね 女の子には優しくするのよ』
「うん、ハクちゃん、バイバイ」
あの子、私が言っている意味が解っているのかしら
ハクはジャンヌの家に帰る
『ただいま~』
『ハクさん、おかえりなさい』
アマネさんがいた、ラッキー
『アマネさん、お稲荷さんが食べたいわ』
『お稲荷さんですか、お揚げの中にご飯を入れた物ですよね』
『そうそう』
『ハクさん、すみませんが今、米を切らしているのですよ』
『食べたかったのに』
ハクはすごく落ち込んでいる
『ハクさん、ジョーカーさんなら米を持っているかもしれませんが、今日は帰りが遅いようなので』
『夕食にお稲荷さんならできるのね』
『はい、でもジョーカーさんの帰りしだいなので』
ハクは人型になる
『お昼はきつねうどんがいいな コン コン』
ハクさん、可愛い過ぎます これが噂の萌死ってやつですか
『アマネさん、どうしたの?』
『いえ、ハクさんが可愛いので』
『うふふ、ありがとう アマネさんも綺麗よ』
お昼はきつねうどんが出てきた、コシがあって美味しい お揚げさんは最後に食べるの
外は雨が降り出した、クランメンバーはマジックハウスかジャンヌの家のどちらかにいる ハクがアマネに頼ったのは信頼できる相手で料理特に和食が作れる相手だからだ、スノーも和食を作れるが、冷たい料理がほとんど
『ハクさん、ジョーカーさんが大変なんで助けに行ってもらっていいですか メルティさんがこちらへ来ますので』
念話の会話かしら、私なら主様に愛を囁き続けるわ
『来ましたの、ハクさん、行きましょう 主様に褒めていただくために』
『メルちゃん、行こう』
メルティはハクが乗れるくらいの大きさになり、土砂降りの中急いだ
『ハクさん、あそこ』
川の氾濫を抑止しようとしているが、主様は流された人を掴んで引っ張っているが川の勢いが強い
『メルちゃん、主様を助けてあげて 私は川の方をやるから』
メルティからハクは飛び降り、土魔法アースウォールを使い、防波堤を作る
「ハク、メルティ助かったよ ありがとう」
主様に撫でられる、うれしくて耳が動いてしまう
「ジョーカー、またべっぴんさんを連れてきて」
「ハクだよ」
「ちんちくりんの狐がこんな美人になるわけ無いだろ」
男たちは笑っている
「ハク、落ち着いてな 怒らないで」
ハクは天狐に戻った
『誰が、ちんちくりんですって』
ハクは全身から蒼い炎を吹き出した
先ほどまで、笑っていた男たちは震えだした
「す すみませんでした」
『わかればいいのよ』
雨はすでに止んでおり、この日は解散となった
歩いて、帰ることにした ハクは人型になっており、腕に抱きついている
『主様、お米って持っていますか』
「あるよ」
『やったー、今夜はお稲荷さんだ』
「帰ったら、風呂だな」
『お背中流しますよ』
「メルティに頼むよ」
『ガーン』
ショックを受けているみたいだ
「ハク、いつもありがとう」
うれしくて泣きそう、私も育ててくれてありがとう
マジックハウスに帰り、お風呂に入った後、夕食はお稲荷さんだ、主様、アマネさんありがとう
夕食後
「ハク、天狐に戻ってくれない?」
『嫌です、主様、尻尾の毛繕いお願いしますね』
『兄貴、あたしもお願いするっす』
ハクとファンの毛繕いをすることになったジョーカーであった
廃神ゲーマーは更新を少し止めます




