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useless  作者: ンジャメナ
第一章 落ちこぼれの下克上
6/9

提案

一話一話が短い気がするけど気のせいなのかな?

渡と枠谷は自宅に気絶した蜂須を運ぶ、蜂須は白目をむいて泡を噴いている。

全員が自宅に入ったのを確認した後、自宅のカーテンを全部閉めた。

何が起きたのかを全て枠谷と橘に話した。その後、市を椅子に座らせ、

飲み物を出す、渡は周囲を見渡した。橘は蜂須の携帯のデータを勝手に見ている。


「所属しているクラブは将棋、クラスは14校舎の2-4、蜂須聡太・・・」


橘はそう呟く、ヒロは市を警戒しながら事件前に渡が買ってきていた弁当を勝手にレンジで暖めて食べていた。枠谷は渡の家のゲームを勝手にやっていた。その状況に渡は思わず大声のツッコミを出してしまった。


「お前等、ほんっとうに自由だな!!」


いきなりの大声に市はビクッと体を揺らす。

橘は無視して蜂須の携帯をいじっていた。その大声に枠谷は反応する


「いきなり大声を出すなよ、お客さんがびびってるじゃねえか」


「京輔!なんでこんな時にゲームをやり始めてんだ!

 それとヒロ!お前はなんで勝手に弁当を食ってる!」


「お腹が空いたもんで

 先輩も食べます?おいしいですよ」


枠谷の冷静な返事にツッコミをいれた後、渡はヒロに疑問とぶつけるが、ヒロは悪気もなく返す。

渡は「それは俺のなんだがな」とツッコミを入れようとしたが、悪気のないヒロにツッコミを入れる気すら失せてしまった。


「ああ・・・いや・・・いらない」


渡はため息をつきながら市が座っている正面の椅子、ヒロの隣に座る。

その後、渡は自分で用意した飲み物を飲み干し、市と向かい合う


「それで市は何が聞きたいんだい?」


大声でもなく普段の声で市に話しかける。

市は待ってましたと言わんばかりの表情をして


「君達はなんでこんな事件に巻き込まれているの?ってことかな」


素直に疑問をぶつけてくる、その疑問に答えそうになったが、渡は黙る。

渡はこんな簡単に話していいのか?と考えてしまった。

そんな様子の渡をみた橘は無愛想に話に割り込む


「市・・・と言ったな?お前に教えてなんになる?

 お前の目的や正体すらわからないというのに?」


橘は冷たく市に言葉をぶつける

その態度に表情を崩すことなく、市は言葉を返す。


「目的と言うよりただの興味かな

 正体は今日転校してきた普通の女子高生だよ?」


「――ッ!?」


市は優しく笑みを浮かべる。

その笑顔をみたヒロはいきなり立ち上がり、座っていた椅子を倒してまで後ろに下がった。

椅子の倒れる音を聞いた枠谷はテレビから顔を逸らしヒロを見る。

渡も市から顔を逸らしてヒロを見る。ヒロの顔には汗が大量についていた


「どうしたんだ?」


「・・・なんでもありません」


渡はヒロに対して心配そうに声をかけた

ヒロは渡に声をかけられてハッと意識が戻ったように反応する。

椅子を戻し、渡の後ろに立つ。話を戻すように橘が口を開く


「普通の女子高生がA級を一瞬で倒せるか?

 笑わせるな、何が目的だ?答えろ」


橘は敵意を市に見せながら質問する。

そんな橘に市は「警戒されちゃってる」と苦笑しながら呟く

渡はその雰囲気をぶち壊すように


「巻き込んでしまったのは事実なんだ・・・

 もし何かあった時は俺が責任を持つよ」

「先輩 巻き込んだわけではなく、勝手に入ってきただけですよ」


渡は橘に真剣な眼差しで頼む。ヒロが何か言っていたが、スルー安定だ。

橘はしばらく考え込んだ後に「わかった、お前に任せる」と答えた。

深呼吸をした渡はこの問題を説明し始めた。

ユースレスの事や天川真人と自分が親友だった事を隠して


「どこにでもあるんだよね、そういうのって」


事情を説明された市は誰に聞かせるでもなくそう呟く


「彼等はそれを差別としてとらえていないからな」


市の呟きを聞いた渡は市にそう答える

渡の言葉に市は疑問を浮かべた


「どういうこと?」


疑問を浮かべた表情で市は渡や他の人に質問する。


「奴らにとっては差別ではなく区別だからだ

 俺達E級がゴミで奴らB級以上が宝物、ゴミはゴミ箱、

 宝物は宝箱、奴らの大半はそういう思考だ」


橘は話に割り込んで簡単に答える。

その返答に市は真剣な表情になり、考え込む

その後、市は渡を見つめて口を開く


「今回の貴方達の問題、私も手伝っていいかな?」


市は渡達にそう提案した。

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