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アマリスの奇跡  作者: 及川 莉奈
三章 絆
30/61

5年前の悲劇

「では、今から16年前、

王都に近い領土をお持ちになる王家とも縁の深いハーヴェイ公爵は一人の銀髪の赤い瞳の赤ん坊を拾いました。

公爵はこの子が大きな魔力を秘めていることにすぐに気がつきます。

この魔力が悪用されないため、暴走しないため公爵は家から出すことなく育てました。


その赤ん坊は赤い瞳で差別を受けることなく

家族からたくさんの愛情をうけて育ちました。

えぇ、それはもう若干一名の愛は異様でしたわ。

まぁ、そんな風にして美しく成長なさった御令嬢の悲劇は彼女が11歳の時に起こります。



ある夜の日のことでした。

お嬢様が一番信頼なさっていた侍女メリッサが

彼女に薬を飲ませ誘拐したのです。


公爵は慌てました。

何せお嬢様は大きな魔力を持ちます。

お嬢様が悪用されることを恐れたのです。


公爵は犯人から送られてきた手紙の通り公爵自身も洞窟へ向かいました。

公爵が目の前にいるお嬢様を抱きかかえようとしたその時、

公爵は絶命いたしました。

そしてお連れになった兵も皆メリッサによって殺されてしまったのです。



恐怖とショックと怒りで震えたお嬢様は

自身のアマリスの乙女の力と魔族の力を合わせた力が暴走して魔人であるメリッサに大ダメージを与えて追い払い気絶しました。

因みに、アマリスの力というのは、魔法とは別の力、

邪悪な力を清めるアマリスの乙女と同じ力のことですわ。

そして、魔族の力は人間などと違い全ての属性を含めかつ、全てを闇で覆い尽くす偉大な力のことです。


お嬢様が目を覚ますと騎士団の病棟にいました。

そして、騎士団に母親は死に兄は行方不明になったと告げられました。


それからはお嬢様は自分を愛し、守る者もいない中

偏見の目に晒され今日まで生き延びてきたのですわ。


どうです? 気に入っていただけましたか?

公爵令嬢の悲劇の物語? 」


わざとらしい丁寧な話を終え

メリッサは微笑んだ。

冷めた目で。


事情を知らなかったカイルとシャラは絶句していた。


ルークは怒りに満ちた瞳をメリッサに向けた。

「メリッサ! テメェ!! 」


「あら、私の相手なんてしていていいのかしら?

お嬢様が大変なことになっているわよ」


メリッサがクスクスとわらう。


はっとエレノアを見ると

エレノアは2/3以上闇に包まれていた。











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