表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
92/112

第6章-14

ベイン

「ふん・・・」

「剣が使えない?」

「それは気の毒だな!」

「はっはっは!」


カイ

「うるせえ、笑うな!」

「こっちにもいろいろ事情があんだよ!」


アスナ

「カイ・・・」

(剣が使えないのに・・・)

(一体何を・・・)


カイはベインに飛びかかる。


カイ

「おらあああああ!」


ベイン

「バカが・・・」

(見切れない速さじゃねえ・・・)

「溶かしてやるよ!」


カイ

「おらっ!」

カイは突進しながら、何かを投げつける。


エリス

「!?」


ヒュウ

「あれは・・・」


アスナ

「まさか・・・剣の・・・」


カイが投げたのは、ギーガーに折られた剣の柄。

刀身はもちろんない。


ベイン

「!?」

(な・・・なんだ?)

(つ・・・柄・・・?)

(・・・何かあるのか・・・?)

(いや、何にせよ溶かせば問題ない!)


ベインは警戒しつつ、飛んでくる柄を握ろうとする。


その瞬間ー

カイが一気にスピードを上げる。

ビュッ!!


柄を追い越していく。

そして、奥の壁を蹴ってベインの背後を捉える。


柄を意識していたベインが一瞬遅れる。


ベイン

「何!?」


カイ

「おらあ!!」


ベインは柄を握る準備をしていて間に合わない。

ドゴォオオオオ!!!


ベインの顔面にカイの頭突きがめり込んだ。

ーーー


ベイン

「がっ・・・」

地に伏し動かなくなったベイン。


投げられた柄をキャッチしていたアスナは、心配そうにカイを見た。


アスナ

「カイ!」


カイは頭から血が滴るが、ベインを見据えてにっと笑った。


カイ

「どうだ!!」

「剣がないからって・・・」

「なめんなこのやろー!」


ヒュウはキセルの煙を吐いた。


ヒュウ

(剣が使えないからって頭突きかよ・・・)

「剣が直らなかったら、あいつは砲弾だな」


エリス

「すごい、天職を見つけたのねカイ!」


カイ

「はっはっは!!」


アスナ

(そういうことじゃないと思うんだけど・・・)

冷静につっこんでしまった自分のツッコミ癖に、乾いた笑いが出たアスナだった。


挿絵(By みてみん)


ヒュウ

「しかし・・・闇魔法か・・・」

「厄介だな・・・」


アスナ

「そうね・・・しかも5人衆ってことはこんなのが4人も・・・」


エリス

「光の一族の皆さんが苦戦するわけですわね・・・」


カイはにっと笑った。


カイ

「まあおれの剣が直れば大丈夫だ!」

「おれはもともと魔法使えねーし、闇魔法が他の魔法に強いのも関係ないもんね!」


アスナ

「そ・・・そういう見方もできるわね・・・」


ヒュウ

(ほんとにこいつは・・・)

(ポジティブというか何というか・・・)


カイ

「とりあえず、材質探し再開だ!」

続きが気になった方は、ぜひブックマークや下の【☆☆☆☆☆】での評価で応援していただけると励みになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ