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第6章-4

サムライ国側の拠点

目が覚めるカイ


カイ

「うっ・・・」


アスナ

「!」

「カイ!」


カイ

「あ・・・アスナ・・・」


アスナ

「・・・」


バクライ「カイ、起きたか!?」

バクライが近寄ってくる


カイ

「バクライ・・・」

「あれ・・・」

「おれ・・・戦ってて・・・」

ふいにギーガーに剣を折られた記憶が蘇るカイ


カイ

「う・・・」

「うあ・・・」


アスナ

「カイ・・・?」


カイ

「うあああああああ!!」


バクライ

「おい、落ち着け!」


その後、何とかカイをなだめたアスナ・エリス・ヒュウ


カイ

「じゃ・・・じゃあ・・・」

「ハギノさんが・・・」


アスナ

「・・・」


バクライ

「・・・」

「おれもあのギーガーってトカゲ野郎とやったが・・・」

拳を強く握るバクライ


バクライ

「取り逃がした」

「くそ・・・」


バクライ

「とりあえず、今後のことは追って話す」

「今は・・・」

アスナを一瞥するバクライ


アスナ

「?」


バクライ

「ちゃんと休め」


部屋を出るバクライ。

そこに、サムライ国の姫・ミコトが話しかける。


ミコト

「バクライ」

「この度は、赫灼城の奪還、見事であった」


バクライ

「・・・」


ミコト

「・・・ハギノのことは聞いた・・・」

「その・・・」


バクライ

「・・・」


ミコト

「わしは作戦通り、この勝利をきっかけとし、侵略を受ける各国との連合国結成を持ちかけてくる」

「軍はその間お主に任せるぞ」


バクライ

「ああ・・・」

「帝国がいつ攻めてくるかも分からねえ」

「そっちも頼んだぜ」


ミコト

「うむ」

ミコトは少し俯いて話した。


ミコト

「・・・カイは元気か?」


バクライ

「ああ、生きてるぜ」

「何とかな」


ミコト

「そうか」

「・・・」


バクライ

「・・・どした?」


ミコト

「何でもない」

「任せろ、必ず連合国という形で国々をまとめてみせる」


バクライは静かに頷いた。


ーーー

その日の夜


アスナ

「・・・」

「カイ、もう寝よっか」


カイ

「・・・」


アスナ

「・・・」

「おやすみ」


布団に入ったアスナ。


アスナ

(バクライでも倒せなかったギーガー・・・)

(しかも7大団長のうちのたった一人・・・)

(これに勝つなんて・・・どうしたら・・・)

必死に思考をめぐらすアスナの耳に、嗚咽が聞えてくる


アスナ「!?」

布団から飛び出ると、外を見ながら大粒の涙を流すカイの姿があった


アスナ

「カイ・・・?」


カイ

「うっ・・・」

「うっ・・・」

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