第7章-22
その時、カイの白銀の刃が皆の”想いの光”を集め、その光がゼノンの暗黒竜の炎を弱める。
ゼノン
「なんだと・・・」
小さくなる暗黒竜の炎。
スバルは、兄アサヒとの会話を回想する。
ーーー
アサヒ
「ああ・・・」
「その戦士のために、”光を紡ぐ”・・・」
「それがおれが成さないといけないことだ」
スバルは不思議な顔をする。
スバル
「どういうこと?」
アサヒ
「要するに・・・」
「その戦士が立ち上がるのを、一族同士が協力して生き延びて待つ」
「そして、来るときに光の戦士の支えとなる」
「それがおれたちの使命だ」
ーーー
スバルがカイを見て涙を流し始める。
スバル
(そうか・・・)
(おれたちの一族が・・・生き延びることは・・・)
(光を集め・・・)
(”光を継ぐ者”が闇を倒してくれるためのものだったのか・・・)
(これまでのみんなの犠牲は・・・無駄じゃなかった・・・)
大粒の涙が溢れるスバル
スバル
(兄さん・・・!)
(おれ達の戦いは・・・無駄じゃなかったよ・・・!)
スバル
「カイ・・・!」
涙ながらに、鋭い目でカイに向け叫ぶ
スバル
「いけ・・・」
「いけ!!カイ!!」
光の一族の声がする
「いけー!!」
カイ
(光の一族・・・!)
(ありがとう・・・みんな!)
カイ
「おれは・・・みんなのために!!」
「お前を倒す!!」
白銀の刃が大きな光を放つ。
そして、カイの大刀化した白銀の刃が、闇の炎を切り裂く!!
【光術・煌空天星!!】
ズバアアアアアン!!!
ーーー
崩れ落ちるゼノン。
ゼノン
「ガハァッ・・・!」
(ば・・・ばかな・・・)
(や・・・闇の一族の禁忌・・・)
(暗黒竜の焔が・・・)
アマツは心の中でヒカリに話しかける。
アマツ
「見てる?」
「姉さん・・・ジュウザ・・・」
「あなたの息子は・・・立派に守ってくれたよ」
「私たちの里を・・・」
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