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第7章-19

何とか起き上がるカイ。


そのカイに、さらにゼノンが槍で攻撃を仕掛ける。


ゼノン

「死ね!」


アスナ

「カイ!!!」


カイはとっさに剣を構える。

ゼノンの槍と、カイの剣がぶつかる。


バキィイイイン!!と音が鳴る。


両者の目が合う。


カイ

「・・・!」


ゼノン

「どうした!」

「光の戦士の末裔が聞いて呆れるわ!」


アスナ

「カイ・・・!」


カイは静かに、ゼノンを睨み返す。


カイ

「・・・」


カイは、ギーガーとの戦いを思い出していた。


カイ

(確かにこいつは強い・・・)

(けど・・・)


カイの脳裏には、ギーガーとの戦いの光景が浮かんでいた。

ギーガーの黄色い蛇のような目、そして剣を破壊された時の衝撃がありありと思い返される。


カイ

(おれは・・・)


そして、アスナがカイを抱きしめた瞬間を回想した。


カイ

(誓ったんだ・・・!)

(みんなを・・・)

白銀の刃に光がさらに集まる。


カイ

(守りたい・・・)

(もう・・・負けたくない!)

「はあああああっ!!」


アスナ

(想いを力に変える剣・・・)

(カイの想いを、纏ってる・・・?)


カイが力を込める。

ゼノンの剣を押し返していく。


ゼノン

「なっ・・・」

(なんだ・・・)

(こいつの力は・・・!)


ヒュウ

(これが・・・)

(カイなのか・・・)


エリス

「すごい・・・!」


カイ

「この里から・・・」

「出ていけ!!」

ブオオオッと音を立て、カイの剣から放たれるオーラが、

ゼノンの槍を弾き飛ばした。


ゼノン

「何ぃ・・・!」


ーーー


カイ

「終わりだ!ゼノン!」

ズザアアアアン!!


【無術・琥白閃!!】


ゼノンに斬撃が届く!


ゼノン

「がはっ・・・!」


エリス

「やった・・・!」


アスナ

「カイ・・・!」


スバル

(すごい・・・)

(こいつ・・・)


ヒュウ

(光魔法の斬撃・・・)

(闇魔法のゼノンには効くはずだが・・・)


ゼノンは膝をつく。


ゼノン

「ぐ・・・」


カイ

「・・・」

真剣な表情でゼノンを見るカイ。


ゼノン

「ハァ・・・ハァ・・・」


カイ

「ゼノン・・・」

「おれの勝ちだ」

「もうー」


ゼノン

「ハハ・・・」

「ハハハ・・・!」

カイの言葉を遮り、ゼノンはニヤリと笑った。


カイ

「!」


アスナ

(笑ってる・・・?)


ゼノン

「ハハハハハハ!!」

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