第7章-7
アスナは炎を出し、ギロの視界を遮断する。
ギロ
「無駄ですよ!」
ギロが両手を掲げて黒い闇魔法を放つ。
炎が掻き消される。
その瞬間ー
アスナは地面を素早く蹴り、ギロの懐に入る。
アスナ
「はぁっ!」
蹴りを構えるアスナ
しかし、ギロの目が怪しく光る。
アスナ
「!」
蹴ろうとした刹那、ギロの腕がアスナを向き、
闇魔法の斬撃が放たれる。
間一髪で回避するアスナ。
切られた髪の毛がぱらぱらと舞った。
ギロ
「ふふふ」
アスナ
(カウンターで斬撃を合わせてきた・・・)
アスナはギロを睨んだまま思考する。
アスナ
(あの闇魔法に当たると炎が消える・・・)
(けど近づくと闇の刃で真っ二つ・・・)
(どうしたら・・・?)
ギロ
「あの女の居場所を吐かせるどころか・・・」
「私に近寄ることもできないようですね!」
アスナ
「ほんとよくしゃべるわね・・・」
「うるさいから黙ってくれる?」
ギロ
「ふふふふ!」
「まあどうせ居場所を教えはしませんがね!」
アスナ
「あらそう?」
「それじゃ、手加減しなくていいのね?」
ギロ
「ふふふ・・・」
「その強気な物言い、歪ませた時が本当に楽しみです!」
ギロは正面の全方位を切り裂く巨大な闇魔法を展開する。
ギロ「終わりです!」「バラバラになりなさい!」
ズバァアン!!
アスナが細切れになる
しかし、影に消えていく
ギロ
(陽炎・・・!)
その後ろから、アスナが一気に距離を詰める
ギロ
(ですが・・・)
「甘い!」
振り向き様に指先で闇の刃を作り迎撃しようと構えるギロ
しかし、アスナが視界にはいない
ギロ
(なに!?)
(いない?)
「!?」
ギロは足元にしゃがむアスナに気づく
ギロ
「この!」
「大人しく死になさい!」
ギロは低くしゃがむアスナに向け、指先の斬撃を再度作る
アスナ「はぁっ!」
しゃがんだ状態から、ギロが構えた”斬撃を込めた右腕”の肘を蹴り抜く!
ギロが指先にまとった斬撃が自分の身体に直撃する。
ギロ「ぐわあああああああ!!!」
崩れ落ちるギロ。
アスナ
「闇魔法、強力な属性よね?」
「けど・・・」
「自分でも取扱い注意だったみたいよ?」
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