第7章-6
ヒュウとアスナは手分けして城の内部に潜入し、エリスを探す。
闇の城にある大広間。
光の一族・スバル、闇の一族5人衆、No2 ”ツヴァイター”・ルナ、ヒュウが鉢合わせる。
ルナ(小太りで舌を出した男)が、にやりと笑って話す。
ルナ
「ほう・・・」
「光の一族に、下界のもの・・・」
「ほっほっほ」
スバル
「なんでお前がここに・・・!」
「ソトモノのクソサムライが・・・話に首突っ込んできやがって」
「ここではっ倒してやるよ!」
ヒュウ
「あ?」
「こんなしけた里のもめ事なんか興味ねーよ」
「本当にクソだりぃガキだなてめーは」
ルナ
「仲間割れか?」
「グフフ」
ヒュウ・スバル
「誰が仲間だよ!」
スバル
「まあいい」
ヒュウ
「ああ」
「この闇のやつもおめえもぶっ倒して先に進むだけだ」
「恨みっこなしだぜ?坊や」
スバル
「この・・・!」
ルナ
「グフフフフ!!」
「何人いようと、おれには関係ない!」
ーーー
その頃、アスナはエリスを探す途中で、細い城の通路に差し掛かる。
突然、魔法の気配を感じる。
アスナ
(…来る!)
目の前を黒い魔法が飛ぶ。
思わず炎で迎撃するも、その黒い魔法はアスナの炎属性の攻撃を掻き消す。
黒い魔法の斬撃がアスナのほほに軽く当たる。
頬からうっすらと血が流れるアスナ。
奥から、長髪・長身で痩せた男が近づいてくる。
アスナ
「あんたも闇の一族の・・・」
ギロ
「初にお目にかかります、お嬢さん」
「私は闇の一族5人衆の一人、No.4 ”フィールター”・ギロ」
アスナ
「・・・」
(あの闇魔法・・・斬撃として飛ばしていた・・・)
ギロはアスナを舐めるように見る。
ギロ
「ふふふ、素晴らしい」
アスナ
「?」
ギロ
「やはり・・・切るのは若い女に限る・・・!」
「柔らかい肌が、スパッと切れて・・・白い肌に鮮血が・・・」
「素晴らしい・・・」
アスナ
「・・・何が楽しいのかは分からないけど・・・」
「あんたが救いのなさそうなやつって分かって安心したわ」
拳を構えるアスナ。
アスナ
「ほら、エリスをどこにやったの?」
「怒らないから、さっさと教えなさい」
ギロ
「ふふふふふ」
「強気な表情も素晴らしい!」
「苦痛に歪むのが楽しみですねえ!」
続きが気になった方は、ぜひブックマークや下の【☆☆☆☆☆】での評価で応援していただけると励みになります!




