表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪夢の魔女と死んだ恋  作者: かなゑ
始まり

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/28

2

「にゃー」


歩いていると、足元に白い猫が擦り寄ってきた。

尻尾をゆらゆらと左右に揺らし、喉を小さく鳴らしている。

その仕草に、思わず笑みがこぼれた。


「お出迎えに来てくれたんですか? ソルーナ。あなたは、ソファで寝ている猫とは違いますね。今日も綺麗です」


彼女はご機嫌な様子で、「にゃっ」と短く鳴く。

少しだけ背を撫でてから母屋へ向かうと、気品ある足取りで、当たり前のように隣を歩いてくれた。

母屋の扉を開け、部屋を見渡す。差し込むのは温かな日差しだけで、人の気配はない。

キッチンに入り、出窓を開けてやると、ソルーナは静かにその場所へ姿を現した。

近くの棚から紅茶を取り出す。

今日は、出かける前に焼いたパイに合わせて、アッサムを選ぶ。


(……いい匂い。お腹が空いてきちゃった)


我慢できず、パイにかぶりつく。

バターの香りと、しっとりとした口当たりが広がり、思わず息が漏れた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ