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エピソード6:ともきー3ー

こちらは『エピソード6:ともきー3ー』

高速バスで約三時間の、中距離恋愛。

私達は付き合っている間毎日電話を欠かすことはなかった。


二回目に会ったのは…どうやらプリクラのアプリを見たところ、7月9日。約二週間後である。

今度は私の友人が働いていた海沿いのお洒落なカフェに行くことになった。


私はともきを待つ間、最寄り駅でルンルンしていた。

「お待たせ」…電車が到着し、ともきが私に声をかけてきた。

二回目とはいえ、少し期間を置いて会ったため私の緊張は若干再燃していた。


駅からどれくらいだろう…歩いて20分くらいだったろうか。

私達は手を繋ぎ、話しながら友人の働くカフェに到着した。


後述になるが…ともきは酷いアトピー性皮膚炎を患っていた。

「ゾンビみたいな俺の手で、しえると手を繋いでいいのかわからない。」…一度目に会う前から、ともきはそんなことを言っていた。

私は「そんなこと気にしない」と言って実際気にしてはいなかったが、手や腕、首元など…言葉を選ばず伝えると’’可哀相、痛々しい’’ほどだった。


まあ何はともあれ、カフェに到着した私たち。

予め行くことを伝えていたためか、友人は予約席を確保してくれていた。

そこは海が綺麗に見える、二人掛けのソファ席だった。


注文を終えた私たちは、お喋りをしながら注文が届くのを待った。

届いたのは、お洒落なカラーのドリンクとちょこっとしたスイーツ。

「インスタ映えだね」…そう言って二人で写真を撮った。


会計のため席を立ちレジに向かうと、友人がでてきて「お代は結構です。」そう言ってくれた。

驚いた私たちだが、友人のその気遣いに甘えることにした。

「歩いてくるの大変だったでしょ、帰りも気を付けてね。」友人はそう言って見送ってくれた。


私の地元は田舎なので、電車が一時間に一本程度しかない。

以前もともきと泊まったホテルは二つ隣の駅。

またそこに泊まるため、私たちは時間の潰し方を考えた結果公園に行くことにした。


鉄棒で遊んでみたり…ともきといると時間の流れは早く感じ、あっという間に電車の時刻になった。

私達はまたプリクラを取りに行って、ホテルに宿泊した。


その頃の私のメンタルは…かなり情緒不安定だった。

ホテルでともきに泣きついて、困らせたのを覚えている。

ともきは優しく私を宥めて「大丈夫、大丈夫だよ。」…そう言ってくれた。

ここまでお読みくださりありがとうございます。

『エピソード6:ともきー4ー』に続きます。

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